Wikimedia財団

E1345 - カタルーニャ州の公共図書館とWikipediaが記事入力で協力

E1345 - カタルーニャ州の公共図書館とWikipediaが記事入力で協力

2012年8月23日,スペインのカタルーニャ州の公共図書館がWikipediaに公式に協力することが公表された。これは,州内の公共図書館が利用者に対しWikipediaコンテンツ登録を推進するとともに,図書館員によるコンテンツ登録の協力を行うものである。この協力関係は,図書館や博物館等のいわゆるGLAMとWikimediaの活動との連携プロジェクト“GLAM-Wiki”への協力として行われるもので,同種の取り組みは図書館界において世界初の試みとされている。...

Wikipediaが検索ログをパブリックドメインで公開開始

Wikipediaを含むWikimedia Foundationの全プロジェクトが、その検索ログの公開を開始しました。2012年9月19日から毎日、前日分のログファイルが公開されていきます(3か月前のぶんまで公開予定とされています)。検索ログには、タイムスタンプや検索キーワード、検索結果数などの10項目が含まれており、IPアドレスなどの削除に加えてメールアドレスやクレジットカード番号などを検索キーワードに含んだものを排除する匿名化処理が行われているということです。ログファイルはクリエイティブコモンズのCC0(パブリックドメイン)ライセンスで公開されています。

Wikimedia財団、英語版Wikipediaの記事を電子書籍化できる機能をリリース

2012年9月17日、Wikimedia財団が、英語版Wikipediaの記事をEPUB形式等でエクスポートできる機能をリリースしました。これにより、Wikipediaの記事を利用した電子書籍を作成し、オフライン環境でもモバイル端末・タブレット端末等での利用等が可能になるとのことです。

Book creator
http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Special:Book&bookcmd=book_creator&referer=Main+Page

2012年ウィキメディア国際カンファレンスに先駆けて“Wikipedia Loves Libraries”関連イベントが開催(米国)

2012年7月11日に米国ワシントンD.C.でウィキメディア財団の取組“Wikipedia Loves Libraries”に関連したイベントが開催されます。これは、現在OCLC Researchに「ウィキペディアン・イン・レジデンス」として採用されているMax Klein氏が企画したもので、ウィキペディアと図書館・文書館の関係を深めることを目的としたもののようです。翌12日からは、同じくワシントンD.C.のジョージワシントン大学において、2005年より毎年開催されているウィキメディア国際カンファレンス“Wikimania”が始まります。

Wikipedia Loves Libraries
http://www.oclc.org/research/events/2012-07-11.htm

Wikipedia Loves Libraries - Wikimania 2012 in Washington, D.C.
http://wikimania2012.wikimedia.org/wiki/Wikipedia_Loves_Libraries

Wikimania 2012 in Washington, D.C.
http://wikimania2012.wikimedia.org/wiki/Main_Page

様々なデータを機械利用可能な形で登録する“Wikidata”プロジェクトの提案

Wikimedia財団のウェブサイトに、様々なデータを機械利用可能な形で登録するプロジェクト“Wikidata”の提案が掲載されています。Wikipediaと同様にエディターにより編集されますが、機械が理解可能な構造化されたデータとすることで、多言語で利用したり、図表に利用したり、自動的に質問に答えたりといったことが可能になるとされています。WikipediaやWikimedia Commons等の他のプロジェクトを支援するものして位置付けられているようです。タイムスケジュールでは、2013年にかけて準備が進められるとされています。

Wikidata
http://meta.wikimedia.org/wiki/Wikidata

Wikidata/Introduction(概要説明)
http://meta.wikimedia.org/wiki/Wikidata/Introduction

オンライン海賊行為防止法(SOPA)等への抗議のためWikipedia英語版ページが24時間停止へ

2012年1月16日、米下院に提出されたオンライン海賊行為防止法(Stop Online Piracy Act:SOPA)と上院のPROTECT IP(Preventing Real Online Threats to Economic Creativity and Theft of Intellectual Property Act of 2011)法への抗議のため、1月18日にWikipediaの英語版ページが24時間停止(ブラックアウト)されると発表されています。同法がインターネットのフリーかつオープンな性格を損なうものであり、米国内において国外のウェブサイトの検閲を行なうための新たなツールをもたらすものであるとの危機感が表明されているようです。

(2012/1/20追記)
一部表現の修正を行いました。

Press releases/English Wikipedia to go dark (Wikimedia Foundation 2012/1/16付けの記事)
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/English_Wikipedia_to_go_dark

Wikipedia: SOPA initiative/Action(Wikipedia内のページ)

韓国国立中央図書館で図書館とWikipediaの協力についてのイベントが開催される

2011年11月19日に、韓国国立中央図書館で、Wikipediaと図書館の協力についてのイベント「Wikipedia学校」が開催されたようです。イベントは「Wikipediaと知識共有運動」「図書館とWikipediaとの協力ワークショップ」等から構成され、Wikimedia財団の関係者、韓国国立中央図書館の研究員、Wikipediaの記事執筆者(ウィキペディアン)等による発表等が行われたようです。

위키백과:위키백과 학교(イベントについてのWikipediaのページ)
http://ko.wikipedia.org/wiki/%EC%9C%84%ED%82%A4%EB%B0%B1%EA%B3%BC:%EC%9C%84%ED%82%A4%EB%B0%B1%EA%B3%BC_%ED%95%99%EA%B5%90

Wikipedia日本語版の編集者を対象としたアンケート調査結果が公表

Wikimedia財団は2011年4月にWikipedia編集者を対象とした22か国語のアンケート調査を行いましたが、東日本大震災後の状況に配慮して、そこに日本語は含まれていなかったそうです。7月の終わりにWikipedia日本語版の編集者に向けたアンケートを実施することができ、208人から有効回答を得たそうです。その結果が公開されています。

Wikipedia Editor Topline - Japanese Edition (PDF文書:29ページ)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0d/Wikipedia_Japanese_Editor_survey.pdf

Wikimedia財団、2011-2012年の年次計画を発表

2011年7月12日に、Wikimedia財団が2011-2012年の年次計画を発表しています。計画では、2012年6月までに、モバイル端末を通じてのWikipediaの閲覧を20億ページビューまで増加させること、Wikipedia編集者を95,000人に増やすこと等の7項目の目標が掲げられているようです。

Wikimedia Foundation 2011-12 Annual Plan (PDF)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/foundation/3/37/2011-12_Wikimedia_Foundation_Plan_FINAL_FOR_WEBSITE_.pdf

2011-2012 Annual Plan Questions and Answers
http://wikimediafoundation.org/wiki/2011-2012_Annual_Plan_Questions_and_Answers

Wikimedia 2011-12 Annual Plan Released (Wikimedia 2011/7/12付けの記事)
http://blog.wikimedia.org/2011/07/12/wikimedia-2011-12-annual-plan-released/

参考:

Wikipedia編集者たちの素顔、その動機 Wikimedia財団が2011年国際アンケート調査の結果を公開開始

Wikimedia財団は、2011年4月に世界中のWikipedia編集者を対象としたアンケート調査を行ったそうです。目的は、Wikipediaの記事を編集しているのはどんな人たちで、どういった動機で行っているのか、そして、編集は彼らにとってどんな経験で、いったい何を求めているのか、について調べることだそうです。5,000人以上の回答が得られたこのアンケート調査の結果がWikimedia財団のブログで公開され始めました。今後2か月かけてこの調査の結果について報告していくとのことです。6月10日付けのブログ記事では、回答者のプロフィールと編集の動機について紹介されています。編集者の年齢層は40歳以上が28%、22-29歳が26%、30-39歳が19%と続き、学歴は学部卒が35%、高卒が30%、修士・博士卒が26%、性別は男性が90%だったそうです。また、Wikipediaを編集する理由の上位5位は、「ボランティアで知の共有に関わるというアイディアが気にいったから」、「情報はあらゆる人に無料で提供されるべきだから」、「自分が専門とする分野で貢献するのが好きだから」、「楽しいから」、「オープンとコラボレーションというWikipediaの哲学が好きだから」、というものだったそうです。

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