Wikimedia財団

UNESCOドイツ委員会、Wikimedia Deutschland等、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイドを公開

UNESCOのドイツ委員会やWikimedia Deutschland等が、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイド“Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences”を公開しました。関心を持っている個人や団体に、オープンコンテンツライセンスの利用や活用のためのガイドラインを提供することを目的とし、ライセンスの機能の説明や個人の必要にあったライセンスの選び方、オンライン上のオープンコンテンツの見つけ方等が掲載されているとのことです。

Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences (PDF:80ページ)
http://www.unesco.de/fileadmin/medien/Dokumente/Kommunikation/Open_Content_A_Practical_Guide_to_Using_Open_Content_Licences_web.pdf

Open Content - A Practical Guide to Using Creative Commons Licences(Wikimedia)

カナダのケベック国立図書館・文書館、ウィキメディア・カナダと協力し、写真の提供へ

2014年10月18日、カナダのケベック国立図書館・文書館(Bibliothèque et Archives nationales du Québec:BAnQ) がウィキメディア・カナダと協力し、同館の所蔵する写真のコレクションをWikimedia財団が運営するウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)にアップロードする試行プロジェクトを実施すると発表されています。

提供される予定のコレクションは、フリーランスの写真家Conrad Poirier氏(1921-1968)の写真で、The Montreal Gazette、La Patrie、La Presse等に掲載されたものを含むとのことです。1932年から1960年の間に撮影された約20,000枚の写真のコレクションからは、主に1930年代や1940年代のケベックの都市の発展や社会の変化をうかがうことができるとのことです。

現在、700件の写真がウィキメディア・コモンズにアップロードされており、今後同党の件数が公開される予定とのことです。

カナダにおいては、この事例が、GLAMの機関とウィキペディアが協力する初めての事例とのことです。

First GLAM collaboration in Canada with BAnQ(Wikimedia Blog, 2014/10/18)

De GruyterもWikipedia編集者にアクセス権を提供:The Wikipedia Library

2014年10月1日、De Gruyterが、Wikipediaの編集にあたって、その編集者が同社の電子書籍、ジャーナルやデータベースに自由にアクセスできるよう、1,000アカウントの寄付を行うと発表しています。

The Wikipedia Libraryは、Wikipedia編集者を支援するため、アカウントの寄付を求める活動をしているとのことです。

De Gruyter donates access to top Wikipedia editors(De Gruyter, 2014/10/1)
http://www.degruyter.com/dg/newsitem/114/de-gruyter-donates-access-to-top-wikipedia-editors

The Wikipedia Library
http://en.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:The_Wikipedia_Library

参考:
E1528 - 図書館とウィキペディアのこれからの関係は?
カレントアウェアネス-E No.253 2014.02.06
http://current.ndl.go.jp/e1528

Wikimedia Commonsが開始から10周年

2004年9月7日に正式に開始されたWikimedia Commonsが、10周年を迎えたとのことです。Wikimedia blogに掲載された記事によると、Wikimedia Commonsでは、現在までに2,200万点の画像が登録されているとのことです。また記事中では、過去10年の間に、画像のアップロード等に携わった人が400万人(いること、文化機関(GLAM;Galleries、Libraries、Archives、Museums)との協力によりコンテンツが充実したこと、特にフランス国立図書館(BnF)、ドイツ連邦公文書館、米国国立公文書館(NARA)などからの寄贈があったこと、等が言及されています。

Will you join in celebrating the 10th anniversary of Wikimedia Commons?(Wikimedia blog, 2014/9/5付け)
https://blog.wikimedia.org/2014/09/05/celebrating-the-10th-anniversary-

関連:
A guide to getting started on Wikimedia Commons(Wikimedia blog, 2013/8/29付け)

ウィキメディア財団、透明性レポートを公開

2014年8月6日、ウィキメディア財団(Wikimedia Foundation)が透明性レポート(Transparency Report)を公開しました。ウィキメディア財団は政府、個人、企業等からユーザー情報の公開や、コンテンツの変更等のリクエストを受けており、このレポートでは、同財団が受け取ったリクエストの数、どの国からのリクエストか、どのように対応したか等の二年分のデータがまとめられているとのことです。

Wikimedia Foundation releases its first transparency report(Wikimedia blog, 2014/8/6)
http://blog.wikimedia.org/2014/08/06/wikimedia-foundation-releases-first-transparency-report/

GLAM向けのWikipediaへのコンテンツアップロードのためのツール“GLAMwiki Toolset”が公開

2014年7月22日のEuropeanaのブログで、GLAM(美術館(Galleries)・図書館(Libraries)・公文書館(Archives)、博物館・(Museums))が、そのデジタルコンテンツをWikipediaで公開するためのツール“GLAMwiki Toolset”が紹介されています。

GLAMwiki Toolsetは、オランダ、英国、フランス、スイスのWikimediaとEuropeanaが協力して開発したもので、GLAMの画像や動画、音声などのコンテンツをWikimedia Commonsにアップロードするためのシステムの提供とGLAMのコンテンツの利用と再利用の統計レポートの提供を目的として作成されたとのことです。

Sharing multimedia on Wikipedia now easier with new tool(Europeana, 2014/7/22)
http://pro.europeana.eu/pro-blog/-/blogs/2247110

Commons:GLAMwiki Toolset Project
https://commons.wikimedia.org/wiki/Commons:GLAMwiki_Toolset_Project

BaGLAMa

The Wikipedia Libraryの枠組みを利用した取り組みが順調:British Newspaper Archiveもアカウントを提供

Wikimedia blogに“Expanding local history with The Wikipedia Library”と題する記事が2014年7月22日付けで掲載されています。これによると、The Wikipedia Libraryは、これまでの成果を受け、アクセス可能な研究資料の拡大に向けての交渉も進行しているようです。

記事では、特に良い情報源として英国図書館(BL)のBritish Newspaper Archive(BNA)が取り上げられています。BNA(記事閲覧は有料)は、当初50アカウント分の無料アクセスがThe Wikipedia Libraryのために提供され、さらに初期に希望が多かったため100アカウントに拡大したそうです。またそのコンテンツにより、18世紀、19世紀、20世紀の英国等に関するWikipedia記事の情報源となっているそうです。記事の例として、以下の記事へのリンクが張られています。

BNAを参照している記事例
Swithland Reservoir
https://en.wikipedia.org/wiki/Swithland_Reservoir

1884 FA Cup Final
https://en.wikipedia.org/wiki/1884_FA_Cup_Final

The Wikipedia Library、Wikipedia編集者が自由にアクセスできるデータベースの範囲を拡大

The Wikipedia Libraryは、Wikipedia編集者を支援するため、編集者がデータベースに自由にアクセスできるようアカウントの寄付を求める活動をしています。2014年6月18日付のSignpostで、JSTOR、Credoのアカウントが追加されたと紹介されています。また、18世紀から20世紀の英国の新聞をデジタル化したBritish Newspaper Archive、1931年から世界のニュースの抄録を収録するKeesings World News Archivesについても新規にアカウントが追加されたとのことです。

Wikipedia:Wikipedia Signpost/Single
In brief Wikipedia Library expands with new JSTOR accounts, others:
http://en.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Signpost/Single#In_brief

The Wikipedia Library
http://en.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:The_Wikipedia_Library

参考:
E1528 - 図書館とウィキペディアのこれからの関係は?

WikiConference USA, 初開催へ

2014年5月30日から6月1日にかけて、ニューヨークで開催されるとのことです。2014年1月28日付で、ウィキメディア支部であるWikimedia District of ColumbiaとWikimedia New York Cityがアナウンスしています。

アナウンスによると、このカンファレンスでは、“ウィキペディアの将来”に意識をおき、ウィキメディアによる文化機関へのアウトリーチ、コミュニティ構築、技術開発、教育における役割についてのワークショップ、パネル、プレゼンテーション等のプログラムを含むとのことです。また基調講演や一部のワークショップ、パネルについては、録画され、ストリーミング配信されるとのことです。

GLAM( 美術館(Galleries)・図書館(Libraries)・公文書館(Archives)、博物館・(Museums))に関するものも含まれるようです。

Wikicon USA 2014
http://wikiconferenceusa.org/wiki/Main_Page

WIKIMEDIA CHAPTERS ANNOUNCE WIKIPEDIA CONFERENCE WIKICONFERENCE USA”(2014/1/28付け)

Wikimedia財団、設立から10年を迎えた2012-2013年の年次報告を公表

Wikimedia財団が、2014年1月21日、“Ten years of sharing and learning”と題して、2012年-2013年の年次報告を公表しています。Wikipmedia財団は2003年に設立されて10年を経たということで、それを祝す20件以上のコメント等が含まれています。

2012-2013年期には、200万人以上の人が5,000万米ドル相当以上の寄付があり、また記事編集1億6,000万件、新規のWikipedia記事490万件、画像・音声・動画等の掲載430万件があったとのことです。

Ten years of sharing and learning (WMF 2012-13 Annual Report)(2014/1/21付け)
https://blog.wikimedia.org/2014/01/21/wikimedia-foundation-annual-report/

PDF版
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/ce/Wmf_AR12_v11_SHIP_2pp_hyper_14jan14.pdf

Wiki版

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