Internet Archive、Microsoft社、Amazon.com社、Yahoo!社、図書館協会等がGoogleブックスの和解案に対抗するために組織したOpen Book Allianceはこのほど、Googleブックスの和解案がどのように国際法と条約を犯すのか、その詳細を論じた総合的分析報告書を発表しました。
スペイン高等科学研究院が作成する世界リポジトリランキングの2009年7月版が公開されています。GoogleやYahoo!などの主要なサーチエンジンを使った量的な指標4項目を独自の比重で結びつけてランキングしています。1位は米国の社会科学研究のリポジトリ“Social Science Research Network”で、日本では京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)が24位に、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)が44位にランクされています。
Internet Archive、Microsoft社、Amazon.com社、Yahoo!社、複数の図書館協会などが、Googleブック検索の和解案に対抗するグループを結成するというニュースが報じられていましたが、2009年8月26日、このグループが“Open Book Alliance”として正式に発足しました。Open Book Allianceの代表は、Internet Archiveのブラントリー(Peter Brantley)氏と、弁護士のレバック(Gary Reback)氏が務めます。Open Book Allianceには現在のところ、New York Library Association、Special Libraries Associationの2つの図書館協会が参加しています。