Microsoft

コーネル大学図書館、デジタル化した蔵書8万点以上をAmazon.comのサービスでオンデマンド提供へ

米国コーネル大学図書館が2009年2月3日、Amazon.com社のサービス“Print on Demand”を利用して、デジタル化した蔵書8万点以上を2009年末までにオンデマンド出版することを発表しました。同館はすでに、およそ6,000タイトルを同サービスからオンデマンド出版しており、これを拡大するものです。提供するのはすべて米国でパブリック・ドメインになっているものであり、かつ、その多くは現在絶版になっています。

Microsoft書籍デジタル化事業撤退の波紋

2008年5月、Microsoft社は書籍デジタル化事業から撤退し、また、2006年から提供してきた書籍検索サービス“Live Search Books”と学術文献検索サービス“Live Academic Search”を終了することを発表しました。イエール大学は、このMicrosoft社の決定が同大学図書館の書籍デジタル化事業を行き詰らせているとする記事を、大学新聞に掲載しました。当初の予定では10万冊の蔵書がデジタル化される予定でしたが、Microsoft社が資金提供を中断してしまうためそれは叶わず、すでに資金提供がなされている3万2千冊のデジタル化の完遂のみが保障されたということです。イエール大学図書館は事業継続のために新たな提携先を探す必要がありますが、先行きは不透明だということです。

Library digitization efforts stall

コーヒーショップより多くの図書館を、世界中に

マイクロソフト社で活躍していたウッド(John Wood)氏は、マイクロソフト社を退社後、社会奉仕活動家へと転進し、“Room to Read”という、発展途上国に図書館を建設する慈善事業を率いています。華やかな表舞台から身を引き、なぜ今の仕事に従事しようと考えたのか、ウッド氏のインタビューがウェブで公開されています。ウッド氏は、スターバックスのようなコーヒーショップチェーンよりも多くの図書館を世界中に創ることを目指しているそうです。

The Starbucks of Libraries(Story aired: Monday, August 18, 2008)
http://www.here-now.org/shows/2008/08/20080818_5.asp

Microsoft、フリーのソフトウェアで学術情報流通の促進を支援

Microsoft社のヘイ(Tony Hey)氏は、2008年7月28日に開催された“Microsoft Research Faculty Summit”の場で、Microsft社は、特定の協同研究プロジェクトの支援に加え、研究のプロセスそのものを支援するような役割を担っていくということを強調しました。この目的を達するため、Microsoft社は、学術コミュニケーションのライフサイクル全体を通して、研究者が研究成果の刊行、保存、データ共有をシームレスに行うことを可能にするフリーのソフトウェア(Add-ins、Microsoft e-Journal Service、Research Output Repository Platform、Research Information Centre)の提供を開始しました。

Microsoft、WordをDAISYに変換するアドイン"Save As DAISY XML" Translatorの提供を開始

マイクロソフト(Microsoft)社は、Word形式の文書を視覚障害者向けデジタル録音図書の規格"DAISY"形式に変換するアドイン"Save As DAISY XML" Translatorの提供を開始しています。

2007年11月に開発が発表されたもので、DAISYコンソーシアム(DAISY Consortium)とともに共同開発されてきました。

Microsoft, DAISY Make Reading Easier for People With Print Disabilities
http://www.microsoft.com/Presspass/press/2008/may08/05-07SaveAsDAISYPR.mspx

"Save As DAISY XML"のリリースに関するニュース - (財)日本障害者リハビリテーション協会

E792 - Microsoft,書籍デジタル化事業等から撤退

2008年5月,Microsoft社は,2006年から提供してきた書籍検索サービス“Live Search Books”(E581参照)および学術文献検索サービス“Live Academic Search”(E473CA1606参照)を終了すると発表した。あわせて, 出版社や図書館と協同して実施してきた,“Live Search Books”向けの書籍デジタル化事業も終了することになった。...

マイクロソフト、出版社と協力して、新サービスをスタート

マイクロソフト社がマガジンハウス社と「コラボ」して、新しいサービス“MSNマガジンサーチ”をスタートさせました。マガジンハウス社が出版する雑誌“Tarzan”や“Hanako”のバックナンバーを無料で閲覧・検索でき、必要な情報にはウェブ上で付箋を貼ったり、整理することもできます。今後、雑誌のタイトルが徐々に増えていくようです。

MSNマガジンサーチ
http://magazine.jp.msn.com/

MSN、雑誌のバックナンバーを検索・閲覧できる「マガジンサーチ」開始
- CNET Japan 2008/05/29付けの記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20374221,00.htm

MSN、「Tarzan」「Hanako」のバックナンバー検索・閲覧可能に

BL、Microsoftとのデジタル化プロジェクトについて公式発表

英国図書館(BL)とマイクロソフト(MS)社が共同で進めている書籍電子化プロジェクトについて、BLから公式発表がありました。
プレスリリースによると、MS社とは19世紀に刊行された文学作品約8万点について、マイクロソフト社と共同で電子化を進めているとのことです。
1日あたり約7.5万ページの割合でデジタル化を進めており、現時点で約4万点のデジタル化が終了し、残る約4万点についても、MSと締結した契約条項に基づき、スキャン作業を進めてゆくそうです。デジタル化作業は、BL館内に設置したデジタル化スタジオ(digitisation studios)で実施しているそうです。
また“Turning the Pages 2.0”など、MS社との共同プロジェクトについても、引き続き進めていくとしています。

Microsoftの書籍デジタル化事業からの撤退に対し、Internet Archiveは…

Microsoft社が書籍デジタル化事業から撤退することを発表したことに対し、同社も参加するデジタル図書館プロジェクト、“Open Content Alliance(OCA)”を主導しているInternet Archiveがコメントを発表しています。Internet Archiveは、これまでの活動へのMicrosoft社の資金援助、同社提供のデジタル化のための設備が今後も継続して利用可能であること、パブリックドメインの書籍に対するこれまでの契約上の制限を同社が撤廃すると発表したこと、に対し、謝意を表明しています。

Books Scanning to be Publicly Funded
- Internet Archive 2008/05/23付け発表
http://www.archive.org/iathreads/post-view.php?id=194217

Microsoftが"Live Search Books"と"Live Search Academic"から撤退

マイクロソフト(Microsoft)社が、書籍の大規模デジタル化プロジェクト"Live Search Books"と学術情報検索サービス"Live Search Academic"からの撤退を発表しています。

両プロジェクトでは、これまでに75万冊の本のデジタル化と、8000万件の雑誌論文のデジタル化をおこなってきていましたが、自社でデジタル化するよりも今後は図書館や出版社のリポジトリ構築を助け、それらをクロールする方が検索エンジン企業として効率的であると判断したとのことです。

Book search winding down
http://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2008/05/23/book-search-winding-down.aspx

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