Microsoft

学術文献検索サービス“Microsoft Academic Search”が大幅アップデート 検索可能分野が5から14に増加へ

米国のMicrosoft社は2006年から“Live Search Academic”という学術文献検索サービスを提供していました。2008年5月に同サービスを中止した後、同社の研究部門Microsoft Research Asiaが2009年10月に同種のサービス“Microsoft Academic Search”をリリースしました。当初はカバーされる分野がコンピュータサイエンスのみでしたが、2011年3月に化学、工学、数学、物理学の4分野が追加されていました。

2011年6月のアップデートによって、Microsoft Academic Searchの検索可能文献数は1,570万から2,710万へと増加したそうです。また、今後数か月間で、生物学・生物化学、臨床医学、免疫学、微生物学、分子生物学・遺伝学、神経科学、薬理学・毒性学、植物学・動物学、精神医学・心理学、の9分野が追加され、カバーされる分野は全部で14になるそうです。

その他、新機能として、地図上で研究機関を探すことができる“Academic Map”や、2つの機関の間で出版文献数、被引用数、h-indexなどの指標を比較するツール“Compare Organizations”などがリリースされたそうです。

Microsoft Academic Search

フランス国立図書館、Microsoftと提携してGallicaのコンテンツをBingからアクセス可能に

フランス国立図書館(BNF)が、同館の電子図書館であるGallicaのコンテンツ125万件をMicrosoft社が提供する検索エンジンBingからアクセス可能にすることでMicrosoft社と合意したようです。現在開発中のフランス版Bingの提供開始に合わせて、2011年からアクセスできるようにする予定とのことです。

La BnF et Microsoft signent un accord facilitant
l’accès au patrimoine numérisé par la BnF
http://www.bnf.fr/documents/cp_accord_bnf_microsoft.pdf

La BNF préfère Microsoft à Google(Figaro 2010/10/7付けの記事)
http://www.lefigaro.fr/medias/2010/10/07/04002-20101007ARTFIG00806-la-bnf-prefere-microsoft-a-google.php

Microsoft's Bing Gains Access to France's Archives(ABC News 2010/10/7付けの記事)

長期デジタル保存を目指した非営利団体“Open Planets Foundation”が設立

欧州委員会主導の、デジタルコンテンツの保存と長期アクセスに関する4年間のプロジェクト“Planets”の完了に伴い、このほど長期的なデジタル保存を目指した非営利団体“Open Planets Foundation”が設立されたとのことです。Planetsプロジェクトの作業を発展させ、国際的なデジタル保存に関する共同体を構築することを目的としており、参加館に対して、技術や助言、オンラインサービス等を提供するとのことです。設立に際しては、英国図書館(BL)を中心に、オランダ王立図書館やデンマーク王立図書館、Microsoft Research等が資金提供を行ったようです。

Europe lays Foundation for preserving digital heritage(BLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100806.html

Open Book Alliance、Googleブックス訴訟に関する総合的分析報告書を発表

Internet Archive、Microsoft社、Amazon.com社、Yahoo!社、図書館協会等がGoogleブックスの和解案に対抗するために組織したOpen Book Allianceはこのほど、Googleブックスの和解案がどのように国際法と条約を犯すのか、その詳細を論じた総合的分析報告書を発表しました。

分析報告書本文
http://www.openbookalliance.org/wp-content/uploads/2010/05/Arato-Memo.pdf

Open Book Alliance Releases Comprehensive Analysis of Proposed Google Books Settlement - Information Today 2010/5/17付けの記事
http://newsbreaks.infotoday.com/Digest/Open-Book-Alliance-Releases-Comprehensive-Analysis-of-Proposed-Google-Books-Settlement-67199.asp

参考:
Internet Archive、Microsoft、Amazon、Yahoo!など、“Open Book Alliance”を正式発足

E1036 - “DAISY Translator”日本語版の提供がスタート

2010年4月6日,DAISYコンソーシアム,財団法人日本障害者リハビリテーション協会及びMicrosoft社は,電子書籍のバリアフリー化へ向けた取り組みを協力して行うと発表し,その会見の様子が複数のメディアで報じられた。バリアを軽減するには文書が適切なフォーマットで電子化されることが必要であるとし,同日から,Microsoft社の文書作成ソフトWordを「DAISY」(CA1486参照)形式の文書を作成できるように機能拡張するためのアドインソフト“DAISY Translator”の日本語版の無償提供が開始された。...

DAISYコンソーシアム、日本障害者リハビリテーション協会及びMicrosoft社、電子書籍をバリアフリー化へ

Microsoft社が、DAISYコンソーシアム、日本障害者リハビリテーション協会と共同で、電子書籍のバリアフリー化へ向けた取り組みを行うと発表しています。また、2010年4月6日から、同社のWordを使ってDAISY形式の文書を作成できるアドインソフトウェア“DAISY Translator”の日本語版の無償提供を開始しているとのことです。

DAISYコンソーシアム、日本障害者リハビリテーション協会、マイクロソフト 電子書籍のバリアフリー化に向けた取り組みで協力(Microsoftのプレスリリース)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3837

マイクロソフト、電子書籍バリアフリー化に向けWord用アドイン無償公開(INTERNET Watch 2010/4/6付けの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100406_359377.html

DAISY Translator日本語版
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/software/

参考:
CA1486 - 米国におけるデジタル録音図書をめぐる動き-NLSを中心に- / 深谷順子

英国図書館、19世紀の小説コレクションをKindle向けに提供へ

英国図書館(BL)が所蔵する19世紀の小説コレクションをAmazon.com社の電子書籍リーダー“Kindle”向けに無料で提供する計画があると報じられています。2010年春から65,000冊以上のコレクションが利用可能になるとのことです。英国政府からの1億ポンドの交付金の他に、Microsoft社が資金援助を行っているようです。

British Library to offer free ebook downloads(Times Online 2010/2/7付けの記事)
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/article7017899.ece

コロンビア大学図書館、HathiTrustへの参加を発表

米国コロンビア大学図書館が、共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”への参加を発表しています。GoogleやMicrosoft、Internet Archiveとの提携でデジタル化したパブリックドメインの資料を提供するようです。同館の参加により、参加館の合計は26館となっています。

Columbia University Libraries Joins HathiTrust(コロンビア大学図書館のニュースリリース)
http://www.columbia.edu/cu/lweb/news/libraries/2009/20091216.hathi.html

HathiTrust
http://www.hathitrust.org/

E973 - Googleブックス和解案への意見書が相次ぐ

Googleブックスをめぐる訴訟の和解案(E857,E906,E918参照)については,2009年10月7日にニューヨーク南部地区連邦地裁でその成否が判断されるが,それを前に,和解案からの離脱表明が2009年9月4日に,異議申立て・意見書の提出が同9月8日に締め切られた。意見書提出の動向を中心に,関連する情報をまとめる。...

Internet Archive、Microsoft、Amazon、Yahoo!など、“Open Book Alliance”を正式発足

Internet Archive、Microsoft社、Amazon.com社、Yahoo!社、複数の図書館協会などが、Googleブック検索の和解案に対抗するグループを結成するというニュースが報じられていましたが、2009年8月26日、このグループが“Open Book Alliance”として正式に発足しました。Open Book Allianceの代表は、Internet Archiveのブラントリー(Peter Brantley)氏と、弁護士のレバック(Gary Reback)氏が務めます。Open Book Allianceには現在のところ、New York Library Association、Special Libraries Associationの2つの図書館協会が参加しています。

Open Book Alliance
http://www.openbookalliance.org/

グーグル書籍検索訴訟の和解に反対する団体が発足--MSや米ヤフー、アマゾンも参加
- CNET Japan 2009/8/26付けの記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20398960,00.htm

参考:

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