韓国国立中央図書館

首都圏所在の文化体育観光部所管の図書館・博物館・美術館が2020年8月19日から再度休館:国立子ども青少年図書館も対象(韓国)

韓国・文化体育観光部が、2020年8月19日から、首都圏所在の国立の文化芸術施設を休館とすると発表しています。

8月15日に中央災難安全対策本部が首都圏の社会的距離を置くレベルを2段階に格上げしたことを受けてのもので、既に休館している国立中央博物館・国立中央図書館(NLK)・国立障害者図書館に加え、同部が所管する7つの博物館・美術館・図書館や、国立中央劇場・国立国楽院等の4つの国立の劇場を休館し、7つの国立芸術団体の公演を中断します。

休館する施設には、NLKの国立子ども青少年図書館が含まれます。電話でのレファレンスやオンラインサービス、外国語資料の機関貸出は継続されます。

再開館や公演の再開は、首都圏の新型コロナウイルスの感染拡大の状況を見て、中央災難安全対策本部と協議し決定するとしています。

首都圏以外の地域の国立文化芸術機関については、社会的距離を置くレベルの第1段階の措置事項を遵守し、休館せずに継続して運営されています。

韓国国立中央図書館(NLK)・韓国国会図書館(NAL)、新型コロナウイルスの感染拡大により再度臨時休館

2020年8月14日、韓国国立中央図書館(NLK)は、新型コロナウイルスの感染者が確認されたことにより、別途通知するまで臨時休館すると発表しました。国立障害者図書館とデジタル図書館も対象です。オンラインサービスおよび電話でのレファレンスサービス、相互貸借サービス等は利用可能ですが、閲覧室等の利用や納本・寄贈・ISBN・ISSNの対面申請は利用が制限されます。

また、8月15日、韓国国会図書館も、ソウル首都圏の「社会的距離の確保」のレベルが第2段階に格上げされたことに伴い、8月16日から別途通知するまで休館すると発表しています。

국립중앙도서관 제한적 운영 안내(国立中央図書館制限的運営案内)(NLK,2020/8/14)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=37012&schBcid=normal0202

韓国国立世宗図書館、人工知能(AI)を用いた図書推薦サービス“FlyBook Screen”を開始

2020年8月5日、韓国国立世宗図書館が、人工知能(AI)を用いた図書推薦サービス“FlyBook Screen”を始めると発表しました。

43インチの大型タッチスクリーンを用いて行うサービスで、AIを活用し、年齢・職業・関心分野や現在の気分に合わせ、利用者にあった図書が推薦されます。

同館1階の人文芸術資料室と地下1階の子ども資料室に設置され、推薦された図書が貸出可能か確認できるほか、拝架場所もテキストで案内します。同館ウェブサイトでも利用できます。

국립세종도서관, 인공지능(AI)으로 책 추천(国立世宗図書館,人工知能(AI)で本を推薦)(韓国国立世宗図書館,2020/8/5)
http://sejong.nl.go.kr/brd/NttView.do?bbsSe=BBST002&menuId=O122&upperMenuId=O100&selectedIdx=97323

韓国国立中央図書館(NLK)、過去10年間の夏季休暇期間(7月から9月)における公共図書館の貸出データの分析結果を公表

2020年7月28日、韓国国立中央図書館(NLK)が、過去10年間(2010年から2019年)の夏季休暇期間(7月から9月)における全国1,048館の公共図書館の貸出データ2億4,171万6319件分の分析結果を公表しました。

まず、貸出量は当該期間が最も多く、1月から3月、10月から12月、4月から6月、と続きますが、これは、児童生徒の夏休みや社会人の休暇による読書量の増加によるものとしています。

次に、貸出上位100件を分析した結果、申京淑『母をお願い』が最も多く貸し出され、東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、チョン・ユジョン『七年の夜』と続きます。

文学分野では韓国文学の人気が高く、エッセイや散文などは2010年代後半以降より多く読まれるようになったとしています。海外文学では2010年代初頭には英米文学とフランス文学が主流を占め、2017年・2018年は日本文学の人気が目立つが2019年にやや減少したとしています。

韓国・国立世宗図書館、2020年7月22日から館内での閲覧サービスを再開

2020年7月20日、韓国・国立世宗図書館が、7月22日から館内での閲覧サービスを再開すると発表しました。中央災難安全対策本部が公共施設の運営制限措置の緩和を決定したことを受けてのものです。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため事前予約制で、1日の利用者数を制限して再開します。

事前予約は、利用当日の午前9時から同館ウェブサイトを通じて行い、予約完了メールを受信した後、同メールで案内された時間に利用することができます。

利用者数は1日500人で、1回あたり125人で4回(10時から11時半、12時から13時半、14時から15時半、16時から17時半)にわけて案内されます。各運営時間後ごとに防疫作業が実施されます。

子ども資料室、人文芸術資料室、一般・政策資料室は利用できますが、マルチメディアコーナー、逐次刊行物・新聞コーナー、セミナー室、政策研究室など一部利用制限のある箇所もあります。

利用者は図書館の第1入口において、発熱検査と貸出証の確認を行った後入館できます。マスクの着用と利用者間の安全な距離をとる必要があります。

韓国国立中央図書館(NLK)、2020年7月22日からの再開に合わせ、国立デジタル図書館内にメディア創作室を開室

2020年7月21日、韓国国立中央図書館(NLK)は、2020年7月22日からの再開に合わせ、国立デジタル図書館内にメディア創作室を開室すると発表しました。

同室はメディアスタジオと編集席を備えており、同館に「新しい情報メディア生産プラットフォーム」としての機能を拡張させたものと位置付けられています。

メディア創作室は10のスタジオ・12のメディア編集席・企画会議スペースで構成されており、スタジオにはカメラ・マイク・LED照明・背景スクリーン等が完備され、高品質の映像を制作することが可能です。また、メディア編集席には映像・音響編集ソフトがインストールされており、映像を編集してウェブ上にアップロードすることができます。NLKでは、「1人メディアアカデミー」を運営し、レベルにあった講座を提供することで、利用者のメディア作成能力を強化するともしています。

あわせて、図書館の中央にはアナログでの思索空間としての「緑の避難所」も設置されました。

また、デジタル図書館の館内にはノートパソコンの利用増に対応するため、ノートパソコン・モバイルデバイス利用席を51席に拡大したほか、約230台の最新のパソコンも設置しています。タブレットパソコンの館内貸出しサービスも行ないます。

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館資料管理システムKOLASⅢのソースコードを公開

2020年7月8日、韓国国立中央図書館(NLK)は、公共図書館資料管理システムKOLASⅢのソースコードを公開しました。サービスの改善や急速に変化する外部環境に対して各館が能動的に対応できるようにすることが目的で、誰でも自由に利用・複製・修正・再配布することが可能です。

KOLASⅢは、1992年に公共図書館における資料管理の先進化のために開発され、継続的に機能改善されてきた、図書館の標準的な業務体系に準拠したシステムで、現在までに約1,900館で導入されています。

公開されたソースコードの著作権および知的財産権は同館にあり、公開されたソースコードを用いて作成した場合には、General Public License3.0が適用されます。

韓国国立中央図書館(NLK)、機関リポジトリ普及促進事業OAKの2020年の対象機関を発表:同事業によるリポジトリ設置機関が53機関に

2020年7月1日、韓国国立中央図書館(NLK)は、6月30日に、機関リポジトリ普及促進事業OAKの2020年の対象機関として、啓明大学校医学図書館・済州大学校中央図書館・朝鮮大学校中央図書館・韓国職業能力開発院・韓国韓医薬振興院の5機関と契約を締結したと発表しています。これにより同事業により設置された機関リポジトリは53となります。

2014年に開始された同事業では、77万件の学術情報がOAKの国家リポジトリを通じて検索できるようになっており、今回契約した機関では、バイオ、生物資源、自然生態系、観光、レジャー等に関する研究成果や、人工知能事業の推進と連携した研究情報、韓医薬の素材に関する研究情報や特許資料といった韓医薬産業に関する機関リポジトリが構築されます。

5機関では、OAKのメタデータ標準が適用された最新型リポジトリの構築、内部システム連携、1年間の無償メンテナンス、運営者教育などの支援を受けることになります。

韓国国立中央図書館(NLK)・韓国科学技術情報研究院(KISTI)、デジタル知識情報資源の共有と知能型情報サービスの開発に関し業務協約を締結

2020年6月30日、韓国国立中央図書館(NLK)と韓国科学技術情報研究院(KISTI)が、業務協約を締結したと発表しています。

主な締結内容として、デジタル知識情報資源の収集・共有、デジタル知識情報資源保存のための標準化に関する技術交流と開発協力、人工知能(AI)・ビックデータ分析といった技術基盤による知能型情報サービスの提供・開発のための研究協力、韓国の研究開発成果の活用・普及促進のためのデータ共有・サービスでの協力、学術イベント・展示会の共催や教育プログラムの運営といった文化情報・科学技術分野の発展のための協力、があげられています。

데이터 자원 공유와 지능형 정보서비스 개발 위해 손잡다(データ資源共有と知能型情報サービス開発のために手を組む)(NLK,2020/6/30)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=36868&schBcid=normal0302

E2274 - 韓国・国立世宗図書館の政策情報サービス・文化プログラム

2013年12月に開館した韓国・国立世宗図書館(E1595参照)は,2020年6月には,政策情報ポータルサイトであるPOINTをリニューアルするなど,設置目的である政策情報専門図書館としての役割の強化に努めているほか,公共図書館が少ない地域住民のための複合文化センターとして公務員や地域住民を対象とした多様な文化プログラムを実施している。

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