韓国国立中央図書館

韓国国立中央図書館(NLK)、国立障害者図書館による障害者を対象とした電子書籍(EPUB3形式)貸出サービスの開始を発表

韓国国立中央図書館(NLK)は、国立障害者図書館による障害者を対象とした電子書籍貸出サービスを2019年3月4日から開始すると発表しました。

「障害者用電子書籍ビューワ」を「国家代替資料共有システム」を介して提供することで、EPUB3形式の電子書籍約2,250点が利用可能となります。点字・デジタル音声等ではなく、普及しているEPUB3形式で作成することで、資料の製作時間を3分の1に短縮しています。

독서문화 향유엔 벽이 없도록 … 장애인용 전자책 서비스 출시(NLK,2019/2/28)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=9981&notice_type_code=3&cate_no=4

韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館、障害者のための図書館資料無料郵送貸出サービスの対象を全ての登録障害者・国家有功傷痍者・長期療養者に拡大すると発表

2019年1月30日、韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館が、障害者のための図書館資料無料配達サービス「책나래서비스」(本の翼サービス)の対象を、等級による制限をなくし、2月1日から、全ての保健福祉部の登録障害者・国家報勲処の登録国家有功傷痍者・国民健康保険公団の認定長期療養対象者に拡大すると発表しました。

今回のサービス拡大により、対象者が約268万人から約324万人へと約56万人増加するとしています。

韓国・国立子ども青少年図書館、子どもの読書習慣促進を目的に、子育て等に関する専門チャンネル「育児放送」と覚書を締結

2019年1月15日、韓国国立中央図書館(NLK)の国立子ども青少年図書館は、妊娠・出産・育児・幼児教育等に関する専門チャンネル「育児放送」と覚書を締結したと発表しています。

両機関が持つ専門知識をもとに、子どもの読書習慣や読書能力を涵養することを目的とされており、キャンペーンの実施が予定されています。

국립어린이청소년도서관-육아방송 업무협약 체결(韓国国立子ども青少年図書館,2019/1/15)
https://www.nlcy.go.kr/menu/17310/bbs/30014/bbsDetail.do?idx=1045837

韓国国立中央図書館(NLK)、書誌データ・典拠データをLOD形式で提供するウェブサイト「国家書誌LOD」を公開

2019年1月10日、韓国国立中央図書館(NLK)が、書誌情報・著者情報・主題情報等のデータ6億件分をLinked Open Data(LOD)形式で提供するウェブサイト「国家書誌(全国書誌)LOD」を公開しました。2011年から開発が開始されたものです。

同ウェブサイトには、含まれる書誌データの中からテーマ別に必要な情報を選択してリスト化し提供する「データコレクション」というサービスがあり、例えば「児童文学賞コレクション」では、書誌データ中の受賞履歴情報を活用し、各種児童文学賞受賞作品のリストを提供しています。また、「写真で見る著者」では、NLKが保持する著者に関するデータとWikipediaの人物写真を連携させることで写真が存在する著者を提供しています。

約2,000万件の書誌情報と約58万件の著者情報を用いて回答するチャットボットLODiの試験運用もあわせて開始されます。

韓国国立中央図書館(NLK)、2018年の公共図書館貸出ランキングを発表

2018年12月21日、韓国国立中央図書館(NLK)が、2018年に公共図書館でよく貸出された図書を発表しました。

公共図書館用のビックデータ分析プラットフォーム“도서관 정보나루”の2018年1月から11月にかけての公共図書館840館の貸出データ約8,160万件をもとに分析を加えたものです。

文学分野では『82年生まれ、キム・ジヨン』が最も貸出された図書で、東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』も上位10タイトルに含まれています。東野圭吾氏の作品は貸出し上位100タイトルのうち10%を占めています。また、『嫌われる勇気』は非文学分野では最も貸出された図書でした。日本の作品は上位100位中の23%を占めています。

性別では女性には『82年生まれ、キム・ジヨン』、男性には『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に人気がありましたが、釜山広域市や慶尚南道・金海市では各市での選定図書が貸出し1位となっています。

また、公共図書館の利用の中心は30代・40代の女性であるとの結果も紹介されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、障害者のための図書館資料無料郵送貸出サービスの大学図書館への拡大を発表

2018年12月20日、韓国国立中央図書館(NLK)は、同館の国立障害者図書館と韓国教育学術情報院(KERIS)が連携し、2019年1月2日から、障害者のための図書館資料無料郵送貸出サービス(책나래서비스)を大学図書館でも実施すると発表しました。

これまで同サービスは全国の公共図書館・障害者図書館789館が対象であり、NLKとKERISでは4月19日から7大学で試験実施してきましたが、2019年1月からは全国の31大学図書館が加わることになります。

これにより障害者の学術書の相互貸借での利用向上が期待されています。

책나래서비스로 대학도서관 도서를 집에서 받아보세요(NLK,2018/12/20)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=9901&notice_type_code=3&cate_no=4

韓国国立中央図書館(NLK)、2018年度の図書館サービス向上功労者を発表

2018年11月27日、韓国国立中央図書館(NLK)が、2018年度の図書館サービス向上功労者を発表しました。

図書館サービス向上に寄与した図書館・司書を表彰する賞で、「公共図書館協力業務」部門では、書店とのネットワーク構築により地域の文化芸術の活性化に寄与したソウル特別市麻浦生涯学習館と、「図書館都市」形成のために公共図書館と公立の「小さな図書館」間の相互協力網を構築した釜山影島図書館が選ばれています。

また、「図書館・文化機関の現場優秀事例発掘」部門では、ハングルに初めて接する高齢者を対象とした作文教室を運営し、高齢者がこれまでの人生と今後の望みについてまとめた絵日記・絵本を作成し展示する「私の人生絵日記作成プログラム」を実施した順天絵本図書館が選ばれました。

その他、「図書館ビックデータ優秀活用事例」「オープンアクセスコリア(OAK)」「図書館障害者サービス優秀事例」「チェッナレサービス(障害者のための図書館資料無料配達郵便サービス)」「障害者用代替資料共有協力」と合わせて7部門の授与式は、11月29日に開催される「国立中央図書館協力セミナー」で行われます。

韓国国立中央図書館(NLK)、常設展示「時間の記録をつなぐ」を開始:朝鮮総督府図書館の目録カードボックスや朝鮮通信使記録等

韓国国立中央図書館(NLK)が、2018年10月29日から、本館の「文化の間」において、常設展示「時間の記録を引き継ぐ」を開始しました。

展示内容は4つに分かれています。

「国立中央図書館が歩んできた路:大韓民国の知識文化の歴史が向かった軌跡」では、朝鮮総督府図書館の建物と蔵書を継承し現在まで残っている物品や記録物が展示され、朝鮮総督府時代から使用された目録カードボックス、NLKの旧館(1963年から1974年まで)で使用されていた扁額などが紹介されています。

「昔の絵画、昔の地図旅行」では、NLKが所蔵する朝鮮通信使の記録物や貴重書が展示されています。

「美しい共有:個人文庫寄贈者たちの世界と人生を共感する場」では、NLKが所蔵する個人文庫の寄贈者の人生を回顧し、その人たちの世界観を共有する場となっています。

「世界の窓:世界知識文化の記録を結ぶ文化シルクロード」では、世界の図書館から収集した様々な資料が展示されています。

「人と冊、図書館:時間と空間、世代を超えて共に見る本」では、韓国人に愛された図書・雑誌・教科書の初版本が展示されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、ローマ・ラ・サピエンツァ大学東洋学部図書館に韓国資料室を開室

韓国国立中央図書館(NLK)は、2018年10月16日に、イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学の東洋学部図書館に韓国資料室“Window on Korea”を開設したと発表しました。

同大学には、2001年に韓国学の学部・修士・博士の課程が設置され、約400人の学生が学んでいます。

設置作業は、在イタリア韓国大使館と韓国文化院が協力して実施し、韓国語の学習教材、韓国の歴史・文学関連書、映画・音楽資料等2,873点の資料が備えられています。

今後、NLKでは、同室に対し、毎年200冊、5年で1,000冊程度の韓国関連資料を継続的に提供するとしています。

聯合ニュースの記事によると、同室の設置は、NLKと同大学東洋学部の協定に基づくもので、イタリア国内では初、世界的には、25か国27室目の開室となります。また同記事によると、開室式典に出席した韓国・文化体育観光部長官は、翌17日にバチカン図書館を訪問し、図書館所蔵の韓国関連資料の共同調査について議論する予定とのことです。

韓国国立中央図書館(NLK)、韓国研究財団と連携し、研究者を対象とした国際標準名称識別子(ISNI)申請窓口を開設

2018年10月15日、韓国国立中央図書館(NLK)が、韓国の研究支援機関である韓国研究財団と連携し、研究者を対象とした国際標準名称識別子(ISNI)申請窓口を開設すると発表しました。

研究者は、韓国研究財団が運営する「韓国研究業績統合情報システム」にアクセスして登録の後、申請すればISNIが付与されます。

ISNI番号が付与された研究者の、「韓国研究業績統合情報システム」に登録された全ての学術成果は、NLKとISNI国際機関の管理するデータに即時反映されます。

이제는 연구자가 직접 신청한다…국립중앙도서관 ISNI (NLK,2018/10/15)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=9802&notice_type_code=3&cate_no=4

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