韓国国立中央図書館

韓国国立中央図書館(NLK)、国際標準名称識別子(ISNI)と研究者情報システムの連携等を目的とした業務協約を韓国科学技術企画評価院(KISTEP)と締結

2021年2月23日、韓国国立中央図書館(NLK)は、国際標準名称識別子(ISNI)と研究者情報システムの連携等を目的とした業務協約を、韓国科学技術企画評価院(KISTEP)と締結したと発表しました。

今後両機関では、研究者情報の統合システム「国家研究者情報システム(NRI)」と連携してのISNIの新規発行や、研究者・研究成果に関するデータの共同活用のために協力するとしています。また、ISNIを介して、学術成果をより簡単・正確に統合して情報提供することで、国際的に韓国の研究者や研究成果の検索や活用が向上することも期待されています。

ISNI(국제표준이름식별자), 국가연구자정보 연계·공유 강화(ISNI(国際標準名称識別子)、国家研究者情報との連携・共有を強化)(NLK,2021/2/23)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=38139&schBcid=normal0302

韓国国立中央図書館(NLK)、VR読書体験コンテンツを公開

2021年1月27日、韓国国立中央図書館(NLK)が、仮想現実(VR)読書体験コンテンツ「VR図書館:読書、それ以上」の配布を開始しました。新しい時代の知識・情報の収集、生産、保存、サービス拡張の中心となろうとするNLKと、LGディスプレイの社内ベンチャーによるMUSEIONプロジェクトの一環として作成されたものです。

デジタルマルチメディア配信プラットフォームSteamや、新技術によるサービス・業務を開発するNLKの組織「図書館未来工房」のページから自由にダウンロードして利用することが可能で、ファイルをインストールした後、VR機器を装着することで体験することができます。

3か所用意された仮想の読書空間(NLK芝生広場、景福宮集玉斎、海中)のなかで、著作権保護期間満了もしくは利用許諾を受けた文学作品36篇(EBS FM韓国短編文学30編、英語の短編小説5編、玄鎮健『貧妻』の英訳版)を読んだり、オーディオブックとして聞くことができるようになっています。

NLKでは、今後も、VR技術以外にも、様々な外部の専門家や開発会社、関連機関と協力し、新しい技術を活用した図書館サービスの開発・拡充を試みるとしています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していた韓国国立中央図書館(NLK)、2021年1月19日から開館:館外から一時的に利用可能としたオンラインDBの提供期間を延長

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年12月8日から休館していた韓国国立中央図書館(NLK)が、2021年1月19日から開館しています。

1日あたりの利用者数を制限し、先着順の予約制により開館しています。同館内に設置されている、障害者用閲覧室「障害者情報ヌリト」(国立障害者図書館)や北韓資料センター(統一部)、同館が所管する国立子ども青少年図書館も同様です。

文化体育観光部からの1月18日付の発表によると、同じく休館していた、ソウル特別市所在の文化体育観光部所管の博物館・美術館等の文化芸術施設も1月19日から再開しています。

また、1月13日、NLKは、2020年末まで館外から一時的に利用可能としたオンラインDBの提供期間を2021年6月まで延長したと発表しています。対象は、国内のDB3種類(DBpia、e-article、KOREASCHOLAR)、海外のDB4種類(Nature、SAGE Journals、SpringerLink、Taylor & Francis)です。東亜日報と朝鮮日報の新聞記事DBは2021年中は館外から利用できるように切り替えたとしています。

韓国国立中央図書館(NLK)、「図書館の感染症危機対応マニュアル」を全国の公共図書館・大学図書館に1月中に配布すると発表

2021年1月19日、韓国国立中央図書館(NLK)が、「図書館の感染症危機対応マニュアル」を全国の公共図書館・大学図書館に1月中に配布すると発表しました。

感染症の流行時に図書館職員および利用者を保護し、図書館機能を安定的に維持することを目的に作成されたものです。国内外での感染症により危機的状況となった際に、多くの人が利用し感染症の危険にさらされる施設である図書館のため、独自の感染症対応指針を整備し、全国の図書館と共有するために作成したとしています。

マニュアルは、図書館内での感染症予防・対応方法、初期段階からの体系的な感染症対応方法・注意事項などからなり、

・感染症流行時の図書館の準備内容
・利用制限時の図書館の運営方法
・図書館内で感染者が発生した際の対処方法
・教育、行事、展示等の運営
・感染症関連各種政府ガイドライン

等が収録されています。

同マニュアルは同館ウェブサイトでも公開されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、利用者に対応する職員を積極的に保護し、感情労働による被害を最小化することを目的に「国立中央図書館利用者対応業務マニュアル」を策定:全国の公共図書館にも配布

2021年1月11日、韓国国立中央図書館(NLK)が、図書館利用者に対応する職員を積極的に保護し、感情労働による被害を最小化することを目的に「国立中央図書館利用者対応業務マニュアル」を策定したと発表しています。同マニュアルは全国の公共図書館に配布するとともに、同館ウェブサイトでも公開されています。

現場において活用できるよう、韓国雇用労働部・産業災害予防安全保健公団が2019年に発行した「顧客対応労働者健康保護ガイドライン」をもとに、図書館の実情を反映して策定されており、問題利用者と労働者の保護処置・事例別対応方法と処理手順・労働者の健康を保護するための事後対応・労働者の不利益禁止および保護といった内容が含まれています。

今後同館では、職員が同マニュアルを理解できるよう、定期的に研修を行う一方、業務上のストレスを減らすための多様な心理カウンセリング・治癒プログラムを運営する計画であるとしています。

韓国・大統領所属図書館情報政策委員会(第7期)、第3次図書館発展総合計画に基づく2021年の実施計画および図書館運営評価指標を審議し確定:コロナ禍に対応し非対面・オンラインサービス拡充を推進し、対面サービス関連の評価指標を縮小

韓国の大統領所属図書館情報政策委員会(第7期)は、2020年12月22日に第4階全体会議を開催し、第3次図書館発展総合計画(2019-2023)に基づく中央省庁・市・道の2021年の実施計画案を審議し、確定したと発表しています。

2021年の予算規模は1兆1,021億ウォンを計画しており、2020年から421億ウォン(4%)増加しています。同計画の4つの戦略別では「個人の可能性の発見」に993億ウォン(前年比74億ウォン増)、「コミュニティ力の向上」に472億6,000万ウォン(前年比51億ウォン増)、「社会的包摂の実践」に832億ウォン(前年比41億ウォン増)、「未来を開くための図書館改革」に8,723億ウォン(前年比255億ウォン増)が計画されています。特に、コロナ禍に対応した運営方法としての非対面・オンラインサービスの拡充に関する中央省庁の17事業(研修・プログラム・サービス等での非対面での運営拡大やオンライン教育支援、国内外の政策情報の収集およびサービス強化等)、地方公共団体の54事業(非対面・オンライン読書プログラムの拡大、非対面貸出サービスの構築、電子書籍の読書環境提供等)を推進するとしています。

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館の貸出データをもとに分析した2020年の貸出状況の調査結果を発表:コロナ禍により貸出数が大幅に減少

2020年12月30日、韓国国立図書館(NLK)が、2020年の公共図書館における貸出状況の調査結果を発表しました。

公共図書館用のビックデータ分析プラットフォーム“도서관 정보나루”に搭載された公共図書館1,180館分の2020年1月1日から11月30日までの貸出データ5,823万8,593件をもとに分析されたものです。

文学分野では最も貸し出されたのは、ソン・ウォンピョン『アーモンド』でした。世代別では40代の女性が最も借りており、30代・20代の女性、40代の男性と続きます。

非文学分野で最も貸し出されたのは、キム・ジヘ『선량한 차별주의자(善良な差別主義者)』でした。女性による貸し出しが多く、世代別では40代・20代・30代・50代・青少年と続きます。

またコロナ禍の影響で、貸出数は2019年に比べて45.9%減少しており、最も減少したのは前年比89.0%の3月でした。性別で最も減少したのは前年比46.6%の男性で、年齢別では前年比52.8%の30代でした。テーマ別では、前年比53.7%の芸術分野が最も多く減少しています。

E2339 - 韓国図書館界,ポストコロナの図書館を考えるフォーラム開催

2020年9月4日,韓国において,大統領所属図書館情報政策委員会(以下「図書館委員会」),韓国図書館協会(KLA),韓国国立中央図書館(NLK)の共催により,ポストコロナ時代の図書館の在り方について検討するため,「ポストコロナ,新しい日常と図書館の挑戦」と題する政策フォーラムがオンラインで開催された。

韓国国立中央図書館(NLK)、書誌標準に関する情報や典拠データ・図書館関係のニュースを集約したウェブサイト「司書支援サービス」を公開

2020年12月21日、韓国国立中央図書館(NLK)が、ウェブサイト「司書支援サービス」を公開しました。

利用者による検索効率の向上を目的に、図書館員が業務上必要なコンテンツを集約したもので、資料の整理や書誌コントロール上必要な書誌標準に関する情報や、図書館関係のニュースを翻訳して提供するオンラインマガジン「ワールドライブラリ」、典拠データ(人名・団体名・件名)が搭載されています。

またウェブサイトは、レスポンシブウェブデザインを採用し、クラウド環境で運営されています。

今後、利用者別のウェブページや、人工知能(AI)を活用したサービスの開発なども計画されています。

국립중앙도서관이 전국 사서를 돕습니다! (国立中央図書館が全国の司書を助けます!)(NLK,2020/12/21)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=37824&schBcid=normal0302

韓国・文化体育観光部、韓国国立中央図書館(NLK)を含むソウル特別市所在の同部所管の図書館・博物館・美術館等の臨時休館を延長

2020年12月18日、韓国・文化体育観光部は、ソウル特別市の新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を考慮し、12月8日から12月18日までを予定していた、同市に所在する同部所管の図書館・博物館・美術館等の臨時休館を延長すると発表しています。

運営の再開は、感染拡大状況の推移に基づいて決定するとされています。

서울시 소재 국립문화예술시설 휴관 조치 연장(ソウル市所在国立文化芸術施設の休館措置延長)(文化体育観光部,2020/12/18)
https://www.mcst.go.kr/kor/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=18558

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