韓国国立中央図書館

韓国国立中央図書館(NLK)、『ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集』をオンラインで公開

2021年8月27日、韓国国立中央図書館(NLK)が、『ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集』をオンラインで公開しています。

NLKの国立デジタル図書館内で利用できるロシア・エリツィン大統領図書館所蔵のデジタル化資料閲覧サービスに役に立つよう作成されたものです。

同館ウェブサイトの蔵書検索画面から検索すると、検索結果画面から閲覧することができます。

「러시아 대통령도서관 소장 한국 관련 자료 목록 및 해제집」 발간 안내(「ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集」発刊案内)(NLK,2021/8/27)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=39858&schBcid=normal0202

韓国国立中央図書館(NLK)、ISSUE PAPER『ニューメディア時代の視聴覚資料デジタル保存戦略』を発刊

2021年8月30日、韓国国立中央図書館(NLK)が、ISSUE PAPERの第5号として『ニューメディア時代の視聴覚資料デジタル保存戦略(뉴미디어 시대의 시청각 자료 디지털 보존 전략)』を発刊しました。急速に変化するデジタル環境下において、視聴覚資料の長期保存方法とその方向性について調べることを目的としたものです。

同館では、1950年代のLPからデジタルファイルまでの約84万点の視聴覚資料を所蔵していますが、再生機器の製造中止や媒体の物理的劣化により、資料が事実上消失する危機に直面していることから、多様な視聴覚資料の長期保存と将来的な活用のため、継続的にデジタル化変換作業を行っています。

現在、デジタル化視聴覚資料の技術メタデータの自動抽出の実証研究を行って、これを業務プロセスに適用する方法を研究しており、今回のISSUE PAPERでは、視聴覚資料のデジタル化と技術メタデータの自動抽出過程を紹介するとともに、視聴覚資料のデジタル化過程の詳細や考慮すべき点についても提示しています。また、デジタル化された視聴覚資料の技術メタデータを自動的に抽出し、これをコンテンツのファイルと一緒に保存する長期保存戦略も説明されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、同館業務のロボティック・プロセス・オートメーション化に関し、明知大学校と業務協約を締結

2021年8月18日、韓国国立中央図書館(NLK)は、明知大学校インテリジェントプロセスオートメーション事業団と業務協約を締結したと発表しています。

NLKが未来の図書館サービスモデルを確立するために推進している大学・研究機関との協力事業の一環で、今回締結した協約の主な内容として、NLKによる同事業団の学生への業務実習・インターンシップの機会の提供、同事業団によるNLKの業務プロセスのロボティック・プロセス・オートメーション化(RPA)に必要な助言や技術的支援の提供、があげられています。

研究課題として、未来の図書館モデル、図書館での新規技術(人工知能、ブロックチェーン、メタバース、クラウド)活用、図書館コンテンツ活用強化、国内外の図書館界での先導的役割の4つ分野において融合的な研究を推進する予定としています。

韓国国立中央図書館・韓国国会図書館・韓国科学技術団体総連合会・韓国科学技術情報研究院・韓国教育学術情報院・韓国研究財団、オープンアクセス共同宣言に署名

韓国国立中央図書館(NLK)は、同館および韓国国会図書館(NAL)・韓国科学技術団体総連合会(KOFST)・韓国科学技術情報研究院(KISTI)・韓国教育学術情報院(KERIS)・韓国研究財団(NRF)が、2021年8月13日に、オープンアクセス(OA)共同宣言に署名したと発表しています。足踏み状態であった韓国のOA政策を実施的に推進させるために6機関が協力し積極的に努力するという約束を対外的に公式に宣言したものと説明されています。

国家次元でのOA推進の第一歩として、国内で学術情報関連業務を行う6機関がOAを実現するために協力する内容となっており、OAという共通の目標のため、公的資金により生み出された論文の公開義務化、学術誌のOAへの転換の推進、国際的なOAの努力への関与などを盛り込んだ10項目での署名機関の連帯・協力が約束されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、古文献情報資源の共有と活用に関し、韓国古典翻訳院と業務協約を締結

2021年8月11日、韓国国立中央図書館(NLK)は、韓国古典翻訳院と業務協約を締結したと発表しています。韓国の古文献情報資源の共有と活用における協力を目的としたものです。

両機関が古文献のハングル化において協力することで、国民にとってさらに便利な古文献情報を提供することが目指されており、主要な協約内容として、所蔵する古文献の原典および画像の共同活用、古文献の整理・翻訳・研究といった成果物の共同活用、古文献の整理・翻訳および韓国学分野での情報交流があげられています。

국립중앙도서관-한국고전번역원 업무협약 체결(国立中央図書館-韓国古典翻訳院業務協約締結)(NLK,2021/8/11)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=39738&schBcid=normal0302

韓国国立中央図書館(NLK)、平昌オリンピック・パラリンリック競技大会の国際放送センターを改修して建設する「国家文献保存館」の国際建築設計競技の結果を発表

2021年8月5日、韓国国立中央図書館(NLK)が、平昌オリンピック・パラリンリック競技大会の国際放送センターを改修して建設する「国家文献保存館」の国際建築設計競技の結果を発表しています。

国内外の57の応募の中から、第1位には、新韓建築士事務所・D&B建築士事務所による「無限の道(TIMELESS CORRIDOR)」が選ばれました。「国家文献保存館」を、過去・現在・未来を貫通する場所、資料と人がコミュニケーションする空間として設計したことや、保存の役割に最も忠実な設計案でリモデリングの主旨にも適合していること、節制された立面計画と簡潔な動線設計が建設後の運営においても効果的な運用が期待できることが評価されたとしています。

韓国国立中央図書館(NLK)、ISSUE PAPER『図書館でのメイカースペースの構築と運営事例・発展方向』を発刊

2021年7月30日付けで、韓国国立中央図書館(NLK)が、ISSUE PAPERの第4号として『図書館でのメイカースペースの構築と運営事例・発展方向(도서관 메이커스페이스 구축 및 운영사례와 발전방향)』を発刊しました。国内外のメイカースペースの運営事例をもとに、今後の図書館でのメイカースペースの発展方向を理解するために作成されたものです。

韓国ではメイカースペース設置しプログラムを提供する国内機関が、2019年7月の288機関から2021年7月の300機関と徐々に増えており、同資料では、「オンラインでの非対面プログラムの運営拡充」「最新技術を取り入れたプログラムの開発・運営」「メイカースペース担当司書の能力強化」「デジタルリテラシープログラムの運営」を発展方向として提案しています。

韓国・国立障害者図書館、本の概要を確認できるDAISYファイルを3日以内で提供するサービスの試験運用を開始

2021年6月30日、韓国の国立障害者図書館が、韓国国立中央図書館(NLK)が所蔵する本の概要を確認できるDAISYファイルを3日以内で提供するサービス「3日DREAM」の試験運用を7月1日から11月30日まで実施すると発表しています。

同サービスは原文をスキャンした後、最低限の編集のみ行って製作し提供されます。多くの誤りが含まれる可能性や、図表が省略されること、ナビゲーションは目次(1段階)とページ情報のみ提供されるとが留意点としてあげられており、正確な品質のものを利用したい場合には、国立障害者図書館のウェブサイトから申し込む必要があります。

同時に申し込みが可能な冊数は3冊で、スキャンが不可能な資料、教科書、辞書、年鑑、白書、統計といったサービスの対象外の資料もあります。

韓国国立中央図書館(NLK)、オンライン資料の納本に係る相談窓口を坡州出版都市に設置:オンライン資料の納本率向上のため

2021年7月14日、韓国国立中央図書館(NLK)が、オンライン資料の納本に係る相談窓口を、京畿道・坡州出版都市に所在する「知恵の森」の1階に設置したと発表しています。「知恵の森」は、出版都市文化財団が、出版関係の企業が集まる坡州出版都市に開設した読書施設です。

韓国においては、2016年の図書館法改正でISBNやISSNが付与されたオンライン資料が納本対象になったものの2020年末時点での納本率が低い状況であることから、坡州出版都市に立地する出版社に対し、オンライン資料の納本の重要性を知らせ、納本に関する相談を受けるために設置したものです。

設置期間は2021年12月末までの毎週水曜日で、NLKの資料収集課の職員2人が常駐し、オンライン・オフラインでの納本に関する相談や、納本システム(書誌情報流通支援システム)の活用教育等といった支援を行うとしています。また、出版文化財団と連携しての電子書籍の納本説明会を開催することなどにより、出版界を対象とした電子書籍の納本への理解を向上させるための広報・周知を行う計画です。

韓国国立中央図書館(NLK)、ユネスコ韓国委員会と業務協約を締結:メディア・情報リテラシー関連の共同広報・キャンペーンの推進等

2021年7月6日、韓国国立中央図書館(NLK)が、ユネスコ韓国委員会と業務協約を締結したと発表しています。

業務協約は、研究事業・課題に対する相互での意見聴取、メディア・情報リテラシー関連の共同広報・キャンペーンの推進、ユネスコ韓国委員会の知識情報資源のデジタル化の支援と共有を目的としたものです。

「メディア・情報リテラシー関連の共同広報・キャンペーンの推進」は、アジア太平洋地域を対象とした「ユネスコ・グローバル・メディア情報リテラシー」キャンペーンを両機関が共同で推進することを意図したものです。NLKが持つ国内外の図書館ネットワークを活用して実施することでキャンペーンが拡散することが期待されています。また、今後、両機関が、メディア・情報リテラシー関係の研究事業を実施する際に、研究方法についてお互いに意見を聴くなどして協力する計画です。

また、「ユネスコ韓国委員会の知識情報資源のデジタル化」では、同委員会が所蔵している重要な資料をより多くの国民が共有できるようデジタル化を行うものです。デジタル化された資料はNLKのウェブサイトを通じて公開するとともに、同委員会にも保存と活用のためにデータを提供する予定としています。

ページ