電子書籍

図書館流通センター(TRC)、新型コロナウイルス感染拡大の影響による図書館の休館等をうけ、TRC電子図書館サービス導入館に対しコンテンツを無償提供

2020年3月9日、図書館流通センター(TRC)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響による公共図書館の臨時休館や小中学校・高等学校・特別支援学校の臨時休校などの事態を受け、TRC電子図書館サービスの導入館に対し、期間限定でコンテンツを無償提供すると発表しました。

期間は3月9日から4月5日までで、出版社等の協力を得て、既導入館のサイトに、「角川つばさ文庫」ほか100タイトル、「Hir@gana Times」2018年・2019年刊行の24冊、保健指導者のための「子どもの感染症と予防接種の手引き」第4版といったコンテンツが追加登録されます。

国内導入実績No.1のTRC電子図書館サービス導入館に対しコンテンツを無償提供<期間限定>(TRC, 2020/3/9)
https://www.trc.co.jp/information/200309_trc.html

新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館中の八千代市立図書館(千葉県)、電子図書館利用のための臨時ID・パスワードを電話で発行

2020年3月5日、新型コロナウィルス感染拡大防止のため2020年2月29日から3月13日まで臨時休館中の千葉県の八千代市立図書館が、同館の電子図書館利用のため、暫定措置として、臨時ID・パスワードを電話で発行すると発表しました。

対象は、八千代市の住民もしくは通勤・通学者で利用の期限は4月2日までです。

八千代市電子図書館の臨時利用の開放をします(八千代市立図書館)
https://www.library.yachiyo.chiba.jp/opw/OPW/OPWNEWS.CSP?PID=OPWNEWSLIST&DB=LIB&MODE=1&LIB=&TKAN=0&CLASS=1&IDNO=100716

韓国・文化体育観光部、全国の公共図書館が休館していることを受け、電子図書館や駅・バスターミナル等設置の「スマート図書館」の利用を呼びかけ

2020年3月4日、韓国・文化体育観光部が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2月26日現在、全国の96.6%の公共図書館が休館していることを受け、電子図書館や駅・バスターミナル設置の「スマート図書館」の利用を呼びかけています。

「スマート図書館」は同部と地方公共団体と協力して地下鉄の駅やバスターミナル等に設置している400冊から600冊ほどの図書を備える自動貸出機で、全国57か所に設置されています。借りたい本をスマートフォンで予約することも可能です。

また、韓国国立中央図書館(NLK)や公共図書館が運営している電子図書館から電子書籍・オーディオブック・電子ジャーナルが無料で利用できることや、「国家電子図書館」から国会図書館・農村振興庁農業科学図書館・法院図書館・韓国科学技術院図書館等の原文データベースを利用できることも紹介されています。

電子書籍規格EPUB 3.0.1に関するISO規格(ISO 23736:2020)が発行

2020年2月19日付で、電子書籍規格EPUB 3.0.1に関するISO規格(ISO 23736:2020)が発行されています。

規格は「概要(Overview)」「EPUB出版物(Publications)」「コンテンツ文書(Content documents)」「オープン・コンテナ・フォーマット(Open container format:OCF)」「メディア・オーバーレイ(Media overlays)」「フラグメント識別子(Canonical fragment identifiers)」の6つのパートで構成されています。それぞれのパートの電子版はISO/IECの情報技術タスクフォース(ITTF)のウェブサイトからダウンロードすることができます。

浜松市立図書館、電子図書サービス「はままつ電子図書」で新型コロナウイルス感染症についての多言語(9か国語)チラシを公開

2020年3月4日、浜松市立図書館は、同館の電子図書サービス「はままつ電子図書」で新型コロナウイルス感染症についての多言語チラシを公開したことを発表しました。

自治体国際化協会の作成した、英語・ポルトガル語・ベトナム語・スペイン語・タガログ語・フランス語・韓国語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)の9か国語、及び日本語・やさしい日本語による計11種類の新型コロナウイルス感染症に関するチラシが、「はままつ電子図書」で公開されています。

重要なお知らせ(浜松市立図書館)
https://www.lib-city-hamamatsu.jp/index.html
※2020.03.04欄に「【はままつ電子図書】新型コロナウイルス感染症についての多言語チラシ公開のお知らせ」とあります

OPERAS、刊行後の人文・社会科学分野のオープンアクセス(OA)単行書に対するアノテーションツールを用いたオープンピアレビュー実験に関する最終レポートを公開

2020年2月20日、欧州における人文・社会科学分野のオープンな学術コミュニケーション発展のための研究基盤「学術研究を通した欧州の研究領域におけるオープンアクセスコミュニケーション」(Open Access in the European Research Area through Scholarly Communication:OPERAS)は、刊行後の単行書に対するオープンピアレビュー実験の結果の最終レポートが公開済であることを発表しました。

E2226 - 米国図書館界とマクミラン社との電子書籍をめぐる攻防戦

ALA元会長フェルドマン(Sari Feldman)によると,米国出版社の中のいわゆるビッグ5と呼ばれる大手出版社の1社であるマクミラン(Macmillan)社が2019年11月から,その電子書籍の図書館への販売方法を変更した。

堺市立図書館、同館「電子図書館」に「電子書籍SDGs特集」を掲載

2020年1月20日、堺市立図書館が、同館で収集・集積しているさまざまなデジタル化資料を検索・閲覧できる「電子図書館」に「電子書籍SDGs特集」を掲載しました。

同市は、2018年6月に「SDGs未来都市」に選定されています。

電子書籍「SDGs特集」を掲載しています(堺市立図書館, 2020/1/30)
http://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/library/oshirase/SDGshotlist.html

SDGs特集(堺市立図書館電子図書館)
https://www.d-library.jp/SKI01/g0108/hotlist/?hid=128&dc=100&ob=&lc=0

米・ニューヨーク州議会へ事業者に合理的な条件で電子書籍を図書館へ提供することを義務づけた法案が上程される

米・ニューヨーク州議会(The New York State Senate)に2020年1月28日付で、事業者に「合理的な条件(reasonable terms)」で電子書籍を図書館へ提供することを義務づけた法案として、“Senate Bill S7576”が上程されています。

同法案は、電子書籍が「合理的な条件」により州内の公共図書館で公平にアクセス可能となるように、ニューヨーク州の一般事業法(General Business Law)へ電子書籍のライセンスについて定めた349-G項を新設して修正することを求めたものです。同法案では「合理的な条件」の内容として、利用者の同時アクセス数の制限・利用者にアクセスを提供できる日数の制限・ライセンス外の利用を防止する技術的保護手段の採用の3点を挙げています。同時に、図書館が同じ日に購入する電子書籍のライセンス数に対する制限は「合理的な条件」に含まれないことが明記されています。

中国の「デジタル読書」関連企業らが新型肺炎への取組で協力:一部コンテンツや感染予防に役立つ電子書籍等の無料公開を実施

中国オーディオビジュアル・デジタル出版協会(CADPA)が、2020年1月30日付けで、電子書籍サービスなど「デジタル読書」(数字閲読)関連の事業を行う会員企業に対し、協力して新型肺炎の感染拡大への対抗策に取り組むことを呼び掛けています。

具体的な対抗策として、室内で過ごす時間の充実のため、一部のデジタルコンテンツを2020年2月末までの期間限定で無料公開することや、感染予防に役立つ電子書籍等の無料公開による知識普及を挙げています。

CADPAによる2020年2月6日付けの発表では、55のデジタル読書プラットフォーム及びデジタル出版企業が呼びかけに応じ協力を行っており、すでに多数のコンテンツの無料公開を始めていることが紹介されています。

数字阅读行业战“疫”倡议书(CADPA , 2020/1/30付け)
http://www.cadpa.org.cn/news/view?id=567

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