電子書籍

イェール大学図書館、Vufindのユーザビリティテストを実施

イェール大学図書館(Yale University Library )が、次世代OPAC"Vufind"のユーザビリティテストを行い、その結果を公表しています。

Usability testing on Vufind
http://www.lisnews.org/node/30235

Electronic Books (Beta) - Harvey Cushing/John Hay Whitney Medical Library
http://shakespeare.med.yale.edu/ebooks/

参考:
オーストラリア国立図書館、VuFindを使った新OPACを開発中
http://current.ndl.go.jp/node/7772

インターネットでの読書率が大幅増-中国で第5回国民読書調査の結果が発表に

中国の出版科学研究所が、1999年から2年毎に実施している全国国民読書調査の第5回(2007~2008年に実施)の結果を発表しています。

・媒体ごとの読書率は、新聞(73.8%)、雑誌(58.4%)、図書(48.8%)、インターネット(44.9%)の順であった。図書は第1回の60.4%から、54.2%、51.7%、48.7%と回を追うごとに減少してきたが、ここに来てその傾向に歯止めがかかった。インターネットでの読書率は前回の27.8%から大幅に増加した。

・1人あたりの年間の平均読書冊数は4.58冊で、家庭における平均蔵書冊数は76冊であった。しかしこれらの値は都市部と農村部で大きな差があり、都市部は順に6.68冊、105冊であるのに対し、農村部は順に3.51冊、48冊であった。

米ソニーの電子書籍リーダー、EPUBフォーマットに対応、世界初

米国のソニー社が、同社の電子書籍リーダーをアップグレードし、米国の電子出版業界団体“International Digital Publishing Forum(IDPF)”が推進する新たなフォーマット“EPUB”に対応できるようにすることを発表しました。このサービスは2008年8月から開始されます。同社のプレスリリースによると、EPUBフォーマットに対応する電子書籍リーダーは世界初となるそうです。

米ソニー社のプレスリリース
http://news.sel.sony.com/en/press_room/consumer/computer_peripheral/e_book/release/36245.html

総務省、「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を発表

総務省が、モバイル・コンテンツ・フォーラムに委託して実施した、2007年の「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を発表しています。これは、携帯電話から利用するインターネットのいわゆる「公式サイト」(2007年12月時点で4,298社の16,042サイト)上で展開されているビジネスについて調査したもので、2007年のモバイルビジネス市場は1兆1,464億円と、前年比23%増という結果が出ています。特に電子書籍は221億円と、前年比220%の増加となっています。

モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果 - 総務省
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080718_4.html
http://www.mcf.to/press/images/2008_MobileContents_market_scale.pdf

Amazon、Kindle向けに作家のスピーチもコンテンツとして配信

米国のベストセラー作家、ミッチ・アルボム(Mitch Albom)が、甥の卒業式で行ったスピーチが、Kindle向けのコンテンツとして、99セントで販売されています。紙の書籍としては、4千語程度から成るこのスピーチは短か過ぎ、刊行できないということですが、Kindleのような端末で、さっと読むには適度な分量だということです。紙の書籍では実現できないものをコンテンツとして配信するという取り組みの今後の展開が、注目されているということです。Amazon社の関係者によると、今後も、同様のコンテンツ配信を検討しているそうです。

AP Exclusive: A digital Albom through Kindle
- Associated Press 2008/7/17付けの記事

障害のある大学生の学習支援のために-英国で会議

2008年7月、英国グロスターシャー大学で「障害のある利用者のアクセス改善のための高等教育機関図書館員ネットワーク」(CLAUD)による会議“Not always the full-text: working towards accessible learning resources”が開催されました。この会議では、技術者、出版社、大学図書館員、そして障害のある学生が、各々の立場から、障害のある学生の学習支援のベストプラクティスや、今後なすべきことについて話し合いました。英国情報システム合同委員会(JISC)のニュースリリースによれば、電子書籍などデジタル情報が障害のある学生に有益であること、またそれを受けて、図書館が利用方法をポッドキャストで配信したり、出版社が媒体変換のための連絡先情報を整備したり、教員が早めに授業教材を指定したりすることの重要性、といったことが提起されたようです。

NISO/BISGの電子リソース規格・識別子に関するフォーラム(米国)

米国図書館協会(ALA)2008年年次大会の中で開催された米国書籍産業研究グループ(BISG:Book Industry Study Group)と米国情報標準化機構(NISO)によるジョイントフォーラムの講演資料が公開されています。

電子ブックを中心とした電子リソースの検索や発見の向上に向けた技術、規格、識別子など(actionable ISBN、ISTC(International Standard Text Code)、ISNI(International Standard Name Identifier)、Institutional Identifiers、KBART、ONIX-PL、ERMI、SERU)について現在の検討状況が報告されています。

米ペンギングループ社、7~12歳向けの小説の電子書籍版を1週間だけ無料提供

米ペンギングループ社が、7~12歳(tween)向けの小説“Savvy”(文学賞受賞作品)の電子書籍版を、2008年7月14日~21日の1週間だけ無料提供する試みを行っています。tween向けの大手サイト約35サイトからのリンクの形で見られるようにしていますが、各サイトは無料でこのリンクバナーを設置することに合意したとのことです。ペンギングループ社はこの試みの評判を見て、他のヤングアダルト向け小説にもこのモデルを適用するかどうか、検討するとのことです。

Penguin Offers ‘Savvy’ as Free e-Book for Tweens
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6578058.html

東京国際ブックフェア、デジタルパブリッシングフェア開催される

第15回東京国際ブックフェアが7月10-13日に開催され、その様子が各誌で報道されています。

また、デジタルパブリッシングフェア2008が同時開催され、日本電子出版協会(JEPA)主催の電子出版アワードの授与式などが行われています。

第15回東京国際ブックフェア(TIBF2008)
http://www.bookfair.jp/

デジタルパブリッシングフェア2008
http://www.digi-fair.jp/

「東京国際ブックフェア」、「デジタルパブリッシングフェア2008」同時開催 - マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/08/049/
目で、耳で楽しむ本がいっぱい――東京国際ブックフェア開催 - ITPro

電子書籍検索サイトhon.jp、GPS携帯に対し電子書籍の紙版を在庫する書店情報を提供開始

日本国内で現在販売されている電子書籍作品群の80%に相当する約8万タイトル(携帯電話向け3万タイトルを含む)を収録している電子書籍検索サイト“hon.jp”が、検索した電子書籍に対応する紙版書籍の情報と、GPS機能付き携帯電話からの検索に対し、GPSの位置情報をもとに在庫がある近隣の大規模書店の情報を提供する機能を新規に搭載しました。

ただし、2008年7月11日現在、PCで見られる紙版の書籍情報は出版社情報のみで、PCからの検索に対しては書店在庫情報は表示されません。今後のバージョンアップで、PC版でも地域を指定して検索することで、当該地域の書店在庫情報を表示する機能を搭載する予定とされています。

hon.jp
http://hon.jp/

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