電子書籍

米国デジタル公共図書館(DPLA)、BiblioLabs社と連携し、1万6,000点以上の電子書籍を提供

2020年1月9日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、BiblioLabs社と連携し、1万6,000点以上の電子書籍を提供すると発表しました。

独立作家のコレクションや大手出版社のタイトルを含み、同時に無制限で利用できるマルチユースモデルを用います。

今回の、州単位での電子書籍事業を行っているBiblioLabs社との連携により、州立図書館は州内の全ての住民に電子書籍を提供することができると説明されています。

DPLA and BiblioLabs partner to provide unprecedented statewide ebooks access(DPLA, 2020/1/9)
https://dp.la/news/dpla-and-bibliolabs-partner-to-provide-unprecedented-statewide-ebooks-access

韓国・ソウル特別市教育庁、電子書籍等の閲覧や各種講座を受講できる電子図書館サービスのオンライン登録・認証での利用を可能にすると発表:図書館等での利用者登録が不要に

2019年12月24日、韓国・ソウル特別市教育庁が、同庁が運営する電子図書館サービスを、オンライン登録・認証のみで利用可能としたと発表していました。

これまで同サービスを利用するには、同庁が運営する図書館もしくは生涯学習館を訪れて会員登録する必要がありましたが、今後は、利用者の同意のもと、行政情報部の行政情報共同利用システムを利用して利用申請資格を確認します。

ソウル市教育庁の電子図書館では、1万6,000冊の電子書籍・オーディオブックのほか、国内外の電子ジャーナルの利用や各種講座の受講が可能です。

서울시교육청 전자도서관 비대면 자격확인 서비스구축(ソウル市教育庁電子図書館非対面資格確認サービス構築)(ソウル特別市教育庁, 2019/12/24)
http://enews.sen.go.kr/news/view.do?bbsSn=166372&step1=3&step2=1

韓国国立中央図書館(NLK)、文化芸術分野を中心に提供する有料オンラインデータベースを拡大:館外から利用可能なものも

韓国国立中央図書館(NLK)が、2020年1月2日から、提供する有料オンラインデータベースを拡大したと発表しています。

前年比54%拡大しており、国内の他の図書館で利用が難しいものを利用者に提供することが目的です。

2019年は33種類の国内外のデータベースを提供していましたが、2020年からは、Digital National Security Archive(DNSA)、Literature Online(LION)等といった18種類を追加して、合計51種類が提供されます。特に、2020年は、ベルリン・フィル「デジタル・コンサートホール」、China Art Digital Library、Artfilms Digitalといった文化芸術や音楽映像ストリーミングサービスといった分野を拡大しているとしています。

今回提供されるもののなかには、NLKの利用者証を所持していれば、自宅や学校で利用可能なデータベースもあります。

日本電子出版協会(JEPA)、2019年「JEPA電子出版アワード」の結果を発表:大賞は「note」

2019年12月23日、日本電子出版協会(JEPA)の2019年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。大賞は株式会社ピースオブケイクが運営するメディアプラットフォーム“note”でした。

受賞者の一覧は次のとおりです。

○デジタル・インフラ賞
note(ピースオブケイク)【大賞】

○スーパー・コンテンツ賞
岩波新書eクラシックス100(岩波書店)

○エクセレント・サービス賞
MANGA Plus by SHUEISHA(集英社)

○チャレンジ・マインド賞
DiSEL(アソビモ)

○エキサイティング・ツール賞
EPUBpack(イースト)

電子出版アワード2019(第13回)ジャンル賞決定、大賞はnote ノート!(JEPA,2019/12/23)
https://www.jepa.or.jp/pressrelease/20191223/

楽天株式会社、同社傘下で電子書籍サービスを手掛けるOverDrive Holdingsの全株式を売却へ

2019年12月25日、楽天株式会社は、同社の完全子会社であるRakuten USAと米ファンドのAragorn Parent Corporationとの間で、OverDrive Holdings, Inc.の全株式を譲渡する契約を同日締結したことを発表しました。

OverDrive Holdings, Inc. はRakuten USAの子会社であり、図書館や教育機関などを対象にした電子書籍サービスを手掛けています。株式譲渡の背景・理由も記載されており、楽天株式会社グループとして経営資源配分の最適化を図るためとしています。

OverDrive Holdings, Inc.の全株式譲渡契約締結に関するお知らせ(楽天株式会社, 2019/12/25)
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/1225_01.html

LIS Newsが選ぶ2019年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)

2019年12月15日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2019年の10大ニュースを発表しています。

1. 図書館の延滞料金徴収廃止の動き

2. 出版社への抵抗(カルフォルニア大学とElsevier社の交渉決裂、ニューヨーク公共図書館による動画配信サービスKanopyへの無料アクセス提供中止、Macmillan社・Pearson社による図書館向け電子書籍提供モデル変更への反対、Plan Sの緩やかな前進)

3. 論争を引き起こす講演者によるイベントの中止問題

4. ディスカバリーサービスとアルゴリズムバイアスの問題

5.プライバシーの問題(LinkedIn Learning、FaceApp、顔認識ソフト、2020年国勢調査での市民権に関する質問)

6.フロリダ州の郡政委員会による図書館からのニューヨークタイムズへのアクセス遮断、及び、アイダホ州の図書館利用者による反トランプ資料の書架からの除去

7.ゲーム番組「ジェパディ!」での図書館員エマ・ブッチャーの勝利

8.無神経な建築家(階段でないと利用できない場所に本棚を設置したクイーンズ公共図書館の分館、盗撮されやすい構造のコーネル大学図書館)

COUNTERプロジェクト、利用統計レポートの「COUNTER実務指針第5版」準拠状況検証ツールの機能拡張版を公開

2019年11月25日、COUNTERプロジェクトはTwitterアカウントにおいて、COUNTER利用統計レポートの「COUNTER実務指針第5版」準拠状況検証ツール“COUNTER Release 5 Validation Tool”の機能拡張版の公開を発表しました。

COUNTERプロジェクトはウェブサイト上で、機能拡張版の検証ツールではJSON形式の利用統計レポートの構造チェックや複数行をチェックして重複した指標や矛盾した数値の検出が可能になったこと、エラーレベルの追加が行われたことなどを紹介しています。

“COUNTER Release 5 Validation Tool”はJSON形式または表形式のCOUNTER利用統計レポートについて、「COUNTER実務指針第5版」への準拠状況を検証するためのツールです。COUNTERプロジェクトのウェブサイトに登録することで自由に利用することが可能です。

図書館のコンテンツプロバイダーに「COUNTER実務指針第5版」への迅速な移行・対応を求める国際的な図書館コミュニティ連名の要求書が公開される

2019年11月26日付で、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)等の国際的な図書館コミュニティが連名で、2019年1月に発効した電子リソースの利用統計の記録と交換のための実務指針「COUNTER実務指針第5版」への図書館のコンテンツプロバイダーの迅速な移行・対応を求めた要求書が公開されています。

要求書では図書館コンテンツプロバイダーに対して、「COUNTER実務指針第5版」で提供される一貫性のある、比較可能で、信頼できる利用データは、図書館が購読する電子リソースの価値の理解と実証に重要であること、「COUNTER実務指針第4版」のみでコンテンツの利用データを提供している場合COUNTERに準拠しているとは言えなくなっていること、「COUNTER実務指針第5版」はCOUNTERのウェブサイトで利用可能になっていること等に言及しています。

北米の都市図書館協議会(ULC)の電子書籍への公平なパブリック・アクセスの必要性に関する声明に対して北米の市・郡の公選役職者77人が署名

2019年11月7日、北米の都市図書館協議会(ULC)は、電子書籍への公平なパブリック・アクセスの必要性に関する声明“Statement on Equitable Public Access to E-Books”に対して、北米地域の市長や郡長官等の公選役職者77人が署名したことを発表しました。ULCは署名者が所属する自治体の住民数を合計すると4,400万人以上に上ることを発表しています。

大阪市立図書館、ブックリスト「大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGs(持続可能な開発目標)」を公開

2019年11月26日、大阪市立図書館が、ブックリスト「大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGs(持続可能な開発目標)」を公開しました。

SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標ごとに、「大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooks」で利用可能な電子書籍を紹介したリストです。

あわせて、「大阪市立図書館電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGsリスト」紹介の電子書籍と、同館所蔵の冊子体の本をあわせたリストをCC BY4.0で公開しています。

大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGs(持続可能な開発目標)(大阪市立図書館, 2019/11/26)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joppu8rfv-510#_510

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