子ども

長野県下諏訪町、子どもの交流・飲食スペースとして町立図書館前に「こども未来バス」を設置:引退した町所有のバスをリノベーション

長野日報の2019年12月14日付けの記事で、長野県下諏訪町の「こども未来バス」が12月15日から利用開始となることが報じられています。引退した町所有のバスをリノベーションし、子どもの交流・飲食スペースとして町立図書館前に設置したものです。

下諏訪町教育委員会が発行する『生涯学習』No.545(2019年10月)では、「こども未来バスプロジェクト」で行われた会議の様子が紹介されています。プロジェクトの経緯も記載されており、中学・高校生らが下諏訪町に提案・提言をする「しもすわ未来議会」において、図書館に会話・食事ができる場所を増やしてほしいという要望が出されたこと、それに対し下諏訪町側から廃車予定のバスのリノベーションが提案されたことが始まりとあります。

下諏訪町「こども未来バス」 15日利用開始(長野日報, 2019/12/14)
http://www.nagano-np.co.jp/articles/56424

奈良県王寺町、町内の3小学校・2中学校の図書室に「雪丸図書システム」を導入:貸出・返却時に同町公式キャラクター「雪丸」が児童・生徒に語りかけ

2019年12月6日に発行された奈良県王寺町の広報紙・広報おうじ『王伸』の第704号において、同町が10月から町内の3小学校・2中学校の全ての図書室で、児童・生徒だけで図書の貸出や返却・蔵書検索等が可能な「雪丸図書システム」を導入したことが紹介されています。

「雪丸図書システム」は、ぬいぐるみの形をした同町公式キャラクター「雪丸」のロボットが図書の貸出や返却の際に、児童・生徒の名前を読み上げたり、話しかけたりするものです。

報道によると、「雪丸ロボット」は同町の町立図書館で会話や絵本の読み聞かせをするぬいぐるみと同じタイプであり、児童・生徒が通いたくなる学校図書室作りと読書習慣の定着を目指して導入された取り組みです。

広報おうじ「王伸」 No.704 [PDF:13.7MB](王寺町,2019/12/6)
http://www.town.oji.nara.jp/material/files/group/2/191206_A3.pdf#page=9
※p.16に「学校図書室に雪丸図書システム導入」とあります。

全国学校図書館協議会(全国SLA)、2020年にリニューアル予定の「日本絵本賞」へ意見・要望を募集

2019年12月10日、全国学校図書館協議会(全国SLA)は、2019年12月末日までリニューアル予定の「日本絵本賞」への意見・要望を募集していることを発表しました。

「日本絵本賞」は、1年間に日本で出版された絵本の中から、特に優れた絵本に「日本絵本賞大賞」、優れた絵本に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた絵本に「日本絵本賞翻訳絵本賞」、読者投票によって選ばれた絵本に「日本絵本賞読者賞」を授与するもので、1995年から全国SLAが実施しています。全国SLAは設立70周年・同賞の25回目の節目となる2020年に賞をリニューアルする予定です。

賞のリニューアルに伴って、読者賞投票の実施時期・スケジュール、投票方法等を再検討し、より広く絵本読書に親しめるように、候補絵本の発表や投票締め切り等について、取り組みやすい時期・方法、実践校への参加方法など、学校現場からの意見・要望を募集することが発表されています。賞への意見・要望はメールで受け付けされています。

フィンランド・ヘルシンキ中央図書館(Oodi)、ベビーカー置き場を2倍に拡大

フィンランド・ヘルシンキ中央図書館(Oodi)が、2019年11月18日から、1階の遊び場を、暖かく居心地が良い3階の子ども用スペースのバルコニーに移転させるとともに、1階のベビーカー置き場を2倍に拡大させています。

これまでのベビーカー置き場が狭いと感じているオンライン調査の結果に基づき、ベビーカーで来館する利用者へのサービスを改善する事が目的です。

ベビーカー置き場はカーペット敷きで、子どもに服を着せるための座席も備え付けられています。また、年末に向けてベビーカーを固定できるスタンドを整備する計画があるほか、図書館の利用者カードを用いて操作できる施錠可能なロッカー(子どもの冬服や小さなかばんの保管を想定)も2020年春の設置が予定されています。

また、遊び場を3階に移転させたことで、子ども連れの家族を対象としたサービスが近接することになり、図書館員と遊び場の職員が一緒に仕事ができるようになるとしています。

伊那市立伊那図書館(長野県)、読書介助犬に読み聞かせをする「わん読」を開催

長野県の伊那市立伊那図書館が、2020年1月18日と2月15日に、長野県動物愛護センターの協力を得て、読書介助犬に読み聞かせをする「わん読」を開催します。

対象は小学生で、定員は各回10人(先着順)です。

開館25周年企画 読書介助犬に本を読んであげる「わん読」を開催します。[PDF:2ページ](伊那市, 2019/12/3)
http://www.inacity.jp/koho/pressrelease/201912/inapress011203.files/PR011203tosyo.pdf

参考:
沖縄県立図書館、セラピードッグに読み聞かせをする「HappyTailしっぽのともだち!」を開催
Posted 2019年1月18日
https://current.ndl.go.jp/node/37401

E2207 - IFLA「児童図書館サービスのためのガイドライン」の改訂

国際図書館連盟(IFLA)の児童・ヤングアダルト図書館分科会(以下「分科会」)は,2003年に公表した「児童図書館サービスのためのガイドライン」(Guidelines for Children's Libraries Services;以下「旧ガイドライン」;E200参照)を2018年に改訂し,「IFLA児童図書館サービスのためのガイドライン―0歳から18歳まで」(IFLA Guidelines for Library Services to Children aged 0-18;以下「改訂版ガイドライン」)として取りまとめた。本稿では,7つのパートで構成されるこの改訂版ガイドラインについて紹介する。

米国議会図書館(LC)、K-12の教員を対象に、一次資料を用いた教育に関するワークショップを開催:探求型基盤の教育戦略を作成

米国議会図書館(LC)において、2020年2月1日、K-12(幼稚園から高校まで)の教員を対象とした、一次資料を用いた教育に関する無料のワークショップが開催されます。

同ワークショップでは、同館がデジタル化した公民権運動家ローザ・パークスの文書を用いて、児童・生徒・学生を引き付け、批判的思考を養成し、知識を構築させ、独自研究を促すことを支援するために設計された、様々な探求型基盤の教育戦略を作成するとしています。

JICA沖縄図書資料室と沖縄県内の公共図書館12館、SDGsをテーマに開催するおはなし会をめぐってスタンプを集める「図書館で旅する七大陸」を開催中

国際協力機構(JICA)沖縄図書資料室と沖縄県内の公共図書館12館が、2019年11月2日から2020年3月31日にかけて、SDGsをテーマに各館で開催するおはなし会をめぐってスタンプを集める「図書館で旅する七大陸」を開催しています。

スタンプ2個で特製しおり、3個で「沖縄では買えない記念品」がもらえます。

開催日程は以下の通りです。

2019年
11月2日・3日 おきなわ国際協力・交流フェスティバル(JICA沖縄)
12月7日    恩納村文化情報センター
12月15日   金武町立図書館
12月21日   豊見城市立中央図書館

2020年
1月11日    宜野座村文化センター図書館
1月11日    沖縄市立図書館
1月11日    うるま市立中央図書館
1月19日    北中城村あやかりの杜図書館
2月1日    那覇市立繁多川図書館
2月1日    宜野湾市民図書館
2月8日    那覇市立中央図書館
2月15日    那覇市立若狭図書館
2月16日    浦添市立図書館

広島市子ども図書館、大活字本・点字の本・CDブック・LLブック等を集めた障害者サービス専用棚「りんごの棚」を設置

2019年11月20日、広島市子ども図書館は、同館1階のかりるへやに、本をそのままの状態では「読めない」「読みにくい」子どもたちのためのコーナーとして、「りんごの棚」を設置したことを発表しました。

同館が設置した「りんごの棚」には、大活字本・点字の本(点字絵本やさわる絵本など)・CDブック・LLブックといった特別なニーズのある子どもたちのための資料のほか、手話の本・バリアフリーについての本といった障害を理解するための資料や、読書補助具のリーディングトラッカーなどが置かれています。

こども図書館に障害者サービス専用棚「りんごの棚」ができました(広島市子ども図書館,2019/11/20)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/kodomo/2019/11/2218.html

E2201 - 読書・学習支援コンテンツの構築及び利活用に関する調査研究

国立国会図書館国際子ども図書館は,「国際子ども図書館調査研究シリーズ」のNo.4として,『読書・学習支援コンテンツ構築及び利活用に関する調査研究』と題した,全5章からなる報告書を2019年7月16日付けで刊行した。国際子ども図書館は,国立国会図書館のデジタルコンテンツを活用するとともに,館外のデジタルコンテンツにも分かりやすくナビゲートする読書・学習支援コンテンツの構築を検討している。この報告書は,その検討に資するため,2018年度に外部委託により実施した調査研究の成果をまとめたものである。以下では,報告書の概要を紹介する。

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