子ども

荒川区立ゆいの森あらかわ、「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」の展示を実施中

2021年5月21日から6月16日まで、東京都荒川区立ゆいの森あらかわ えほん館において、「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」の展示が行われています。

4月11日から4月29日にかけて、ゆいの森あらかわで、図書館員が子どもに合わせたオーダーメイドの絵本セットを貸し出す「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」が実施されていました。

同フェアで貸し出された絵本のほか、絵本セットを貸し出す際に使用した白い紙袋に絵本を読んだ児童が描いた絵や、保護者からのコメントとそれに対する司書からのメッセージが展示されています。

「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」の展示をしています!(荒川区)
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a004/kouhou/houdou/20210521.html

文部科学省、デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議(第10回)の配布資料を公開:中間まとめに関する意見募集結果等

文部科学省のウェブサイトにおいて、2021年4月26日にオンライン開催された、デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議(第10回)の配布資料が公開されています。

3月17日に公開された「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議 中間まとめ」に対する意見募集結果や、「視覚障害のある児童・生徒に対するデジタル教科書等の教育効果に関する調査・分析」等が含まれています。

デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議(第10回)配布資料(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/157/giji_list/mext_00726.html

E2377 - コロナ禍における熊本市立図書館の取組み

新型コロナウイルス感染症対策として新しい生活様式の実践や不要不急の外出自粛などが求められ,図書館へ来館することを控える人も多い中,コロナ禍あるいはポストコロナの時代に対応した図書館サービスを考え実践していくことは多くの図書館の課題となっていることだろう。今回は,コロナ禍における熊本市立図書館の取組みとして,電子図書館,長期間帰省中の大学生等への図書館カード発行,熊本県立図書館資料の貸出返却の3点について,概要や背景,今後の展望等を報告する。

日進市立図書館(愛知県)、同市が実施したクラウドファンディングによる寄付金を活用し、多言語の絵本156冊を購入:おはなし会の実施も予定

愛知県の日進市立図書館は、多言語の絵本156冊を購入し、2021年4月21日から利用できるようにしたと発表しています。

同市が、コロナ禍だからこそ子どもが本に出合う機会を増やすことを目的に、保育園・放課後児童クラブ・子ども教室・小中学校図書室・公共図書館における子ども向け書籍を購入するために実施したクラウドファンディングで集まった寄付金のうち、図書館宛てに寄せられた43万5,633円を活用して購入されたものです。

今後、これらの本を活用したボランティア団体にによる英語のおはなし会や、名古屋外国語大学グローバル共生社会研究所と連携した英語以外の言語によるおはなし会の開催が予定されています。

報道によると、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、タイ語、ベトナム語の9か国語版の絵本や児童書が購入されており、英語版が半分以上を占めるものの、市内に多く住むブラジル系・中南米系・ベトナム系・タイ系の住民のことも考えて言語を選定したとのことです。

公共図書館への資金拠出の近隣の子どもの成績や住宅価格に与える影響:米・シカゴ連邦準備銀行による調査(文献紹介)

米・シカゴ連邦準備銀行(Federal Reserve Bank of Chicago)が、2021年4月付で、調査結果報告書“The Returns to Public Library Investment”を刊行しました。

米国では、1万5,000館の公共図書館の運営のため、毎年120億ドル以上の資金が地方政府から支出されており、また、毎年50%を超す国民が図書館を利用しているものの、コミュニティや子どもに与える図書館の影響に関する調査が少ないことから、米国の公共図書館のほぼすべてのデータを用いて、資金の拠出の、図書館資源・住民の利用・子どもの成績・地域の住宅価格に与える影響を調査したものです。調査は、差分の差分法(difference-in-difference approach)を用いて行われました。

調査の結果、図書館に拠出する資金を増加させると、図書館でのイベントへの子どもの参加が18%、子どもの資料の貸出が21%、来館数が21%増えることを示したとしています。

英・Libraries Connected、コロナ禍において公共図書館が児童向けに提供できるサービスのアイデア等をまとめたガイドを公開

図書館の支援を行う慈善団体である英国のLibraries Connectedは、コロナ禍において公共図書館が児童向けに提供できるサービスのアイデア等をまとめたガイド“How libraries can support children's wellbeing: Resource pack”を2021年4月付けで公開しています。

本ガイドの“Introduction”によれば、公共図書館のサービスが児童とその家族の(コロナ禍からの)回復に貢献できると思われる分野に焦点を当てたガイドであり、サービスのアイデアのほか、ケーススタディーや政府の支援に関するもの等、関連資料へのリンクも収録しています。

また、本ガイドは、Libraries Connectedが英・高学年の子ども及び教育図書館員協会(ASCEL)、英国読書協会(Reading Agency)との連携により2020年10月に開催したウェビナー“Children, Wellbeing and Libraries”での議論から着想を得たものとあります。

国際子ども図書館、「国際子ども図書館基本計画2021-2025」を策定

2021年3月30日付で、国立国会図書館国際子ども図書館が、「国際子ども図書館基本計画2021-2025」を策定しました。

「国立国会図書館ビジョン2021-2025 -国立国会図書館のデジタルシフト-」や、文部科学省による第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」が掲げる方針を受け、これまでの成果を踏まえつつ、2025年度までに重点的に取り組む事項を示しています。

国際子ども図書館基本計画2021-2025(国立国会図書館子ども図書館, 2021/3/30)
https://www.kodomo.go.jp/about/law/basicplan2021-2025.html

参考:
国際子ども図書館、第2次基本計画を策定
Posted 2011年4月28日
https://current.ndl.go.jp/node/18099

韓国国会図書館(NAL)、全ての特別市・広域市・道の教育庁と業務協約を締結:教育庁所管の小学校・中学校・高等学校において同館が構築したデジタルデータの利用が可能

韓国国会図書館(NAL)が、2021年4月21日に、慶尚南道教育庁と、知識情報の共有と読書文化の普及のため、包括的業務協約を締結したと発表しています。

これにより、慶尚南道教育庁および教育庁所管の小学校・中学校・高等学校では、同館が構築した3億1,000万ページ分のデジタルデータが、同館を訪問することなく利用することができるようになりました。教育政策の策定や、図書教育、授業の参考資料として活用できるとしています。

同館では、学術情報の共同活用と相互提供のため、2002年の「韓国学術情報協議会」発足以来、全国の大学・研究機関・地方公共団体等の4,960施設(大学図書館421館、専門図書館850館、公共図書館3,689館)と協定を結んで、同館が構築したデジタルデータを提供しています。

2018年からは、特別市・特別自治市・広域市・道・特別自治道の教育庁との協力を推進しており、今回の締結により、17の教育庁すべてと業務協約を締結したことになりました。

NPOブックスタート、「多言語対応 絵本紹介シート」の改訂版を作成

NPOブックスタートが、2021年4月に発行した「ブックスタート・ニュースレター」72号の中で、「多言語対応 絵本紹介シート」の改訂版を作成したことを発表しています。

同シートは、地方公共団体のブックスタート事業で手渡される絵本の候補として、3年ごとに選考が行われる「ブックスタート赤ちゃん絵本」30タイトルについて、同法人が地方公共団体担当者向けに作成しています。

今回の改訂では、提供タイトルの変更に伴い全体のリニューアルが行われ、東京外国語大学の「言語文化サポーター」が翻訳に協力したと述べられています。また、「やさしい日本語」を意識した文章を記載していること、新たにネパール語を追加し9か国語に対応していること、日本語で読みたい保護者向けに各言語の発音に合わせたアルファベット表記を採用していること等が紹介されています。

お知らせ(NPOブックスタート)
https://www.bookstart.or.jp/
※2021年4月12日の欄に「ニュースレター2021年春号をアップしました」とあります。

米国学校図書館員協会(AASL)、子どもの探索力を涵養するためのガイド“Developing Reflective Explorers and Innovators”を公表

2021年4月16日、米国学校図書館員協会(AASL)が、ガイド“Developing Reflective Explorers and Innovators”を公表したと発表しています。学習者が効果的な探索者となるために必要なスキルを身に着けることを学校図書館員が支援する際に主に直面する課題を示すために作成されたものです。

同ガイドでは、学習者・学校図書館員・学校図書館のための包括的なシナリオと活動が、AASLの「学校図書館基準」における、思考(Think)・創造(Create)・共有(Share)・成長(Grow)という4つの学習領域(domains)ごとにまとめられており、それらのコンテンツは、学習者の好奇心・創造性・協調性・批判的思考を育てることを意図したものとなっています。

AASL News
http://www.ala.org/aasl/
※「AASL Releases Guide to Inspire Future Generations of Explorers 3 days ago」とあります。

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