機関リポジトリ

世界リポジトリランキングの2021年8月版が公開

スペイン高等科学研究院(CSIC)が作成する世界リポジトリランキングの2021年8月版が公開されています。

公開されている6種類のランキングのうち、世界の機関リポジトリのランキング“TRANSPARENT RANKING: Institutional Repositories by Google Scholar (August 2021)”によると、京都大学のリポジトリが5位、大阪大学のリポジトリが39位、北海道大学のリポジトリが63位、慶應大学のリポジトリが177位、岡山大学のリポジトリが194位となっており、200位までに5の日本のリポジトリがランクインしています。

TRANSPARENT RANKING: CRIS by Google Scholar (August 2021) (Ranking Web of repositories)
https://repositories.webometrics.info/en/institutional

E2414 - フランスにおける図書館の障害者サービスの現状と課題

2021年3月, 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の「教育・スポーツ・研究監督官」(IGÉSR)は, フランスの図書館における障害者サービスの現状と課題についての調査レポート“La prise en compte des handicaps dans les bibliothèques de l’enseignement supérieur et dans les bibliothèques territoriales(高等教育機関図書館及び公共図書館における障害者配慮)”を公開した。

京都大学、学際研究に特化した対話型学術誌『といとうとい』を創刊

2021年8月13日、京都大学は、同学の学際融合教育研究推進センターが、学際研究に特化した対話型学術誌『といとうとい』を創刊したことを、発表しました。

同誌は、分類や専門で区切ることができない多様なテーマ・問いから「学問」に挑む「対話型学術誌」です。

研究成果発表の場が個別の学会等、従来の専門分化した場であることがほとんどである学際研究において、分野・キャリアを問わず投稿を募集し掲載することで、「投稿先がない」とされていた学際研究を育む場、プラットフォームとなることを目的としています。

論文に加え執筆者と編集委員との対話も掲載され、論文のフォーマットについても学問表現の可能性を追求したビジュアルとテキストを目指していると説明されています。

創刊準備号では解剖学、精神医学、数学、科学哲学、漆芸、世界史、言語学、映像人類学、ロボット工学の研究者が寄稿しています。冊子体に加え、同学リポジトリでも公開されており、リポジトリでは冊子体に収録されている論考・対話に加え、編集委員による査読コメントと執筆の過程も公開されています。

信州大学、オープンアクセス方針を制定

2021年8月2日、信州大学附属図書館は、信州大学が8月1日から信州大学オープンアクセス方針を施行し、同大学の研究者による研究成果(学術雑誌論文等および関係する研究データ)を、原則オープンアクセス(OA)とすることとなったと発表しています。

同大学の研究者が作成した研究成果を、同大学が運用する機関リポジトリ、または、その他研究者本人が選択する方法によって公開するとしています。

オープンアクセス方針を制定しました(信州大学附属図書館,2021/8/2)
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/news/2021/08/openaccesspolicy.html

E2409 - 日本の学術機関に向けた研究データ管理サービスGakuNin RDM

●国立情報学研究所の研究データ管理(RDM)サービス

   GakuNin RDMは,2021年2月15日に国立情報学研究所(NII)がサービス提供を開始した,全国の学術機関に向けた研究データ管理(RDM: Research Data Management)サービスである。研究データ公開基盤JAIRO Cloud,検索基盤CiNii Research(E2367参照)と合わせて,NIIの研究データ基盤NII Research Data Cloud(NII RDC)における提供サービスの一つという位置づけである。

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、リポジトリの資源タイプに関する統制語彙(Version 3.0)を公開

2021年7月20日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)がオープンアクセスリポジトリにおける資源タイプ(Resource Type)に関する統制語彙(Version 3.0)の公開を発表しました。

Version 3.0では、30の新しい概念が取り入れられており、より粒度を細かく記述できるよう「データセット(dataset)」に13の新しい下位概念が拡張されているほか、「特許(patent)」においても、知的財産に関してより詳細に定義できるようになっています。また、「デザイン(design)」には、工業デザイン(industrial design)・レイアウト設計(layout design)の下位概念が含まれるようになってます。「レビュー(review)」に関しても、COARの「次世代リポジトリプロジェクト」「Notifyプロジェクト」に合わせて拡張され、書評(book review)・論評(commentary)・査読(peer review)の3つの下位概念を含むようになっています。

同志社大学図書館、「同志社大学デジタルコレクション」をリニューアル公開

2021年7月1日、同志社大学図書館は、同志社大学貴重書デジタルアーカイブを同志社大学デジタルコレクションとしてリニューアル公開したことを発表しました。

所蔵する史資料の中から、同学に縁の深い山本覚馬や徳富蘇峰に関連した文書や書簡、
江戸時代の後期に記された漂流記などの日本史関係史料、外国人による日本研究資料などを公開しています。

日本古典籍の古写本や古活字本、絵巻物、かるた、高札など、多彩な資料も掲載しています。

主な特徴として次の内容が挙げられています。

①IIIF対応 
②システム連携(蔵書検索システムと相互リンク、学術リポジトリへのメタデータ掲載)

【お知らせ】同志社大学デジタルコレクションの公開について(同志社大学図書館, 2021/7/1)
https://library.doshisha.ac.jp/news/2021/0701/news-detail-350.html

E2397 - 佛教大学図書館におけるAlma導入の目的と現況

 佛教大学図書館は,2020年6月にAlmaの運用を開始した。Almaは図書館サービスプラットフォーム(CA1861参照)のひとつであり,従来の図書館システムにリンクリゾルバや電子リソース管理システムなどの周辺部のシステムを包括したシステムである。クラウド上で提供されることも大きな特徴である。当館でのAlma導入について,2021年1月10日に行われた大学図書館問題研究会(現・大学図書館研究会)関西3地域グループの合同例会では,導入の意図や,さまざまな課題等について,筆者が運用初期段階での報告を行った。本稿においては,これを踏まえたうえで,当初抱いていたAlma導入の目的と,その現況に的を絞りつつ述べるものとしたい。

【イベント】考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonlineワークショップ「文化財論文ナビ×博物館・図書館連携で拡げるオープンな文化財情報」(7/18・オンライン)

2021年7月18日、考古形態測定学研究会の主催により、考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonlineワークショップ「文化財論文ナビ×博物館・図書館連携で拡げるオープンな文化財情報」が開催されます。

奈良文化財研究所が提供する全国遺跡報告総覧と文化財論文ナビの現状と利用方法・今後の展望の紹介、文化財オープンデータ・オープンサイエンスの可能性についての議論が行われます。

定員は450人(要事前申込)で、参加費は300円です。

当日の主な内容は以下の通りです。

●解説:「全国遺跡報告総覧」と文化財論文ナビ
高田祐一氏(奈良文化財研究所)

●ハンズオン:全国遺跡報告総覧・文化財論文ナビをさわってみる

●クロス(ファイア)トーク
ファシリテーター:阿児雄之氏(東京国立博物館)

・市町村立博物館刊行物問題
持田誠氏(浦幌町立博物館)、高田祐一氏

・地域史料と学校図書館
宮澤優子氏(高森町子ども読書支援センター)、福島幸宏氏(慶應義塾大学文学部)

・歴史・考古学研究ソースのオープン化
佐藤悠氏(大阪市立図書館)、野口淳氏(考古形態測定学研究会・奈良文化財研究所客員研究員)

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