医療情報

【イベント】大図研京都ワンディセミナー「メディアドクター研究会in京都 テーマ:iPS細胞と臨床試験」(10/27・京都)

2019年10月27日、京都府立図書館において、大学図書館問題研究会京都地域グループ主催のワンディセミナー「メディアドクター研究会in京都 テーマ:iPS細胞と臨床試験」が開催されます。同イベントは京都で初めて開催される「メディアドクター研究会」でもあるとのことです。

メディアドクター研究会は医療に関するメディア報道のあり方を勉強する会です。開催案内によれば、今回のワンディセミナーではiPS細胞に関する報道を取りあげ、記事を読み、信頼性、科学的根拠、見出しの適切性など、「メディアドクター指標」をもとに読み解いていく、とされています。

参加費は会員は無料、非会員は500円で、フォームを通じた申込が必要です。

大図研京都ワンディセミナー「メディアドクター研究会in京都 テーマ:iPS細胞と臨床試験」 (大学図書館問題研究会 京都地域グループ)
https://www.daitoken.com/kyoto/event/20191027.html

※本文を修正しました(2019/11/1)

第36回医学情報サービス研究大会の大会当日に使用された発表資料等が公開される

第36回医学情報サービス研究大会のウェブサイトにおいて、2019年8月11日から12日にかけて開催された同大会の大会当日に使用された発表資料等が公開されています。

同大会ウェブサイトのプログラムのページで、大会で使用されたスライドやポスター、記念講演の様子を映した動画などにアクセスすることができます。

更新情報・お知らせ(第36回医学情報サービス研究大会)
http://mis.umin.jp/36/index.html
※2019/09/27欄に「大会当日の発表資料(スライド/ポスター)を公開しました。プログラム よりご覧ください。」とあります。

プログラム(第36回医学情報サービス研究大会)
http://mis.umin.jp/36/program.html

IFLA Journal、2019年10月号が発行:生活を変える健康情報を特集

2019年9月10日、国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の45巻3号(2019年10月)が公開されました。生活を変える健康情報(Health information transforming lives)を特集しています。

デジタル化と健康格差、各々の地域の状況に応じた医学ジャーナルの評価、健康情報リテラシーの向上、健康情報リテラシー教育における公共図書館の重要性、健康情報へのアクセスと子宮頸がん検査の受診率の関係、オーストラリア・ニュージランドにおける生物医学分野のオープンアクセスのリポジトリの可能性、ヘルスサイエンス分野の司書がデザイン思考により多様な人々が参加するヘルスデータリテラシー教育を実施する方法、についての論考が掲載されています。

Out Now: October 2019 issue of IFLA Journal(IFLA,2019/9/10)
https://www.ifla.org/node/92552

Elsevier社、米国国立衛生研究所(NIH)傘下National Center for Advancing Translational Sciences(NCATS)の希少疾患データベースを同社の臨床判断支援製品へ統合する計画を発表

2019年9月4日、Elsevier社は、米国国立衛生研究所(NIH)傘下National Center for Advancing Translational Sciences(NCATS)と、NCATSの希少疾患データベースへElsevier社のアクセスを許可する内容の契約を締結したことを発表しました。

Elsevier社はこのデータベースを同社の新しい臨床判断支援製品へ統合する予定である、としています。

NCATSは2012年に正式に発足したNIH傘下の先端医療に関する研究センターです。希少疾患や遺伝性疾患に関する最新で信頼性の高い情報を英語・スペイン語で提供するGenetic and Rare Diseases Information Center(GARD)への資金提供やデータベース開発等を行っています。

米国国立医学図書館(NLM)、MEDLINE未収録文献を含む索引誌3誌のデジタル化を完了

2019年9月4日、米国国立医学図書館(NLM)は、索引誌“Hospital and health administration index”、“Hospital literature index”、“Cumulative index of hospital literature”のデジタル化を完了し、同館がデジタル化資料を公開するウェブサイト“Digital Collections”へ追加したことを発表しました。

今回デジタル化された索引誌3誌は、NLMが提供する医学学術文献データベースMEDLINEに未収録の学位論文や視聴覚資料に関する文献情報を含むため、各図書館の冊子体除籍が進まない状況が続いていましたが、今回のデジタル化完了により冊子体の除籍を望む館は安心して実施できるようになった、としています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)、政府機関からの助成によりデジタル医療リテラシーに関する図書館員向け研修プログラムを実施

2019年8月14日、オーストラリア図書館協会(ALIA)及びALIAの公共図書館部門であるAustralian Public Library Alliance (APLA)と医療図書館部門であるHealth Libraries Australia (HLA)は、政府機関のAustralian Digital Health Agencyから約100万オーストラリアドルの助成を受けてデジタル医療リテラシーに関する図書館員向け研修プログラムを実施することを発表しました。

この研修プログラムは、政府の実施するデジタル医療プログラムに関する利用者の質問へ公共図書館や医療図書館の職員が適切に回答することを支援するために、2019年9月から2020年6月まで実施されます。

この全国的な取り組みにより、プライバシー設定への理解や変更方法、家族の記録の管理方法、包括的な医療記録の保証のための医療提供者との関わり方を含む政府のデジタル医療に関するイニシアチブを、利用者がどのように理解しているかなどについての研修が図書館職員向けに提供されます。

世界保健機関(WHO)と熱帯病研究訓練特別計画(TDR)がCoalition Sに参加:国際連合の機関による参加は初

2019年8月29日、Coalition Sは、世界保健機関(WHO)が国際連合の機関として初めてCoalition Sに参加したことを発表しました。

これによりWHOの支援を受けた全ての医療研究が出版後すぐにオープンアクセス(OA)となることが保証される、としています。また、WHOの組織で、貧困層の疾患の根絶に取り組んでいる熱帯病研究訓練特別計画(TDR)もWHOとともにCoalition Sへ参加しています。

WHOは医療情報とそのエビデンスの普及・OA化の取り組みを以前から実施しており、2002年に設立され現在では120か国の医療従事者・研究者へ1万5,000の医学雑誌へのアクセスを提供するプログラム“Hinari Access to Research for Health Programme”、2014年のOA方針導入とこれに伴うEurope PMCへの研究成果物公開、2016年のOA方針拡大による全てのWHO出版物の機関リポジトリ(IRIS)での公開などが行われています。また、TDRはOA出版プラットフォーム“TDR Gatewway”を開発し、TDRの支援を受けた研究者へ研究成果をOAで公開する機会の拡大を提供しています。

PubMedの収録文献数が3,000万件を突破

2019年8月15日、米国国立医学図書館(NLM)は、生物医学文献の無料データベースPubMedについて、2019年8月8日に収録文献数が3,000万件に到達したことを発表しました。

PubMed Milestone - 30 Millionth Journal Citation Added. NLM Tech Bull. 2019 Jul-Aug;(429):b8.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja19/brief/ja19_pubmed_30_million.html

参考:
米国国立医学図書館(NLM)、2019年の米国医学図書館協会(MLA)年次大会での発表資料を公表
Posted 2019年5月29日
http://current.ndl.go.jp/node/38254

Center for Open Science(COS)、Case Medical Researchが展開する臨床医・研究者向けの無料動画公開サービスへの支援を表明

2019年8月7日、Center for Open Science (COS)は、Case Medical Researchが展開する臨床医・研究者向けの無料動画公開サービスを支援することを表明しました。

Case Medical Researchは、フリーのソフトウェアとして提供している“Case app”により、臨床医・研究者向けに最新の研究成果やベストプラクティスへの検索サービス等を展開しています。また、取り組みの一環として、投稿された動画に翻訳・音質補正・表示と非表示を切り替え可能な字幕等の編集作業を施し、“Case app”を通して無料で動画を公開するサービスも行っています。公開される動画はDOIを含む完全に引用可能な形式となり、“Case app”で研究者や医療従事者・学生が検索可能になります。

COSはCase Medical Researchの無料動画公開サービスを紹介しながら、Case Medical Researchと協調して、生命科学分野の研究者・臨床医による、アクセス可能でオープンな研究の発見とそのような研究への貢献に向けての努力を積極的に支援する、としています。

“PubMed Labs”で公開中のPubMed更新版にフィルター機能が追加される

2019年8月5日、米国国立医学図書館(NLM)が、“PubMed Labs”で試験公開中のPubMed更新版に、フィルター機能を追加したと発表しています。

この更新により、文献の種類・本文の利用可否・出版年月日・種・言語・性別等のフィルターによって、PubMed更新版の検索結果を絞り込むことが可能になっています。よく使われるフィルターはサイドバーに含まれています。

フィルターの適用は検索の実行後、フィルター名の隣にあるチェックボックスへチェックを入れることで行われます。“Additional filters”のボタンを押すとフィルターの項目を追加することが可能です。

PubMed Labs Update: Using Filters. NLM Tech Bull. 2019 Jul-Aug;(429):e2.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja19/ja19_pubmed_filters.html

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