医療情報

【イベント】第12回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会「“新型コロナ時代”に考える:健康格差へのヘルスコミュニケーションの挑戦」(9/26-27・オンライン)

2020年9月26日・27日に、日本ヘルスコミュニケーション学会が、ウェブ会議サービスZoomを用いたオンライン開催により、「第12回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会「“新型コロナ時代”に考える:健康格差へのヘルスコミュニケーションの挑戦」」を開催します。

ヘルスコミュニケーション学は、医療・公衆衛生分野を対象としたコミュニケーション学です。第12回の学術集会は、新型コロナウイルス感染症の拡大が社会におけるコミュニケーションのあり方を大きく変化させるとともに、社会的格差が健康に与える影響を浮き彫りにしたことを踏まえて、基調講演・シンポジウムを通して、ヘルスコミュニケーションは健康格差を生むプロセスにどう関わっているのか、その解消と健康の公平にむけてどのような役割を果たすことができるのか、日本における現状と課題を考える機会として開催されます。

日本図書館協会(JLA)健康情報委員会、世界アルツハイマーデー・世界アルツハイマー月間における図書館の取組事例を募集

2020年9月17日、日本図書館協会(JLA)健康情報委員会が、9月21日の世界アルツハイマーデー、9月の世界アルツハイマー月間における図書館の取組事例を募集すると発表しました。

2019年に続き、厚生労働省認知症施策推進室から、日本認知症官民協議会に参加している各団体に対し、この時期に実施された、普及・啓発イベントに関する情報提供が呼びかけられていることに応じるもので、2020年も、JLAの健康情報委員会と障害者サービス委員会の下に設置されている認知症バリアフリー図書館特別検討チームが、図書館の取組を収集して厚生労働省や日本図書館協会のウェブサイトでお知らせするとしています。

健康情報委員会のウェブぺージに記載されている事例報告提出シートに記入のうえ、同委員会のメールアドレス宛に送るよう求めています。

日本図書館協会 お知らせ
https://www.jla.or.jp/
※2020/09/17欄に「世界アルツハイマーデー、世界アルツハイマー月間の図書館の取組事例募集」とあります。

周南市立徳山駅前図書館(山口県)、新型コロナウイルス感染拡大下で適切に対処するためのワークショップ「救急の日 心肺蘇生法を知る」を開催

2020年9月9日、山口県の周南市立徳山駅前図書館において、新型コロナウイルス感染拡大下で適切に対処する事を目的としたワークショップ「救急の日 心肺蘇生法を知る」が開催されました。

周南市消防本部警防課の主催で、周南市立徳山駅前図書館が共催しています。報道によると、周南市消防本部では、市民を対象に定期的に救命講習会を行っており、新型コロナウイルス感染症の影響を受け開催を見合わせていたものの、コロナ禍では、救助者の感染を予防しながら、傷病者を救うことが求められているため、その方法を市民に対し広く普及することを目的に企画したとのことです。

約30人が参加し、普段押せない電車や踏切、駅のホームに設置されているSOSボタンを押してみる、「JR徳山駅 非常ホタン体験」も行われました。

救急の日 心肺蘇生法を知る(周南市立徳山駅前図書館)
https://shunan.ekimae-library.jp/ja/event_page/6772

【イベント】近畿地区 図書館&がん相談支援センター連携ワークショップ『いつでも、どこでも、だれでもが、がんの情報を得られる地域づくりの第一歩』 in 大阪(10/9・オンライン)

2020年10月9日、近畿地区 図書館&がん相談支援センター連携ワークショップ『いつでも、どこでも、だれでもが、がんの情報を得られる地域づくりの第一歩』in 大阪がオンラインで開催されます。

同ワークショップは、図書館とがん支援センターによる地域の医療・健康情報の提供と支援を充実させることを目的に開催されます。対象は、近畿地区(大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、滋賀県、和歌山県)の図書館、医療関係者、行政関係者です。

内容は以下の通りです。
・図書館とがん相談支援センターが連携することの意義と目指すもの
・各地の取り組み
・パネルディスカッション
・ブレイクアウトセッション(グループワーク)

オンライン会議システムZoomを用いて開催され、定員は150名(要事前申込・先着順)で、参加費は無料です。

2020年第1四半期に発表された新型コロナウイルス感染症関連文献のオープンアクセス(OA)状況等に関するPubMedを情報源とした調査(文献紹介)

2020年8月12日付で、オープンアクセス(OA)出版プラットフォームを提供するF1000 Researchに、スペインの医学研究者らが共著で執筆した文献として、“Open Access of COVID-19-related publications in the first quarter of 2020: a preliminary study based in PubMed”が公開されています。

新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴い、各出版社は同感染症に関する文献を米国国立医学図書館(NLM)の運営するPubMed Central(PMC)などの適切なリポジトリにおいて、即時OA化することを認める意向を示しています。著者らはNLMの生物医学文献データベースPubMedやOA文献探索のためのブラウザ拡張機能Unpaywall等のツールを用いて、2020年第1四半期に発表された新型コロナウイルス感染症関連文献のOA状況等に関する調査を実施しました。また、過去のコロナウイルス関連文献との比較のために、2000年代前半に中国等で流行した新型肺炎の原因ウイルス「SARSコロナウイルス(SARS CoV-1)」や中東呼吸器症候群(MERS)の原因ウイルス「MERSコロナウイルス(MERS CoV)」に関連する文献のOA状況等も分析しています。

遠隔医療受診のための施設としての地方の公共図書館の可能性:米バージニア大学(UVA)に所属する看護学研究者の研究から(記事紹介)

米・バージニア大学(UVA)は、2020年8月19日付のお知らせで、同大学の看護学研究者であるデグズマン(Pamela DeGuzman)准教授が2020年7月に公衆衛生看護学分野の査読誌“Public Health Nursing”に発表した論文の内容を紹介しています。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、インターネットを介してリアルタイムで医療者からの診療を受ける遠隔医療(telemedicine)の重要性が高まっていますが、自宅におけるブロードバンドインターネット環境の整備の遅れた地方では、十分に遠隔医療を受診できない状況にあります。そのような中、デグズマン准教授は、利用者向けにブロードバンドインターネット環境を提供することが一般的な公共図書館について、遠隔医療受診のための施設として役割を十分に果たすことができるか検証する研究を行いました。

アディクション医学研究の透明性と再現可能性の検証(文献紹介)

2020年7月15日付で、依存症の関わるテーマを主に扱ったElsevier社刊行の査読誌“Addictive Behaviors”第112巻(2021年1月)に掲載予定の論文として、米国の医学研究者による共著論文“An evaluation of the practice of transparency and reproducibility in addiction medicine literature”が公開されています。

同論文はアディクション医学(addiction medicine)分野の研究における透明性・再現可能性の検証の結果を報告する内容です。著者らは、米国国立医学図書館(NLM)の目録上で「物質関連障害(substance-related disorder)」の件名が付与された雑誌に、2014年から2018年までに出版された文献をPubMedで検索し、これらの文献群から無作為抽出した300件の文献を検証の対象としました。検証の結果から次のようなことを報告しています。

・半数以上の文献はオープンアクセス(OA)で出版されていた

ドイツ医学中央図書館(ZB MED)、新型コロナウイルス感染症に関するプレプリントの情報検索を容易にするテキストマイニング技術を活用したビューアを開発

2020年7月22日、ドイツ医学中央図書館(ZB MED)は、新型コロナウイルス感染症に関するプレプリントの情報検索を容易にするテキストマイニング技術を活用したビューアを開発したことを発表しました。

新型コロナウイルス感染症に関する研究の多くは、プレプリントとして迅速な公開・共有が進んでいます。ZB MEDは急増するプレプリントによる新型コロナウイルス感染症関連研究の概要を容易に検索・把握可能なツールとして、テキストマイニング技術を活用したビューアを開発しました。

ビューアは、bioRxiv、medRxiv、ChemRxiv、arXiv、及びPreprint.org等のプレプリントサービスを情報源として毎日更新され、詳細検索・フィルター適用・フルテキストへのリンク提供・検索結果のエクスポートなどの機能を備えています。また、検索機能向上のため、標準的な疾患・症状に関する語彙は検索結果上で強調して表示されます。今後も機能拡張としてリソースとなるプレプリントサービスの追加等が計画されています。

宝塚市立中央図書館(兵庫県)、 当事者研究の会「生きるのヘタ会?」を開催

2020年8月30日、兵庫県の宝塚市立中央図書館が、当事者研究の会「生きるのヘタ会?」を開催します。

自分の苦労の意味やメカニズムを、仲間と話し合い、考える「当事者研究」を、宝塚市大使の漫画家・細川貂々氏と一緒に行い、自分の生きづらさの原因を考えてみるものです。

参加費は無料で事前の申し込みは不要ですが、定員は20人です。

2019年9月から開催されています。

細川貂々 当事者研究の会「生きるのヘタ会?」(中央図書館) (宝塚市立図書館)
https://www.library.takarazuka.hyogo.jp/info/index.html#20200727b

鳥取県立図書館、闘病記が心の支えになったエピソードを募集中:「闘病記が心の支えになったで賞」受賞者にはエピソードを漫画にして贈呈

鳥取県立図書館が、2020年11月30日まで、闘病記が心の支えになったエピソードを募集しています。

鳥取県内の図書館・図書室に所蔵している闘病記(介護記を含む)を利用して、闘病・介護・看護の心の支えになったエピソードを募集するもので、

2021年2月に発表される「闘病記が心の支えになったで賞」の受賞者1名にはエピソードを漫画にして贈呈するとともに、同漫画は、図書館の活用事例として、図書館のウェブサイトやチラシ等に掲載される予定です。

また、参加賞全員に対して、2020年12月、オシドリのしおり(鳥取県立図書館オリジナル)が配布されます。エピソードは、図書館の活用事例として、図書館のウェブサイトやチラシ等に掲載されることもあります。

【募集】闘病記が心の支えになったエピソード大募集(11月30日まで)(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/info/1130.html

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