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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2020年3月9日、韓国国立中央図書館(NLK)が、ウェブサイトをリニューアルしました。
レスポンシブウェブデザインを採用しているほか、デジタルコレクション等の同館が管理する16のウェブサイトを統合し、利用者が同館のサービスを把握して利用できるようにしています。また、統合検索機能は可読性を高めるとともにウェブサイトの中央に大きく配置されています。
「資料当日申込」「本館利用案内」「デジタル図書館予約」の各機能は利用者が直接メニューを変更できるパーソナライズ機能を採用しています。
新ウェブサイトで検索可能な図書・学位論文・ウェブサイトといった同館所蔵資料は1,900万件で、著作権の保護期間が満了した原文DBに搭載された約650万件は誰でも無料で利用可能です。
同館では、最新の情報技術と情報サービスのトレンドを積極的に活用し、利用者のニーズに合わせたキュレーション機能を強化していくとしています。
2020年1月24日、一般財団法人日本航空協会が運営する航空宇宙をテーマとした専門図書館である航空図書館が、新たな取組みを開始すると発表しました。
①レファレンスサービスに加え航空に詳しいスタッフが利用者の様々な疑問や研究調査・進路相談・取材協力等に対応する「図書館での相談対応の強化」、②スタッフ一押しの本をポップ付きで紹介する「推薦図書コーナーの充実」、③利用者から要望の高かった「ホームページの改善、検索システムの導入(2月3日開始予定)」、④SNS に取り上げてもらうことも意識した「図書館入口への滑走路を模擬したカーペットの設置」、の4つの取組が掲げられています。
航空図書館で新たな取組みを始めます(一般財団法人日本航空協会, 2020/1/24)[PDF:1ページ]http://www.aero.or.jp/images/NewsRelease/News_Release_184.pdf
2020年1月23日、千葉県の成田市立図書館が、WebOPACの検索結果一覧、書誌詳細画面、新着案内、おすすめリスト等の画面において、openBDのAPIを用いた書影の表示を開始したと発表しています。館内OPACでは表示されません。
2020年1月23日(木曜日)より新しいサービスが始まりました。(成田市立図書館, 2020/1/23)https://www.library.city.narita.lg.jp/update/2019/n_20200123_newservice.html
参考: 野田市立図書館(千葉県)、openBDを使った資料情報提供の試行を開始 Posted 2017年4月20日https://current.ndl.go.jp/node/33870
株式会社カーリルは、2019年11月1日付で投稿されたブログ記事において、同社が提供する地域資料の横断検索サービス「カーリルローカル」の大幅アップデートの概要と今後の計画等を発表しました。
2011年2月にサービスを開始した「カーリルローカル」は2018年から段階的にアップデートが進められていました。同社は2019年11月の大幅アップデートによる主な変更点として以下を挙げています。
•検索対象館の大幅拡大 •従来のカーリルローカルと比較して大幅な高速化の実現 •検索対象館が各都道府県の相互貸借ネットワークなどとなるべく一致する運用に調整 •従来検索対象に入らなかったISBNでの検索が十分にできない図書館も対象に追加 •スマートフォンによる操作性の向上 •カスタム横断検索とお気に入り図書館の横断検索機能の廃止 •「Internet Explorer 10」などの古いブラウザへのサポート終了
同社は「カーリルローカル」の今後の計画として、不十分な点のあるウェブアクセシビリティの改善を挙げています。また引き続きサービスへのフィードバックを求めています。なお、今回のアップデートで廃止された「お気に入り図書館の横断検索」はカーリル本体への統合が計画されています。
2019年9月13日、京都外国語大学付属図書館(京都市右京区)は、「ロシア語図書書誌データベース」を作成したことを発表しました。
公開された「ロシア語図書書誌データベース」では、同館所蔵のロシア語図書について、デューイ十進分類法(DDC)による分類別に、同館蔵書検索システムの検索結果一覧画面へのリンクが用意されています。また、キリル文字を含めたキーワードの入力により、著者名や書名から同館の所蔵を検索することもできます。
新着情報とお知らせ(京都外国語大学付属図書館, 2019/9/13)http://www.kufs.ac.jp/toshokan/index.html ※2019年9月13日欄に「「ロシア語図書書誌データベース」を作成しました」とあります
ロシア語図書書誌データベース(京都外国語大学付属図書館)http://www.kufs.ac.jp/toshokan/russia1.htm
2019年8月5日、立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)は、オンライン目録「RCGS Collection 試作版」の公開を発表しました。RCGSが所蔵する14,000点以上のゲーム及び関連資料の書誌・典拠情報を収録しています。
同目録の目的として「資料へのアクセシビリティの向上を通じてビデオゲームを中心とするメディアを対象とする調査研究活動を支援すること」と「ポピュラー文化のアーカイブ関連諸施策の高度化のための知識基盤構築に寄与すること」を挙げています。また、同目録から、「ジャパンサーチ」や「メディア芸術データベース」等の文化資源の集約サービスへのデータ提供も予定しているとあります。
同目録ウェブサイト上のページ「このサイトについて」では、2017年から所蔵品オンライン目録「RCGS-OPAC」を公開していたこと、今回コレクションのウェブ公開用システム「Omeka S」を用いてサービスを再構築し「RCGS Collection」を公開したこと、システム再構築を経て「Linked Open Data技術が導入されデータの機械可読性や再利用性の向上」及び「各種の典拠ファイルや統制語彙などの公開」を実現したこと等が紹介されています。
2019年6月17日、日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会は「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン」(2019年5月24日付け)を公表しました。
デジタルネットワーク環境において、図書館利用のプライバシーを保護するために図書館が取り組むべき具体的内容を示すものとあり、以下の7章からなります。
1.はじめに 2.プライバシー保護の重要性 3.どんな場面で「個人情報」「利用情報」が収集されるか 4.収集した情報の管理 5.利用者による自己情報へのアクセスとコントロール 6.外部とのネットワーク 7.図書館員のプライバシー意識と図書館の体制
図書館の自由委員会(JLA)http://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/182/Default.aspx ※2019年6月17日付けのお知らせに「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン(2019年5月24日)を掲載しました」とあります。
日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会は、セミナー「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン」の開催を発表しています。
同委員会が「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン」を近く公表することから、セミナーではガイドラインについて解説を行い、今後の図書館サービスの現場で具体的に活用されることを目指すとしています。
第1回は2019年7月28日に大阪私学会館(大阪市都島区)で、第2回は8月2日に日本図書館協会(東京都中央区)において開催され、第1回、第2回は同一内容とあります。また、参加に当たっては資料代として500円が必要です。
2019年6月11日、東洋文庫が、「東洋文庫所蔵和書分類検索」の増補分3,000点の公開を開始したと発表しています。
【ライブラリ】東洋文庫所蔵和書分類検索の増補分(3千件)の公開を開始しました(東洋文庫,2019/6/11)http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach_db.php?tgid=80
和書分類検索http://124.33.215.236/wasyocat/wasyocat.php
参考: 東洋文庫、「東洋文庫所蔵和書分類検索」を公開 Posted 2018年4月23日http://current.ndl.go.jp/node/35894
2019年6月1日、野球殿堂博物館が、図書室所蔵の図書約6,000冊を検索できるサービスの提供を開始しました。
6月12日の野球殿堂博物館開館60周年を記念して公開されたもので、今後も、図書室で所蔵している図書や雑誌の情報を、随時追加していく予定としています。
6月1日10:00より、図書室の図書約6,000冊をインターネットで検索できるようになります(野球殿堂博物館)http://www.baseball-museum.or.jp/books/picup/detail.html?id=1269
図書の検索サービスを開始しました!(野球殿堂博物館)https://bml.opac.jp/opac/Notice/detail/1
検索サービスhttps://bml.opac.jp/opac/top
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調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
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