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米国音楽図書館協会(MLA)が、2013年2月11日付けで、“Best Practices for Music Cataloging Using RDA and MARC21”と題したガイドラインのドラフト版を公表しました。MLAの書誌コントロール委員会のタスクフォースが、RDAおよびMARC21によって音楽資料(主に楽譜や録音資料)の目録を作成する際のベストプラクティスをまとめたものです。
Best Practices for Music Cataloging Using RDA and MARC21(PDF:78ページ)http://bcc.musiclibraryassoc.org/BCC-Historical/BCC2013/RDA_Best_Practices_for_Music_Cataloging.pdf
Music Cataloging using RDA(Catalogablog 2013/2/11付け記事)http://catalogablog.blogspot.jp/2013/02/music-cataloging-using-rda.html
Music Library Associationhttp://musiclibraryassoc.org/
参考: E1159 - 米国音楽図書館協会第80回年次大会<報告>
国立国会図書館(NDL)は、2012年1月からJAPAN/MARCに採用している書誌データフォーマットMARC21に関するマニュアルを公開しました。
JAPAN/MARC MARC21フォーマットマニュアル単行・逐次刊行資料編(PDF)http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/pdf/JAPANMARC_MARC21manual_MS.pdf
JAPAN/MARC MARC21フォーマットマニュアル典拠編(PDF)http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/pdf/JAPANMARC_MARC21manual_A.pdf
米国議会図書館(LC)が、2011年10月31日に、書誌フレームワークの変革の取り組みに関する計画を示す文書“Bibliographic Framework Initiative General Plan”を公表しました。2008年のワーキンググループの報告や2011年のRDAテストの結果等に基づき、現在のMARCに代わるフレームワークの要件等をまとめたもので、この計画についての意見・提案等を求めるとのことです。文書では、MARCフォーマットはインフラに深く組み込まれているが、技術の変化や資源記述方法の変化により、将来を見据えたデータ生成・交換の環境に移行する必要があるとし、そのアプローチについては、ウェブ環境、Linked Data、RDFを重視したものになるとしています。今後、諮問グループの組織やプロトタイプの開発等が予定されているようです。
A Bibliographic Framework for the Digital Age (LC 2011/10/31付けの情報)http://www.loc.gov/marc/transition/news/framework-103111.html
米国議会図書館(LC)は、2011年5月13日付けで、書誌フレームワーク(Bibliographic Framework)の変革に関する声明“Transforming our Bibliographic Framework”を公表しています。書誌フレームワークを見直すための取組み“Bibliographic Framework Transition Initiative”に関するもので、主な焦点は、MARC21の扱いのようです。予算減とサービス要求増大という状況において、目録メタデータの作成と共有における効率性は必須であるとし、現在と今後のLCの資源の振り分け方について検討するとしています。検討課題として、次のような点があげられています。
・既存のメタデータエンコーディングの諸標準について、どの側面を保持し将来のフォーマットに発展させるかを決定する。 ・セマンティックウェブやLinked Dataの技術を試し、それらが書誌フレームワークにどのような利点をもたらすか、そしてそれらの利点を有効に活用するために現行のモデルはどのように調整されなければならないかを見る。 ・より広いウェブ検索環境で図書館のメタデータが再利用されるよう促進し、エンドユーザーが質の高いメタデータの利用や新しい使い方をできるようにする。
フランス国立図書館(BNF)が、国際図書館連盟(IFLA)が2008年に刊行した英語版の「UNIMARCマニュアル第3版」(UNIMARC Manual: Bibliographic Format. 3rd ed.)の一部をフランス語に翻訳し、ウェブサイトで公開しています。
Manuel UNIMARC : format bibliographique(BNF)http://www.bnf.fr/fr/professionnels/anx_formats/a.unimarc_manuel_format_bibliographique.html
OCLCは、個々のMARCレコード等を表示するための使い勝手のよいインターフェースを提供するソフトウェア“MARCView”と、書誌レコードをMARC21、UNIMARC、MARCXMLなどに変換すること等が可能なソフトウェア“MARConvert”の、オープンソースでの提供を開始しました。MARCViewとMARConvertはともに、米国のSystems Planning社が開発したソフトウェアで、ライブラリアン等によって広く用いられてきましたが、このほどOCLCに寄付され、Apache 2.0ライセンスの下で公開されることになりました。
OCLC releases MARCView and MARConvert as open source software - OCLC DEVELOPER NETWORK BLOG 2010/5/21付けの記事http://www.worldcat.org/devnet/blog/2010/05/oclc_releases_marcview_and_mar.html
OCLCが、ONIX2.1とMARC21のデータマッピングに関するレポートを公開しています。出版界と図書館で広く用いられているONIXとMARC21のデータ交換のためのクロスウォークについてまとめられているようです。OCLCが公開した最新のクロスウォークがONIX3.0には対応しておらず、図書館及び出版界による精査と改良を求めていることも記載されています。
New OCLC Research report: Mapping ONIX to MARC, by Carol Jean Godby(OCLCのニュースリリース)http://www.oclc.org/research/news/2010-04-09.htm
ONIX and MARC21(EDItEUR)http://www.editeur.org/96/ONIX-and-MARC21/
国立国会図書館(NDL)が、2012年1月より、JAPAN/MARC及び雑誌記事索引の書誌データフォーマットをMARC21に、文字コードをUnicodeに変更すると発表しています。JAPAN/MARCに関しては、当面の間、JISコードによるJAPAN/MARCフォーマットでの提供も継続していくとのことです。また、2010年4月からは、全国書誌番号(JP番号)に加え書誌IDの提供開始が予定されています。
書誌データのプロダクト提供サービスが変わります(NDL書誌情報ニュースレター2010年1号(通号12号))http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2010_1/article_01.html
OCLCが、フィールド番号などのMARCタグのスキーマがどれだけ実際に役立っているのかを検証したリポートを公表しています。各タグがWorldcatでどれだけ用いられているか、レコード照合(マッチング)にはどんなタグが用いられているか、検索システム(common library search systems)で索引化されているタグはどのくらいか、Encoding Level(データの完成度のレベル)情報は信頼できるか、ローカルの特殊資料目録とWorldcat等でタグの用いられ方は違うか 、などを調査し、「MARCの将来」を考察しているものです。
Implications of MARC Tag Usage on Library Metadata Practiceshttp://www.oclc.org/research/publications/library/2010/2010-06.pdf
“Vocabulary Mapping Framework”(VMF)のアルファ版が,2009年12月17日にリリースされた(なお,同月23日にはファイルの一部のエンコードを修正したバージョン1.002がリリースされている)。リリースに先行して2009年12月12日には,概要と技術仕様を記述したイントロダクションも公開されている。...
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