中国国家図書館

中国国家典籍博物館がプレオープン

中国国家図書館の所蔵する中国典籍を展示する、中国国家典籍博物館が2014年7月15日、プレオープンしました。

中国国家典籍博物館は、中国国家図書館の南区を改修して建設されたもので、2014年7月15日から関係者向けにプレオープンし、8月1日から事前予約のある団体を対象とした試行期間を経て、9月9日に中国国家図書館創設105周年とあわせて、個人も対象として正式開館する予定とのことです。

中国国家典籍博物館の最初の展示“国家図書館館蔵精品大展”では、金石拓本、敦煌遺書、善本古籍、古地図、名家手稿、欧米言語貴重書、清代の建築家である雷氏の設計図、中国少数民族の古籍や中国古代典籍の略史など9つで構成され、800余点が展示されるとのことです。

中国国家典籍博物館
http://www.nlc.gov.cn/nmcb/

国家典籍博物馆开馆(试运行)暨国家图书馆馆藏精品大展开展(中国国家図書館, 2014/7/16)
http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/gtxw/201407/t20140715_87435.htm

国家典籍博物馆9月开放 《资治通鉴》手稿露真容(中国中央電視台, 2014/7/16)
http://news.cntv.cn/2014/07/16/ARTI1405463569229413.shtml

中国国家図書館等による障害者向けの図書館サービスの基準等の検討が開始

2013年11月19日に、中国国家図書館において、中国国家社会科学基金の重点項目に選ばれたプロジェクト「障害者向けの図書館サービスモデルと基準についての検討(图书馆面向残疾人的服务模式与规范研究)」についての会議が開催されたとのことです。

会議では、中国国家図書館の陳力副館長がプロジェクトの責任者として、同プロジェクトの検討の方向性などを示したとのことです。このプロジェクトのワーキンググループでは、中国における公共図書館のサービスの実際に応じて、障害を持つ人の様々な障害の種類や障害のレベルに対応した情報ニーズを分類し、レベル毎の支援方法とモデルを提示し、図書館界において、実践をもとに「図書館における障害者サービス指針」「図書館障害者サービス基準」などの理論的成果の形成を推進し、図書館界の関連業務の発展にさらなる指導を行い、各種の図書館の障害者サービスの参考となることを目指すということです。

国家社科基金重点项目“图书馆面向残疾人的服务模式与规范研究”正式启动(中国国家図書館, 2013/11/29付け)
http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/gtxw/201311/t20131128_78906.htm

2013年国家社科基金年度项目和青年项目立项结果公布(全国哲学社会科学规划办公室)

中国国家図書館が創立104周年にあわせ利用者サービスを拡充

中国国家図書館は、2013年9月9日に創立104周年を迎え、それにあわせ利用者サービスの水準の引き上げを行ったとのことです。

図書館(子ども図書館以外の部分)の入館年齢制限が13歳以上に引き下げられ、また、これに伴い、これまでの6歳以上の子どもに制限していた子ども図書館の入館を、6歳以下の幼児も入館できるようにしたようです。

このほか、スマートフォンやタブレット端末から利用できるサービスの充実、館内でのインターネット通信速度の向上、「読者ガイダンス室」の設置と定期的な利用ガイダンスの実施など、サービスの拡充が実施されたようです。

国家图书馆推出读者服务新举措整体提升服务水平(中国国家図書館)
http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/gtxw/201309/t20130910_76950.htm

国家図書館公告(中国国家図書館、2013/9/9)
http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/zxgg/201309/t20130909_76890.htm

子ども図書館HP
http://kids.nlc.gov.cn/newxdzzn/segjs/
※現時点では年齢制限が満6歳以上15歳未満のままになっています。

国家図書館、0歳から6歳の幼児向けに開放(CRI online, 2013/9/10付け)

アジア情報室通報、中国の「民国時期文献保護計画」についての記事を掲載

国立国会図書館が発行する「アジア情報室通報」に、中国の「民国時期文献保護計画」についての記事が掲載されています。この計画は中国国家図書館が2011年に始動したプロジェクトで、中華民国が中国大陸を統治していた時期に発行された資料の保存と利用を促進するものであり、記事は、その概要と最近の主要な成果を紹介するものです。

中国で動き出した「民国時期文献保護計画」 : アジア情報室通報 第11巻第2号
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/bulletin11-2-1.php

アジア情報室の刊行物(『アジア情報室通報』)
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/asia-pub.php

中国国家図書館とトロント大学図書館が協力関係を締結

2013年3月25日に中国国家図書館とカナダ・トロント大学図書館が学術的な協力関係を締結することになりました。両館は従来も資料交換などを行ってきましたが、今回の協力では、資料保存、貴重資料のデジタル化、職員の相互派遣、研修プログラム、資源共有などが含まれているということです。

フィリピン国立図書館、中国語図書専門資料室を開設

2012年12月6日、フィリピン国立図書館が同館内に中国語図書専門資料室(China Book Room)を開設しました。これは、中国国家図書館の図書寄贈プログラム“中国の窓”が、フィリピン国立図書館に対して2006年以来寄贈を続けてきた結果によるものとのことです。

National Library of the Philippines (NLP) launches China Book Room (National Library of Philippinesの記事)
http://web.nlp.gov.ph/nlp/?q=node/6661

CA1786 - 動向レビュー:中国の納本制度の現状と新たな動き / 岡村志嘉子

 国内出版物を納本によって国立図書館が網羅的に収集する仕組みは、中国においても制度化されている。中国唯一の国立図書館として「国の総書庫」(1)の機能を担う中国国家図書館は、長年にわたり納本制度の下で蔵書構築を行ってきた。しかし、納本率の低さなど懸案も少なくない。最近では、オンライン出版物の納本をめぐって、法整備を含めた議論も活発になっている。...

ニュージーランド国立図書館と中国国家図書館がデジタル化や資料保存についての協力関係を締結

ニュージーランド国立図書館および中国国家図書館が5年間の協力関係を締結したと報じられています。協力を行う分野として、デジタル化や電子情報の保存、貴重書の保護などが挙げられています。報道では、ニュージーランド国立図書館のBill Macnaught氏による、中国国家図書館の資料保存における経験に期待する声が紹介されています。なお、2012年でニュージーランドと中国の国交樹立40周年を迎えています。

National libraries of China, New Zealand work together to preserve historic treasures(Xinhua 2012/12/20付け記事)
http://news.xinhuanet.com/english/culture/2012-12/20/c_132053258.htm

中国国家図書館“文津捜索”サービスの試行運用を開始

中国国家図書館が検索サービス“文津捜索”の試行運用を開始しています。1日1万5000件以上のアクセスを集めているとのことです。

“文津捜索”では、これまで個別のデータベースで検索しなければならなかった中国国家図書館の蔵書目録、デジタル化資料(学位論文、地方志、古典籍、家譜など)のほか、中国学術情報データベース(CNKI) 、维普などの中国語記事索引データベース、SAGE Journals Onlineなどの欧文データベースなども1つの画面で統合検索することができるようになっており、また、収録されているデータベース数は60以上、検索対象のデータ数は2億項目以上に達するとのことです。

“文津捜索”では、ユーザー登録すれば収録しているデジタル化資料の全文を閲覧できるほか、郵送複写も申し込むことができます。なお、ユーザー登録の方法は中国国家図書館利用カードによる登録やオンラインによる簡易登録などがあり、登録方法によって利用できるサービスの内容が異なるようです。

参考:
「文化の橋渡し、資源の享受―国家図書館“文津”サーチシステムが好評」(文化津梁 资源尽享——国家图书馆“文津”搜索系统广受欢迎)(中国国家図書館HPのニュース)
http://www.nlc.gov.cn/dsb_zx/gtxw/201211/t20121106_67559.htm

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