ユネスコ

2015年の「国際識字デー」のテーマは「識字と持続可能な社会」

毎年9月8日はユネスコの定める「国際識字デー(International Literacy Day)」で、2015年のテーマは「識字と持続可能な社会」(Literacy and Sustainable Societies) とのことです。

2015年9月8日から9日にかけてユネスコ本部において事務局長が来席して2015年ユネスコ国際識字賞授賞式などイベントが実施されるとのことです。

2015年のユネスコ国際識字賞の授賞団体は以下の通りとのことです。

・世宗王識字賞(The UNESCO King Sejong Literacy Prizes)
 ‘Literacy in Local Language, a Springboard for Gender Equality’(モザンビーク)
 ‘Open School Programme’(スリランカ)

・孔子識字賞(The UNESCO Confucius Prize for Literacy)
 ‘Action for Inclusive Education in Madagascar’(マダガスカル)
 ‘Literacy for People Deprived of Liberty’(チリ)
 ‘Romano Barardo’(スロバキア)

2017年の“World Book Capital(本の首都)”はギニア共和国のコナクリに決定

ユネスコ(UNESCO)、国際図書館連盟(IFLA)などが毎年選出する“World Book Capital(本の首都)”の2017年の都市が、ギニア共和国のコナクリ(Conakry)に決定したとのことです。

なお、“World Book Capital(本の首都)”には、2015年は韓国の仁川(Incheon)、2016年はポーランドのヴロツワフ(Wroclaw)が選ばれています。

UNESCO announces Conakry (Republic of Guinea) as World Book Capital 2017(IFLA,2015/7/28)
http://www.ifla.org/node/9716

World Book Capital City(UNESCO)
http://en.unesco.org/world-book-capital-city

セルシウス図書館等で知られるエフェソスが世界遺産に(トルコ)

2015年7月に新たに登録された世界遺産の中に、現在のトルコに位置する古代都市、エフェソスが含まれています。エフェソスはヘレニズム都市として栄えた後、古代ローマのアジア属州の傘下に組み入れられました。

ローマ属州時代に建てられたセルシウス図書館の遺構が見どころの一つとなっており、ユネスコのWebサイトでもこの図書館等が紹介されています。

Sites in Japan, Turkey, Mexico, Uruguay inscribed on UNESCO’s World Heritage List, extension of Spanish site approved(UNESCO World Heritage Centre、2015/7/5付け)
http://whc.unesco.org/en/news/1317

Ephesus(UNESCO World Heritage Centre)
http://whc.unesco.org/en/list/1018/

ユネスコ、プロジェクトの透明性を高める UNESCO Transparency Portalを公開

ユネスコ(UNESCO)は英国の援助を受け、“UNESCO Transparency Portal”を公開しました。

2015年3月16日のユネスコの発表によると、このポータルではユネスコのプロジェクトについてのデータ(予算や経費、進捗状況、実施機関、文書など)を、国または地域や、基金、分野別に入手することが可能とのことです。

なお、プロジェクトの計画や財務に関する情報は、援助や開発、人道支援等の透明性を高める国際的なイニシアティブである、
”International Aid Transparency Initiative ”(IATI)の基準等に沿って公表されるようです。

UNESCO demonstrates global impact through new transparency portal(UNESCO, 2015/3/16)
http://www.unesco.org/new/en/media-services/single-view/news/unesco_demonstrates_global_impact_through_new_transparency_portal/#.VQtnY9K-2Fx

ユネスコ、研究者と図書館員のためのオープンアクセスのカリキュラムを公開

2015年3月16日、ユネスコ(UNESCO)のホームページから、研究者と図書館員のそれぞれを対象としたオープンアクセス(OA)のためのカリキュラムがダウンロードできるようになりました。2014年12月19日にその刊行が発表されていたものです。

図書館員を対象とした“Open Access for Library Schools”はOAの歴史やそのインパクト・権利管理等の課題等のOAの概要、OAのインフラ、資源の最適化、相互運用性や検索などの4つの課程から構成されているとのことです。研究者を対象した“Open Access for Researchers”は、学術コミュニケーション、オープンであること(openness)やOAのコンセプト、知的財産権、研究評価指標、OAによる成果の共有など5つの課程で構成されているようです。

このカリキュラムは、今後、自習できるイーラーニングツールとして作成される予定とのことです。

UNESCO’s Open Access (OA) Curriculum is now online(UNESCO, 2015/3/16)

UNESCO、インターネットに関わる課題の包括的調査レポートのドラフトを公開

2015年3月3日、UNESCOが、表現の自由やプライバシー、情報社会の倫理等の、情報と知識へのアクセスに関わる課題等について検討した調査レポートのドラフト“Keystones to foster inclusive Knowledge Societies: Access To Information And Knowledge, Freedom Of Expression, Privacy, And Ethics On A Global Internet”をオンライン公開しました。このレポートは、3月3日から4日にかけてフランスで開催されているUNESCOの会議“Connecting the Dots”における議論の基礎とされるとのことです。

ドラフトはfirst published versionとsimple versionの2種類が公開されています。

Keystones to foster inclusive Knowledge Societies: Access To Information And Knowledge, Freedom Of Expression, Privacy, And Ethics On A Global Internet(First published version)(PDF:96ページ)

ユネスコ、サーチエンジン等がインターネット上での表現の自由において果たす役割についての書籍を刊行

ユネスコ(UNESCO)がインターネットの自由に関するシリーズの一つとして、“Fostering Freedom Online: the Role of Internet Intermediaries”を刊行したと発表しています。インターネット上のコンテンツの著作者と閲覧者を仲介する、プロバイダ、サーチエンジン、ソーシャルネットワーキングのプラットフォームが、表現の自由において果たす役割について検討したものとのことです。

オンラインで全文公開されています。

Fostering Freedom Online: the Role of Internet Intermediaries
http://unesdoc.unesco.org/images/0023/002311/231162e.pdf

UNESCO launches a new publication on the role of Internet intermediaries(UNESCO, 2015/1/19)

ブラジルのSciELOの15年のオープンアクセスの取組みをまとめた書籍が刊行

オープンアクセスで電子ジャーナルを提供するSciELO(Scientific Electronic Library Online)が、開始から15年を迎え、その経緯や意義をまとめた書籍“SciELO - 15 years of Open Access”がユネスコから刊行されました。Epub形式で無料で全文のダウンロードが可能です。

SciELOは、現在では、ブラジルを中心に、ラテンアメリカの国々の電子ジャーナル約1,200タイトルをオープンアクセスで提供しています。

UNESCO and SciELO launch a new publication on 15 years of Open Access(UNESCO, 2015/1/27)
http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/resources/news-and-in-focus-articles/all-news/news/unesco_and_scielo_launch_a_new_publication_on_15_years_of_open_access/

2017年の“World Book Capital”の募集開始

毎年選出される“World Book Capital(本の首都)”の2017年の募集が開始されています。募集は2015年4月25日までとなっています。

選定された都市は、4月23日からの1年間を期間として、図書を促進するための活動等を行っていくとのことです。

なお、“World Book Capital(本の首都)”には、2014年はナイジェリアのポートハーコート(Port Harcourt)、2015年は韓国の仁川(Incheon)、2016年はポーランドのヴロツワフ(Wroclaw)が選ばれています。

日本ユネスコ国内委員会「World Book Capital 2017」の募集について(2015年4月24日締切)(文部科学省,2015/1)
http://www.mext.go.jp/unesco/001/2014/1354646.htm

World Book Capital Nomination 2017 - Call for Applications
(UESCO,2014/12/18)
http://www.unescobkk.org/news/article/world-book-capital-nomination-2017-call-for-applications/

ユネスコ、研究者と図書館員のためのオープンアクセスのテキストを刊行

2014年12月19日、ユネスコ(UNESCO)が、研究者と図書館員のそれぞれを対象としたオープンアクセス(OA)のためのテキストを刊行したと発表しています。

ユネスコは科学的な情報や研究へのオープンなアクセスを推進しており、図書館や情報の専門家、研究者の能力向上のため、マニュアルを作成したとのことです。図書館員を対象とした“Open Access for Library Schools”はOAの歴史やそのインパクト、権利管理等の課題等のOAの概要、OAのインフラ、資源の最適化、相互運用性や検索などの4つの課程から構成されているとのことです。研究者を対象した“Open Access for Researchers”は、学術コミュニケーション、オープンであること(openness)やOAのコンセプト、知的財産権、研究評価指標などを取り扱っているとのことです。

現在は、メールでの入手依頼の方法が示されていますが、いずれダウンロード可能になる予定とのことです。

UNESCO launches Open Access Curricula for Researchers and Librarians(UNESCO, 2014/12/19)

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