OCLC

OCLC Research、ウェブアーカイブの記述メタデータに関する報告書を公開

2018年2月7日、OCLC Researchのウェブアーカイブのメタデータに関するワーキンググループが、記述メタデータの推奨事項についてまとめた報告書を公開しました。

アーカイブされたウェブサイトという特徴にあわせたメタデータ実務の一貫性と効率性の改善のための推奨事項に関するものに加え、ユーザーのニーズに関する文献レビュー、ウェブサイト収集ツールに関するレビューを加えた3本の報告書で構成されています。

作成にあたっては、国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)、米国アーキビスト協会(SAA)のウェブアーカイブ部門、Internet ArchiveのArchive-Itなどの多様な関係団体・グループからの意見を参考にしています。

News(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/news.html
※「Descriptive Metadata for Web Archiving 07 February 2018」とあります。

国際日本文化研究センター図書館、目録情報をWorldCatに登録

2018年2月7日、国際日本文化研究センター(日文研)図書館は、同館の資料についての目録情報をOCLCのWorldCatに登録したと発表しました。

2018年1月にOCLCおよび紀伊國屋書店との連携により、日文研が所蔵する日本語・外国語図書など約30万件分の書誌・所蔵情報をWorldCatに一括登録したとのことです。あわせて、従来は日文研のOPACにはなかったヨミのローマ字形データもWorldCatに登録されました。年度内には日文研OPACの側にも読みのローマ字形データとOCLCの書誌IDが登録される予定とのことです。

さらに2018年4月からは、OCLC WorldShare ILLによるILLサービスの実施も予定しているとされています。

日文研図書館の資料がOCLC WorldCatでも検索できるようになりました(国際日本文化研究センター、2018/2/7付け)
http://topics.nichibun.ac.jp/ja/sheet/2018/02/07/s001/index.html

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、全国総合目録“Voilà”を公開

2018年2月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、全国総合目録“Voilà”を公開したと発表しています。

LAC及びカナダ国内の図書館の目録データをOCLCのWorldcatで管理するもので、Worldcat内にカナダ関係の目録データのサブセットを作成し公開したものです。

2018年後半には、LACは、OCLCのWorldShare Management Services (WMS)を図書館サービスのプラットフォームとして採用する予定となっており、また、WMSを用いてフランス語の名称典拠ファイルを管理し、OCLCの目録サービスやVIAFに提供する計画です。

Voilà – Canada’s new National Union Catalogue(LAC,2018/2/2)
https://thediscoverblog.com/2018/02/02/voila-canadas-new-national-union-catalogue/

OCLC、朝日新聞社など7つの大手出版者と契約し、WorldCat Discoveryでメタデータを提供

2018年1月30日、OCLCが、朝日新聞社など7つの大手出版者と契約し、ディスカバリーサービスWorldCat Discoveryでのメタデータの提供を行なうと発表しています。

OCLCでは、同サービスのために、325の出版者等と契約を締結しています。

今回の契約での、朝日新聞社以外の出版者は以下の通りです。

・East View Information Services
・Hogrefe
・Kluwer Law International B.V.
・Kubikat
・Mergent
・Practising Law Institute

OCLC Research、文献レビュー“Toward a New Understanding of American Higher Education Institutions”を公開

2018年1月19日、OCLC Researchが、文献レビュー“Toward a New Understanding of American Higher Education Institutions: Focus of Educational Offer, Mode of Provision”を公開しました。

高等教育が変化するなかでの研究図書館の未来をテーマとしたIthaka S+Rとの共同研究プロジェクト“University Futures; Library Futures”を支援するためにOCLC Researchが開発した高等教育機関の分類の、背景・文脈を説明するためのもので、高等教育機関の既存の分類や、高等教育機関の主な組織的特徴等といった内容の文献のレビューが行なわれています。

OCLC Research、研究情報管理における永続的識別子の役割に関する現状調査報告書を公開

2017年12月7日、OCLC Researchが、報告書“Convenience and Compliance: Case Studies on Persistent Identifiers in European Research Information Management”を公開しました。

大学図書館や研究図書館の管理職者に対して、欧州における研究情報管理(RIM)分野で新たに発生した実務や基盤に関する情報を提供することを目的に作成されたもので、特に、個人及び組織の永続的識別子の現在及び将来の役割について扱ったものです。

具体的には、フィンランド・ドイツ・オランダの大学、国立図書館、情報通信技術関連組織の実務者・関係者への調査及び半構造化インタビューを通じて、RIMの実践や、集団規模でのRIM活動やデータ集約促進のための永続的識別子の役割を調べたもので、欧州研究図書館協会(LIBER)との共同研究の一環として行われました。

報告書は、最新研究情報(CRIS)システムが、多くの種類のデータや出版物に関する情報を集約し、大規模で複雑な学術コミュニケーションという現状の中で、相互運用のための重要な結節点としての機能を果たしているという、急速に変わりゆくRIMの現状を示しています。

OCLC Research、図書館による研究情報管理の遂行を支援する報告書を公開

2017年10月19日、OCLC Researchが“Research Information Management: Defining RIM and the Library's Role”を公開しました。

近年、多くの大学図書館で関心が高まっている「研究情報管理」(Research information management:RIM)について、RIMの概要や、RIM採用の促進要因、RIMにおける図書館の役割について説明するもので、図書館やその他関係者が、RIMの実践、特に図書館がその複雑なエコシステムにおいて提供できる付加価値について理解することを助けることが目的とされています。

OCLC Research News
http://www.oclc.org/research/news.html
※「Research Information Management: Defining RIM and the Library's Role 19 October 2017」とあります。

OCLC、2016/2017年度の年報を公表

OCLCが、2016/2017年度の年報を公表しています。

タイトルは“continual reinvention”です

@OCLC(twitter,2017/10/19)
https://twitter.com/OCLC/status/921098604474925061

continual reinvention 2016-2017 Annual Report(OCLC
http://www.oclc.org/en/annual-report/2017/home.html

参考:
OCLC、2015/2016年度の年報を公表
Posted 2016年11月4日
http://current.ndl.go.jp/node/32869

OCLCとInternet Archive、WorldCatとIAがデジタル化した書籍のメタデータの「同期」について合意

2017年10月12日、OCLCとInternet Archiveが、WorldCatとIAがデジタル化した書籍のメタデータを「同期」することで合意したと発表しています。

IAがデジタル化した250万点の書籍のメタデータを、WorldCat搭載済の書誌データと突合し、IAがデジタル化してオンラインで公開している書籍へのリンクを設けるとともに、未搭載のデータについてはWorldCatに追加します。また、IA側でも、オンラインで公開しているデータからWorldCatへのリンクを設けます。

OCLC and Internet Archive collaborate to expand library access to digital collections(OCLC,2017/10/12)
http://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201727dublin.html

OCLC Research、研究データ管理の実態に関する調査報告書シリーズの第2弾“Scoping the University RDM Service Bundle”を公開

2017年9月28日、OCLC Researchが、研究データ管理の実態に関する調査の報告書シリーズの第2弾“Scoping the University RDM Service Bundle”を公開しました。

今回の報告書では、第1弾の報告書を受けて、各大学のRDMサービスが、内外の要因・制度的要因・各大学の選択などの複雑な相互作用によって形成されていることをよりよく理解するために、世界の4つの研究大学(英・エジンバラ大学、米・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、豪・モナシュ大学、蘭・ヴァーヘニンゲン大学)における研究データ管理(RDM)サービスを考察したものです。

RDMは大学ごとに独自の内容であること、組織のニーズを満たすRDMサービスに焦点をあてることは必ずしもRDMに関する全ての領域のサービスを実施することを意味していない事、RDMサービスの3つの構成要素(教育・専門知識・キュレーション)各々でのサービス実施を考えている組織であっても重点を置く範囲や要素が異なる事、RDMサービスは大学の研究支援組織における対外的な顔の役割を果たすこと、RDMサービスは多かれ少なかれ外部のRDMサービスのエコシステムに接続していることが、図書館が考慮すべき点として指摘されています。

ページ