LC(米国議会図書館)

米国議会図書館(LC)、女性参政権・南北戦争・造園・金融政策に関する7つのデジタルコレクションを公開

2019年11月4日、米国議会図書館(LC)は、女性参政権・南北戦争・造園・金融政策に関する7つのデジタルコレクションとして46万5,000点の画像を新たに公開したと発表しています。

「女性参政権」では全米婦人参政権協会の記録、「南北戦争」ではリンカーン大統領の秘書ジョン・G・ニコレイの文書及び南軍の将軍ジュバル・アンダーソン・アーリーの文書、「造園」ではオルムステッドアソシエイツ造園設計事務所の記録、「金融政策」ではネルソン・W・オルドリッチの国家金融委員会に関する文書及び、連邦準備制度理事会の議長を務めたチャールズ・S・ハムリン、ユージン・メイアーの文書の7件です。

Newly Digitized Collections Now Online Include History of Women's Suffrage, Civil War, Landscape Architecture and Monetary Policy(LC,2019/11/4)
https://www.loc.gov/item/prn-19-106/

米国議会図書館(LC)によるウェブアーカイブからデータセットを作成する取組:ウェブアーカイブの利用促進が目的

米国議会図書館(LC)が、2019年10月30日付けのデジタル情報の保存に関するブログ“The Signal”で、LCのデジタルコンテンツ管理部門が実施している、ウェブアーカイブ内からファイルを抽出し、データセットを作成する取組を紹介しています。

ウェブアーカイブがより利用されるようにするための取組の一つで、その成果として、.govドメインから抽出された、表形式、PDF、オーディオといった関連のメディアタイプごとのデータセットが作成・公開されています。各データセットには1,000ファイル含まれています。

データセットは今後も追加する予定で、追加した場合“The Signal”で紹介するとともに、LC Labsで公開されます。

米国著作権局、著作権について学ぶことができる動画シリーズを公開

2019年10月30日、米国著作権局が、初心者やさらに詳しく知りたい人が著作権局や著作権の概念について学ぶことができる動画シリーズをYouTube及びウェブサイトで公開しました。

現在、インターネット上の著作権、他人が自分のアイデアを利用した際の対処方法、フェアユース、パブリックドメイン等といった動画が公開されており、今後も継続的に動画を公開していくとしています。

Copyright Office Launches New Learning Engine Video Series(Copyright Office,2019/10/30)
https://www.copyright.gov/newsnet/2019/785.html

Learning Engine Video Series(Copyright Office)
https://www.copyright.gov/learning-engine/

米国議会図書館(LC)法律図書館と米国政府印刷局(GPO)、連邦議会による報告書・文書をまとめた“U.S. Congressional Serial Set”のデジタル化を開始

2019年10月22日、米国議会図書館(LC)の法律図書館と米国政府印刷局(GPO)は、両者が連携し、 連邦議会による報告書・文書をまとめた“U.S. Congressional Serial Set”を、初めて刊行された1817年まで遡ってデジタル化公開する作業を開始したと発表しています。

対象は約1万5,735巻、約1,200万ページ分あり、デジタル化されたものから段階的に、LCのウェブサイトやgovinfoで公開されます。作業終了までには10年かかると見込まれています。

米国議会図書館(LC)、デジタルコンテンツ管理の大要を紹介するウェブページ“Digital Collections Management Compendium”を公開

米国議会図書館(LC)の2019年10月11日付けのブログ記事において、デジタルコンテンツ管理の大要を紹介するウェブページ“Digital Collections Management Compendium”の公開が紹介されています。

LCのデジタルコレクション及び管理サービス部門が、館内の各部門とともに取り組んできたデジタルコンテンツ管理方法の改善、体系化の成果を反映したものであり、可能な限り、LCのデジタルコレクション管理業務における上位の手引きや方針をとりまとめ、要約して示すことを目指しています。

LCは2018年に発表したデジタル戦略において、「コミュニティの勢いを増す」(Drive momentum in our communities)を方針の一つとして示しています。本ウェブページは第一義的にはLCのスタッフ向けの資料であるものの、方針を踏まえて他機関に対しても公開するものとあります。

E2182 - 2019年IIPC総会・ウェブアーカイブ会議<報告>

国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1893参照)の総会及びウェブアーカイブ会議(WAC;E2101ほか参照)が,2019年6月5日から7日まで,クロアチアの首都ザグレブで,クロアチアの国立・大学図書館主催により開催された。国立国会図書館(NDL)からは筆者を含む2人が参加した。本稿では,NDL職員2人が参加した会合の内容を報告する。

ガース・ブルックス氏、米国議会図書館(LC)によるガーシュウィン賞を受賞

2019年10月2日、米国議会図書館(LC)は、2020年のガーシュウィン賞の受賞者を、米国のカントリー歌手、作曲家であるガース・ブルックス氏に決定したと発表しました。

2007年に、LCにより創設されたガーシュウィン賞は、米国を代表する作曲家・ガーシュウィン兄弟(Ira Gershwin、George Gershwin)にちなみ、ポピュラー音楽で世界の文化に大きな影響を与えた作曲家・演奏家に対し贈られる賞です。

賞は、2020年3月にワシントンD.C.で開催されるオールスタートリビュートコンサートにおいて授与されます。コンサートの様子は、公共放送サービス(PBS)を通じて全米で放映されます。

米国議会図書館(LC)、障害者サービス部門「視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped)」の名称を変更

2019年10月1日、米国議会図書館(LC)は、同館の障害者サービス部門である、視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)の名称変更を発表しました。

新しい名称は“National Library Service for the Blind and Print Disabled”です。

略称NLSは変わりませんが、LCが2018年後半に定めたグラフィック・アイデンティティに基づきロゴを新しくしています。

名称変更は、旧名称での時代遅れの言葉に対応するとともに、同館のサービスの範囲を明確に伝えることを意図しており、米国で発効したマラケシュ条約とも密接に連携させています。

米国議会図書館(LC)や英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)等の米・英の機関が文化機関におけるデジタルスカラシップの役割をテーマに連携

2019年9月18日、米国の人文科学基金(NEH)・国立科学財団(NSF)・スミソニアン協会・議会図書館(LC)及び英国の芸術人文科学研究会議(AHRC)、工学物理科学研究会議(EPSRC)が、図書館・博物館等の文化機関の未来を再考するため連携すると発表されています。

文化機関におけるデジタルスカラシップの役割をテーマに連携するもので、組織のリーダーシップの方向性や新たな学芸的実践の開発、新たな最先端な研究や課題の開拓、21世紀型のコレクションを基盤とした研究方法の推進といった、利用者が文化遺産を体験する方法を変革することが目指されています。

連携事業の第1弾として、9月18日と19日、米・ワシントンDCでワークショップが開催されます。

ワークショップは、両国の学術機関・文化機関の専門家(データ科学者・考古学者・デジタルキュレーター・鳥類学者)により、デジタル技術が博物館等に影響を与えている(今後与えるであろう)ことを調査するもので、機械学習・人工知能(AI)・クラウドソーシング等の共同作業モデル、来館者の体験向上などをテーマとしています。

今後の連携活動の基盤となるよう、優先されるテーマや推奨される活動など、当日の議論をまとめた報告書が出される予定です。

米国議会図書館(LC)、2019年の“Library of Congress Literacy Awards”受賞団体を発表

2019年8月29日、米国議会図書館(LC)が、2019年の“Library of Congress Literacy Awards”の各賞の受賞団体を発表していました。

同賞は、模範的で、革新的で、反復可能な、米国内外でのリテラシーや読書の振興・促進に関する取組を表彰するもので、2013年に開始されました。

2019年の受賞団体は以下の3つです。

・David M. Rubenstein賞(15万ドル): ProLiteracy Worldwide(ニューヨーク州シラキュース)
社会的弱者への成人に必要な幅広いリテラシー能力と基礎教育サービスの提供

・American賞(5万ドル): American Action Fund for Blind Children and Adults(メリーランド州ボルチモア)
視覚障害者への点字リテラシーの関する取組

・International賞(5万ドル: ConTextos(イリノイ州シカゴ)
エルサルバドルの学校、刑務所、コミュニティへのリテラシー能力を身につけるためのプログラムの提供や図書館の建設

その他、ベストプラクティスとして選ばれた15団体も表彰されています。

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