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LIS Newsが選ぶ2016年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)

2016年12月15日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2016年の10大ニュースを発表しています。

1.POST-TRUTH(客観的な事実や真実が重視されない)の時代

2.Carla Hayden氏、米国議会図書館(LC)館長就任

3.米国議会図書館(LC)の件名標目“Illegal Aliens”の変更を停止する法案の可決

4.著作権を侵害して論文をオンライン公開するSci-Hubを巡る議論

5.人工知能(AI)の発展

6.多くの図書館が論文処理加工料(APC)を支払うように

7.知的財産を巡る問題(アンネ・フランク、NFLの試合の違法ライブストリーミング等)

8.Pokemon Go

9.オープンデータのための活動の増加

10.Googleブックス訴訟で最終判決

また、不見識な事件として、米国憲法修正第1条(信教・言論・出版・集会の自由、請願権)に反し、カンザス市公共図書館におけるイベントで職員と利用者が逮捕された件があげられています。

Ten Stories That Shaped 2016(LISNews,2016/12/15)
http://lisnews.org/ten_stories_that_shaped_2016

京都国立博物館、“Google Arts & Culture”で所蔵作品を公開

2016年11月1日、京都国立博物館は、Google Cultural Instituteと連携する機関等の文化遺産コンテンツを閲覧できるサービス““Google Arts & Culture”で所蔵作品を公開したと発表しています。

同館が所蔵する国宝や重要文化財など、120件についての画像200点を閲覧できます。

「Google Arts & Culture」で作品を公開しました(京都国立博物館,2016/11/1)
http://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_113.html

京都国立博物館(Google Arts & Culture)
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/partner/kyoto-national-museum

参考:
“Google Cultural Institute”で、日本の工芸作品を紹介する「Made in Japan: 日本の匠」が公開に
Posted 2016年1月27日
http://current.ndl.go.jp/node/30551

“Google Cultural Institute”に新たに日本の美術館7館が加わる あわせてGoogle カルチュラルインスティテュートモバイルアプリも公開

テキサス大学オースティン校、所蔵する50万冊以上のラテンアメリカコレクションを電子化 HathiTrustから利用可能に

2016年10月3日、テキサス大学オースティン校は所蔵する50万冊以上のラテンアメリカコレクションを電子化し、HathiTrustから利用できるようにしたことを発表しました。同校のベンソン・ラテンアメリカコレクションに含まれる図書を、同大学図書館との協働の下で、Googleが電子化したとのことです。

Latin American Collections Now Available in Digital Repository(UT News、2016/10/3付け)
https://news.utexas.edu/2016/10/03/latin-american-collections-enter-digital-repository

オランダ・ライデン大学図書館、デジタル化した貴重書5万5千点をオンラインで公開

2016年9月12日、オランダ・ライデン大学図書館が、デジタル化した貴重書5万5千点をGoogle Books及び同国の歴史的資料のポータルサイト“Delpher”を通じて公開しました。

ライデン大学では、オランダ王立図書館(KB)やGoogleと連携して所蔵資料のデジタル化作業を実施してきており、今回公開された貴重書は、1876年以前にオランダで出版された書籍や、パンフレット、16世紀から18世紀のオランダ領東インドの資料が含まれます。

また、オランダ領東インドの資料については、今後、同館が他の機関と連携して開発する予定の“Indonesian Digital Library”からも公開するとのことです。

Universitaire Bibliotheken Leiden voegt 55.000 oude drukken toe aan online bibliotheek Google(ライデン大学図書館,2016/9/12)
http://bibliotheek.leidenuniv.nl/nieuws/universitaire-bibliotheken-leiden-voegt-55000-oude-drukken-toe-aan-online-bibliotheek-google.html

Google Arts & Culture、自然史コレクションを公開

2016年9月14日付のGoogleのブログで、Google Cultural Instituteと連携する機関の文化遺産コンテンツを閲覧できるサービス“Google Arts & Culture”において「自然史コレクション」を公開したと発表されています。

50館を越す世界の博物館や科学館と協力して作成したもので、150以上のインタラクティブストーリー、30万点の写真や動画、30以上のバーチャルツアーが含まれます。

日本からは、国立科学博物館が参加しており、同館所蔵の貴重な資料241点や、「恐竜の謎を探る」「地球の多様な生き物たち」等をテーマとするの5 つの展示が公開されています。

Google Arts and Culture でよみがえった太古の世界を探検しよう (Google Japan Blog,2016/9/14)
https://japan.googleblog.com/2016/09/naturalhistory.html

Natural History(Google Arts & Culture)
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/project/natural-history

国立科学博物館(Google Arts & Culture)

「Googleの著作権侵害対策」のレポート(Google公共政策部の“How Google Fights Piracy”の日本語訳)が公開

2016年9月12日、Google公共政策部は、「Googleの著作権侵害対策」というタイトルのレポートを発表しました。

この報告書は、Googleが2016年7月13日に公開したレポート“How Google Fights Piracy”の日本語訳となっています。

・イントロダクション
・業界の状況とオンラインイノベーション
・数字で見る著作権
・YouTube
・Google のウェブ検索
・Google Play
・広告
・結論

の各章で構成され、Googleによる著作権管理等、著作権侵害に対する取組みのほか、コンテンツを管理することによって、GoogleやYouTubeを活用し、多くの収益がもたらされていることも、事例とともに紹介されています。

「Googleの著作権侵害対策」
https://drive.google.com/file/d/0B_gwgQKfOXicZ0lWcl83LURNY2c/view

Google の著作権侵害対策 日本語版リリース(Google Japan Blog)
https://japan.googleblog.com/2016/09/google.html

Google特許検索に、日本を含め世界11か国の特許関連資料が追加

2016年8月30日、Googleは、Google特許検索に、世界11か国からの4,100万を超える特許に関する資料を追加したと発表しています。

今回検索対象となったのは、日本、韓国、英国、スペイン、フランス、ベルギー、ロシア、オランダ、フィンランド、デンマーク、ルクセンブルクの特許及び特許出願書類です。

今回の追加により、世界の17の特許当局からの8,700万を超える特許関連資料を利用できるようになりました。

11 New Countries Available in Google Patents (Gogle Public Policy Blog,2016/8/30)
https://publicpolicy.googleblog.com/2016/08/11-new-countries-available-in-google.html

Google 特許検索
https://patents.google.com/

参考:
Google、米国の特許検索“Google Patents Search”を開始
Posted 2006年12月15日
http://current.ndl.go.jp/node/5075

Google特許検索に中国、ドイツ、カナダ、世界知的所有権機関(WIPO)の特許関連資料が追加

米・ニューヨーク公共図書館でも、今秋から子ども向けプログラミング講座を開講

2016年8月15日、米国のニューヨーク公共図書館(NYPL)が、同館の15の分館で、10月から子ども向けの無料のプログラミング講座“Code a Story” を開講すると発表しています。

Googleの、コンピューターサイエンス(CS)教育に関する課外プログラム“Google CS First”の一環で、1クラス15名、7~14歳が対象です。

参加者はパスポートを受け取り、目標を達成するとスタンプをもらえます。

8月20日には、カリキュラム体験や事前申し込みができるキックオフイベント“Summer Coding Day ”が行なわれます。

‘Summer Coding Day’ Kicks Off Registration for New NYPL Program: Kids Coding Courses(NYPL,2016/8/15)
https://www.nypl.org/press/press-release/august-16-2016/%E2%80%98summer-coding-day%E2%80%99-kicks-registration-new-nypl-program-kids

参考:
米国・クイーンズ図書館(ニューヨーク)、今夏、小学校高学年・中学生向けプログラミング講座を開講:Googleとの連携

英国図書館のビジネス・知財センター、Googleの“Digital Garage”と連携して、中小企業がビジネスで成功するために必要なウェブ上の知識を得るためのウェビナーを公開

英国図書館(BL)のビジネス・知財センター(Business & IP Centre: BIPC)は、同国の中小企業の企業家に、デジタルマーケティングやウェブ上での可視化など、ビジネスで成功するために必要なウェブ上の知識を得てもらうため、Googleの“Digital Garage”と連携した取組みを始めています。

“Digital Garage”は、ビジネスやキャリアの上で必要なデジタル技術を取得するための無料のオンライン講座で、この連携により、BLは、同館が隔週で開催する無料のウェビナー(ウェブセミナー)を“Digital Garage”上で公開します。

また、ニューカッスル市図書館やマンチェスター中央図書館を初め、国内に期間限定の施設を開設するとのことです。

British Library partners with Google to help small businesses make an impact online (BL,2016/6/28)
http://www.bl.uk/press-releases/2016/june/british-library-partners-with-google-to-help-small-businesses-make-an-impact-online

「デジタルの力を、日本中のすべての人に」:Googleによる「イノベーションジャパン」が始動

2016年7月21日付けのGoogle Japan Blogで、全国各地の中小企業のデジタル化推進を支援することで、地域経済を活性化し、日本経済に貢献する取組みである「イノベーションジャパン」が創始されたことが発表されています。

・デジタル教育:各種デジタルツールを使いこなし、デジタルマーケティングを利活用できる人材育成の支援

・観光支援:ストリートビューや YouTube、Google マイビジネス、AdWords 等の Google 製品を活用した情報発信を支援

・ベンチャー支援

の3つを柱とするものとなっています。

また、愛媛、京都、広島の3地域内の地方自治体や団体とパートナーシップを結んでいることが発表されています。

Innovation Japan
https://innovationjapan.withgoogle.com

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