BNF(フランス国立図書館)

フランス国立図書館(BnF)とチェコ共和国・モラヴィア図書館(MZK)、作曲家Antoine Reichaに関するバーチャル展示を共同で実施

2021年2月25日、フランス国立図書館(BnF)が、チェコ共和国・モラヴィア図書館(MZK)と連携して、チェコ共和国出身の作曲家Antoine Reichaに関するバーチャル展示“Antoine Reicha redécouvert”を行うことを発表しました。

発表によると、Antoine Reichaの生誕250周年を記念した展示であり、展示の実施のため、学術・研究・デジタル化・インターンシップ交流の分野に関する協定がBnFとMZKの間で締結されました。プロジェクトの目的としては、Antoine Reichaが残した文化的遺産の重要性を明らかにすることに加え、特にコレクションのデジタル化と研究の分野において、2館の連携が持つ可能性を示すことが挙げられています。

E2353 - みんなで翻刻:歴史資料の市民参加型翻刻プラットフォーム

新しい知識・情報の創造という図書館・ライブラリーが果たす役割を実現していることや,古文書を読める世代を失いつつある結果,それらを死蔵しかねない状況の図書館にとって存在意義が大きいとしてLibrary of the Year 2020 の大賞を受賞した『みんなで翻刻』は,インターネットを通じて誰もが参加できる歴史資料の翻刻プラットフォームである。「翻刻」とは歴史学の用語で,古文書や古典籍など歴史文献資料に書かれた文字を活字に起こし,史料集として刊行したり,データベース化してオンライン公開したりする作業のことを指す。日本には江戸時代以前から伝来する大量の文献資料が保存されており,近年はこれら資料のデジタル化も急速に進められている。しかしテキスト化された歴史資料は全体のごく一部に過ぎないため,全文検索が適用できないなど効果的な利活用が困難な状況にある。『みんなで翻刻』は,多数の参加者の協力を募ることでこれら文献資料の大規模なテキスト化を実現し,歴史資料の利活用促進につなげることを目的としたプロジェクトである。翻刻されたテキストはCC BY-SAライセンスで公開され,出典を明示すれば自由に利用できる。

フランス国立図書館(BnF)、電子図書館“France-Vietnam”を公開:ベトナム国家図書館と協力

2021年2月12日、フランス国立図書館(BnF)が、ベトナム国家図書館との連携により作成した電子図書館“France-Vietnam”を公開しました。

BnFが2017年から提供している、国内外の機関との協力により構築された電子図書館のコレクション“Patrimoines Partagés”に含まれるものです。同コレクションのウェブページによると、2月17日時点で、オリエント、ブラジル、中国、ポーランド、ベトナムの5つが公開されており、アメリカ大陸、インドが今後公開予定です。

“France-Vietnam”では、17世紀から20世紀半ばにかけての、フランス語およびベトナム語の刊行物、手稿、写真等の多様な資料2,000件以上が、伝統、文学、文化移転等8つの項目別にまとめられています。また、フランス農業開発研究国際協力センター(Centre de coopération internationale en recherche agronomique pour le développement:CIRAD)が所蔵する資料も含まれています。

フランス国立図書館(BnF)、識別子に関する方針を公開

2021年2月2日、フランス国立図書館(BnF)が、書誌情報における識別子の方針をまとめた文書の公開を発表しました。

BnFの識別子に関する戦略に基づいた基本原則を明示する文書であり、同原則は、BnFが割り当てや登録に責任を負う、あるいは責任を負う可能性のある識別子に適用されます。Archival Resource Key(ARK)を始めとした、物理的資料やデジタル資料に付与される識別子や、ISNI・ISSNといった、資料へのアクセスを可能にする識別子が含まれると述べられています。

文書の中では、識別子に関する定義やBnFの活動およびその意義等をまとめ、基本原則として以下のような項目を示しています。

・幅広くかつ安定的にコミュニティ内外の取組の成果を取り入れること
・わかりやすく、明確な実施方針を持つこと
・技術的に永続的であること
・技術的、政治的にオープンかつ中立的であること

フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”、文学における「夜」をテーマとしたクイズを公開:読書に関するイベント“Nuits de la lecture”の開催にあたり作成

2021年1月21日、フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”が、小説、詩、エッセイ等における「夜(La nuit)」をテーマとしたクイズに関する記事を、ブログに掲載しました。

発表によると、クイズは、1月21日から1月24日まで実施されている、フランス・文化省によるイベント「読書の夕べ(Nuits de la lecture)」の開催に合わせ、BnFと文化省の協力のもと作成されました。初心者向け(Apprenti)と上級者向け(Expert)の2種類が公開されています。

また、文化省が公開している「読書の夕べ」のウェブサイトでは、「夜」に加えて、文化省がフランス国立書籍センター(CNL)等との協力により作成した、「バンド・デシネの歴史とジャンルをめぐる旅(Une traversée de l'histoire et des genres de la BD)」、「都市(La ville)」、「文学とその他の芸術(Littérature et autres arts)」、「世界各地(Autour du monde)」をテーマとしたクイズが掲載されています。

フランス国立図書館(BnF)、ポータルサイト“API et jeux de données”の新バージョンを公開

2020年12月29日付のお知らせ記事で、フランス国立図書館(BnF)が、同館が提供するAPIやデータセットをまとめたポータルサイト“API et jeux de données”の新バージョンを、12月17日に公開したことを発表しました。

同ポータルサイトは、BnFが提供する書誌情報やデジタルコレクションを利活用できるAPIをまとめているものであり、ダウンロードが可能な画像・テキスト・メタデータ等のデータセットを提供しています。

今回のバージョンアップは、2014年から同館が実施しているデータオープン化戦略の一環とされています。発表によると、検索機能向上のために、データのソースやフォーマット、主題といった基準の追加等が行われました。

フランス国立図書館(BnF)、1月5日から一般利用者向けの閲覧室を再開

2020年12月23日、フランス国立図書館(BnF)が、2021年1月5日からの開館状況について発表しました。

同館は11月24日から、研究者向けの閲覧室の一部再開を行っています。今回の発表によると、1月5日からは、フランソワ・ミッテラン館の一般利用者向けの閲覧室が再開されます。また、研究者向けの閲覧室については、1月4日から開室時間を拡大すると述べられています。同対応は、1月31日まで行われる予定です。

また、イベントや展示については、新たな指示があるまで行わないとしています。

Réouverture des salles de lecture de la BnF(BnF, 2020/12/23)
https://www.bnf.fr/fr/actualites/reouverture-des-salles-de-lecture-de-la-bnf

フランス国立図書館(BnF)、デジタル事業に関する枠組み“Schéma numérique”の2020年版を公開

2020年11月23日、フランス国立図書館(BnF)が、同館のデジタル事業に関する枠組み“Schéma numérique”の2020年版を公開したことを発表しました。

同館におけるデジタルコレクションの構築や公開、同館の活動や戦略における位置づけ、デジタル分野の発展領域等に関して、地図上に表現する形で示されています。

地図は、デジタルコレクション、データ、インフラストラクチャ-、コレクションの扱い、可能性と予測、技術、リソースの探索と共有、報告と目録の8領域に分けられています。また、デジタル納本、デジタル化、労働環境、探索ツール、同館の電子図書館“Gallica”、総合目録をはじめとした、10の項目が点在しています。

“Schéma numérique”の全文では、各領域にマッピングされた要素について解説が行われています。

Schéma numérique 2020 de la BnF(BnF, 2020/11/23)
https://www.bnf.fr/fr/actualites/schema-numerique-2020-de-la-bnf

フランス国立図書館(BnF)、2020年11月24日から研究図書館の閲覧室を一部再開

2020年11月20日、フランス国立図書館(BnF)が、同館の研究図書館の閲覧室について11月24日から一部再開することを発表しました。一般向けの閲覧室については、引き続きサービスを休止しています。

再開するのは、フランソワ・ミッテラン、リシュリュー、アルスナル、オペラ座の研究図書館です。同対応は2021年1月4日まで行われる予定です。

閲覧室を利用するためには、研究図書館の利用カードである“Pass Recherche”と、閲覧したい資料を24時間前までに予約することが必要です。来館者には、マスク着用、入館・入室時の手指消毒、他の来館者と1.5メートル以上間隔をあける等、新型コロナウイルス感染症対策を徹底することを求めています。

また、発表の中では、引き続きオンラインサービスとデジタルリソースの提供を行うと述べられています。

Actualités
https://www.bnf.fr/fr/actualites
※2020年11月20日付で“Réouverture des salles de lecture de la Bibliothèque de recherché”と掲載されています。

フランス国立図書館(BnF)、バンド・デシネのデジタル化画像のコレクションを電子図書館“Gallica”で公開

2020年11月4日、フランス国立図書館(BnF)が、バンド・デシネのデジタル化画像のコレクションを、同館の電子図書館“Gallica”で公開したことを発表しました。

同コレクションは、マンガをはじめとした資料の収集・保存・提供等を行っている「マンガとイメージの国際都市(Cité internationale de la bande dessinée:CIBDI)」が所蔵する資料です。フランス・文化省が主導し各地でバンド・デシネに関するイベント等を実施している“2020 année de la bande dessinée”の一環として公開されました。

コレクションのページでは、著者、シリーズ、新聞のタイトル、テーマごとに画像を検索することができます。

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