BL(英国図書館)

英国図書館(BL)、館外から利用可能なオンラインコンテンツを検索できる“Available online”タブ(beta)をオンラインカタログに追加

2020年6月23日、英国図書館(BL)が、オンラインカタログ“Explore the British Library”に、館外から利用可能なオンラインコンテンツを検索できる“Available online”タブのbeta版を追加したと発表しています。

同館は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館中です。

@BL_Ref_Services(Twitter,2020/6/23)
https://twitter.com/BL_Ref_Services/status/1275430217029476352

E2267 - 英国図書館が進める音声記録の保存事業

英国図書館(BL)では2015年に,録音資料の保存のために我々に残されているのはあと15年ほどである,という報告がなされた(E1753参照)。それを受けて同館では音声記録の保存プロジェクト“Save our Sounds”を発足し,その一環として,“Unlocking Our Sound Heritage”(UOSH)を2017年から開始した。UOSHの目的は,記録媒体の物理的劣化や旧式化により再生できなくなるおそれがある音声記録50万点を保存することである。BLが地域のハブ機関である国内10機関と連携して希少なコレクションをデジタル化・目録化し,その音源を誰もが自由に聴くことができるウェブサイトを開設する計画である。対象となる音源は録音の歴史が始まった1880年代からの多彩な音声記録であり,媒体はろう管,アナログレコード,オープンリール,カセットテープ等幅広い。なお,この事業は国営宝くじ文化遺産基金(The National Lottery Heritage Fund)からの助成金930万ポンドや,慈善団体や個人からの寄附を受けて運営されている。

英国図書館(BL)、2018年7月から2019年6月にかけて公共図書館で最も貸し出された電子書籍等を初めて公表:公共貸与権に係る補償金の支払いを実施

2020年5月19日、英国図書館(BL)は、2018年7月から2019年6月にかけて公共図書館で最も貸し出された電子書籍・オーディオブックを初めて公表しました。

同館は公共貸与権(PLR)に関するプログラムを所管しており、今回の発表は、同日公表された、同期間における公共図書館の貸出データに基づいており、今回、初めて電子書籍・オーディオブック等に関する数値が含まれ補償金の支払いが行われています。

また、Libraries Connectedが発表した、同国のロックダウン下中に電子書籍を借りた人が358パーセント増加したとの推定も紹介されています。

Press releases(BL)
https://www.bl.uk/press-releases
※「Annual public library loans figures reveal the UK’s most borrowed e-books for the first time Tue 19 May 2020」とあります。

英国図書館(BL)、英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)の主導する国家プログラム“Towards a National Collection”内の3件の基礎プロジェクトへ参加

2020年4月8日、英国図書館(BL)は、英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)の主導する国家プログラム“Towards a National Collection”へ参加することを発表しました。

“Towards a National Collection”は、UK Research and Innovation(UKRI)の助成の下、AHRCが主導し、約1,900万ポンドの予算規模で実施される5年間の国家プログラムです。博物館・公文書館・図書館・美術館といった様々な文化遺産機関が垣根を越えて、英国の文化遺産を世界に向けて発信し、オンライン上に統一された「国家コレクション」を構築するための第一歩となるプログラムです。同プログラムではUKRIが独立研究機関に認定した様々な文化遺産機関のコンソーシアムが英国内の大学・機関等と連携し、デジタル技術の活用によって、新たな研究機会の創出、これまで語られていなかった文化の発掘、過去と現在の新たなつながりの構築等を目指す、としています。

新型コロナウイルス感染症の拡大と国立図書館の対応

新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、各国の国立図書館でも来館サービスの休止が相次いでいます。米国、英国、フランス、イタリア、ドイツ、中国、韓国の国立図書館について、各館ウェブサイトの情報から2020年4月15日時点での対応状況をまとめました。

英国政府の2020年度予算案に、英国図書館(BL)のビジネス・知財センター国内ネットワーク拡張費が盛り込まれる

2020年3月12日、英国図書館(BL)が、政府の2020年度予算案において、同館が実施しているビジネス・知財センター(Business&IP Centre)の国内ネットワーク拡張のため、1,300万ポンドの予算の支出が計画されていることを紹介しています。

BLによるビジネス・知財センターの国内ネットワークの地域センターは、現在13の地域の主要な図書館に設置されていますが、今回の予算は、英国内の、21の市と18の周辺の地域の図書館に拡大するものです。

BLは、2015年から2023年までの戦略計画“Living Knowledge”における、2023年にまでに20拠点設置するという目的にとって画期的であるとしています。

英国内の複数の図書館・高等教育関係組織が連名により新型コロナウイルス拡大危機の中での教育研究活動維持のため出版社等へ求める行動を示した共同声明を発表

2020年3月20日、英・Jiscは、新型コロナウイルス拡大危機の中で、機関が教育研究活動を維持できるように、デジタルコンテンツやソフトウェアを提供する全てのプロバイダーへ求める行動を示した、英国内の複数の図書館・高等教育関係組織との連名による共同声明を、英国出版協会(The Publishers Association)と学会・専門協会出版協会(ALPSP)へ提出したことを発表しました。

共同声明は、Association of Colleges(AoC)、英国図書館(BL)、Jisc、Southern Universities Purchasing Consortium(SUPC)、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、英国大学協会(UUK)の連名で発されました。この声明は、出版社・アグリゲータ・ベンダー等に対して、新型コロナウイルス拡大危機の中、教育機関を支援するための行動を求めたもので、国際図書館コンソーシアム連合(ICOLC)が発表済の声明とも密接に連携していることに言及しながら、出版社等が実施可能な行動のリストとして次の内容を挙げています。

英国図書館(BL)・ウェールズ国立図書館(NLW)・スコットランド国立図書館(NLS)、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館

2020年3月17日、英国の、英国図書館(BL)・ウェールズ国立図書館(NLW)・スコットランド国立図書館(NLS)が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館すると発表しました。

BLは、政府の指示に従い、3月17日からセントパンクラス館(ロンドン)・ボストンスパ館両館ともに休館し、閲覧室・ショップや展示・イベント等といった物理的な対面サービスを取り止めるとしています。休館中はデジタルコンテンツへのオンラインアクセスにより国内及び世界中にサービスを提供するとしています。

NLWは、新型コロナウイルス感染症の拡大と利用者の健康への懸念から、3月17日から無期限で休館するとしています。また今後3か月間の全イベントは中止・延期されます。休館中、同館の幅広いデジタル情報源が利用可能となるとしています。職員や業者は引き続き建物内に入れますが、自宅で勤務できるよう調整がなされています。今後についてはソーシャルメディアやウェブサイトで情報を提供するとしています。

英国図書館(BL)、職員の男女間賃金格差に関する年次レポート(2019年調査)を発表

2020年1月30日、英国図書館(BL)は、同館職員の男女間賃金格差に関する年次レポート(2019年調査)を発表しました。

2010年平等法に関する2017年男女間賃金格差情報規則(Equality Act 2010 (Gender Pay Gap Information) Regulations 2017)によって、250人以上の雇用者を有する事業主に報告が義務付けられているものであり、2018年1月、2019年1月に続いて3回目の報告となります。

暫定の全国平均賃金格差は16.2%である一方で同館では現状5.93%であり、2018年調査の3.89%よりも増加しているものの、2017年調査の6.22%よりは低い数字となっている、としています。

一方、上級職に占める女性の割合については、2017年調査の30%から2019年調査の38%に増加し、さらに2020年現在は50%まで上昇したことが紹介されています。

英国図書館(BL)、児童文学の一次資料を用いて子どもの創作活動を促すウェブサイト“Discovering Children's Books”を公開

2020年2月21日、英国図書館(BL)が、ウェブサイト“Discovering Children's Books”を公開しました。

著名な作家や画家によるオリジナルの手稿・作品・詩・インタビュー・下書き・ノート等を含む中世の寓話から現代の絵本までの資料を利用して、過去の豊かで様々な児童文学を探求する、小学生・教員・生涯学習のためのウェブサイトです。

また、様々な能力や関心を持つ子どもが一次資料からインスピレーションを得て、自身で物語や詩、イラスト、豆本、グラフィックノベルを創作することを促す、創作活動の貯蔵庫を提供するとしています。

同サイトでは、BL、セブンストーリーズ 英国・子どもの本センター、英・オックスフォード大学及び同大学ボドリアン図書館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の児童文学コレクションが統合されています。

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