電子図書館

米・OverDrive社、公共図書館および学校における電子書籍貸出が前年比33%増加したと発表:新型コロナウイルス感染症感染拡大等の影響

2021年1月7日、米国のOverDrive社が、同社が提供するサービスで、2020年の公共図書館および学校における電子書籍貸出件数が、2019年と比べて33%増加したことを発表しました。新型コロナウイルス感染症感染拡大、社会正義、リモート学習を増加の背景として挙げています。

発表によると、公共図書館および学校における2020年の貸出件数は合計で4億3,000万件でした。また、社会情勢の影響から先住民や有色人種等に関する書籍や社会的に疎外されたコミュニティの所属者によって書かれた書籍の貸出が、前年比で165%増加しています。加えて、リモート学習等により、子どもやヤングアダルト向けのフィクション・ノンフィクションが増加したこと等が指摘されています。

Internet Archiveの運営する電子書籍提供サイト“Open Library”、電子書籍を探すためのインターフェース“Library Explorer”(ベータ版)を公開

2020年12月16日、Internet Archiveの運営する電子書籍提供サイト“Open Library”が、電子書籍を探すためのインターフェース“Library Explorer”(ベータ版)に関する記事を公開しました。

実際の図書館の書架のような見た目となっており、デューイ十進分類法(DDC)または米国議会図書館分類表(LCC)の分類記号ごと分かれた書架から、電子書籍を探すことができます。また、フィルター機能を用いた表示する資料の絞り込み、表紙や背表紙の表示方法の変更、電子書籍の排架に用いる分類法の変更等が可能です。

Introducing the Open Library Explorer(Open Library, 2020/12/16)
https://blog.openlibrary.org/2020/12/16/introducing-the-open-library-explorer/

E2337 - 青少年のための電子図書館サービスの誕生と小さな一歩

広島県立図書館は,2020年7月29日から,「青少年のための電子図書館サービス With Booksひろしま」のサービス提供を開始した。インターネットにつながる環境があれば,無料で電子書籍を借りられる(1回の貸出は2冊・14日間まで)サービスであり,青少年の心と学びを支援する書籍を中心に約7,000冊を提供している。なお,青少年以外の利用も可能である。

【イベント】電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー(12/18・オンライン)

2020年12月18日、「電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー」がオンラインで開催されます。

同セミナーでは、電子出版制作・流通協議会(電流協)が発行した『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告書』の内容と、図書館における新型コロナウイルス感染症対策について説明が行われます。

参加費は無料で、事前の申込が必要です。

当日の主な内容は以下の通りです。

・「公共図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について
講師:長谷川智信氏(電流協)

・「大学図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について
講師:野口武悟氏(専修大学教授)

・「電子図書館調査2020、With/Afterコロナの図書館・電子図書館のこれから」
講師:植村八潮氏(専修大学教授)

電子図書館調査報告2020発刊記念セミナー(電流協)
https://aebs.or.jp/seminar20201218.html

図書館流通センターと大日本印刷株式会社、「バーチャル図書館」の開発を開始

2020年10月30日、図書館流通センター(TRC)と大日本印刷株式会社(DNP)が、「バーチャル図書館」の開発を開始したことを発表しました。

発表によると、仮想空間上の図書館内で利用者が書架を巡って書籍を探し、電子書籍での閲覧やリアルな書籍の取り寄せができる等、バーチャルとリアル両方の利点を生かした図書館サービスの実現が目的とされています。

11月1日から30日にかけてオンラインで実施されている第22回図書館総合展で、デモンストレーション版が公開されています。

図書館流通センターと大日本印刷が共同で未来の図書館「バーチャル図書館」の開発を開始 [PDF:236KB](TRC, 2020/10/30)
https://www.trc.co.jp/information/pdf/20201030_TRCrelease.pdf

フランス国立図書館(BnF)、バンド・デシネのデジタル化画像のコレクションを電子図書館“Gallica”で公開

2020年11月4日、フランス国立図書館(BnF)が、バンド・デシネのデジタル化画像のコレクションを、同館の電子図書館“Gallica”で公開したことを発表しました。

同コレクションは、マンガをはじめとした資料の収集・保存・提供等を行っている「マンガとイメージの国際都市(Cité internationale de la bande dessinée:CIBDI)」が所蔵する資料です。フランス・文化省が主導し各地でバンド・デシネに関するイベント等を実施している“2020 année de la bande dessinée”の一環として公開されました。

コレクションのページでは、著者、シリーズ、新聞のタイトル、テーマごとに画像を検索することができます。

フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”の新しいビューアが公開

2020年10月5日、フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”が、新しいビューアに関する記事をブログに掲載しました。

ブログの中では、新しいビューアで提供されている情報、機能について紹介されています。

コンテンツの閲覧画面には、以下のブロックがあります。
・“Synthèse”ブロック
資料の種別や、コンテンツに関連する場所を現在の地図上に表示するアプリケーション“Gallicarte”へのリンク等が含まれています。

・“Parution par date”ブロック
逐次刊行物等において、日付を選ぶことで別の号を閲覧することができます。

・“En savoir plus”ブロック
コンテンツのメタデータが表示されます。

・“Légendes et tables des matières”ブロック
目次情報および各章や節のページへのリンクが表示されます。

・“Version texte (OCR)”ブロック
表示されているページに光学文字認識(OCR)により抽出されたテキストが表示されます。

株式会社メディアドゥ、コカ・コーラボトラーズジャパングループウエスト労働組合に電子図書館サービスの提供を開始

2020年10月5日、株式会社メディアドゥは、コカ・コーラボトラーズジャパングループウエスト労働組合にOverDrive電子図書館サービスの提供を開始したことを発表しました。

発表の中で、今回の導入は、国内企業図書館における5例目であり、同組合員の人数増加、所在エリアの拡大、働き方の変化が背景であると述べられています。

コカ・コーラボトラーズジャパングループウエスト労働組合へOverDrive電子図書館サービスを提供開始(株式会社メディアドゥ, 2020/10/5)
https://mediado.jp/service/3208/

参考:
メディアドゥ、OverDrive社との提携により国内での電子図書館サービスを開始
Posted 2015年4月9日
https://current.ndl.go.jp/node/28304

【イベント】電流協電子図書館セミナー2020「新型コロナ問題で注目の電子図書館サービス」(9/28・オンライン)

2020年9月28日、電流協電子図書館セミナー2020「新型コロナ問題で注目の電子図書館サービス」がオンラインで開催されます。

同セミナーでは、電子図書館サービス提供者から、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により変化する電子図書館の利用と問い合わせの変化を中心とした報告が行われます。

コーディネーターは植村八潮氏と野口武悟氏であり、プログラムは以下の通りです。

●第1部「新型コロナ問題で注目の電子図書館サービス、電子書籍貸出サービス事業者からの報告」
電子図書館サービスの動向についてや、電子図書館サービス提供者による電子図書館の利用と問い合わせの変化等についての報告が合計6件行われます。

●第2部 パネルディスカッション「コロナ禍で変化する電子図書館ニーズ、図書館への提言」
・コーディネーター:植村八潮氏(専修大学教授 情報メディア学会会長)
・パネリスト:野口武悟氏(専修大学教授)、大日本印刷(DNP)・図書館流通センター(TRC)関係者、日本電子図書館サービス関係者、丸善雄松堂関係者、メディアドゥ関係者、京セラコミュニケーションシステム関係者

定員は100人(要事前申込)であり、参加費は無料です。

八代市立図書館(熊本)、令和2年7月豪雨被災地域の住民を対象として期間限定で「八代市電子図書館」を利用可能に

2020年7月29日、熊本県の八代市立図書館が、同県内の令和2年7月豪雨の被災地域を対象に、「八代市電子図書館」を期間限定で利用可能にすると発表しました。

発表によると、熊本県の人吉市、津奈木町、球磨村在住者を対象に期間限定IDの発行が行われます。利用可能期間は2020年12月末までです。同電子図書館は、利用者各自のパソコン、スマートフォン、タブレット端末から、インターネットを通じて本を読むことができるサービスです。

期間限定ID・パスワードの発行は、8月1日から電話で受付を開始するとしています。

被災地域の皆さまに、電子図書館期間限定IDの発行をおこないます(八代市立図書館, 2020/7/29)
https://www.yatsushiro-lib.jp/topics/2020/3071/

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