資料管理

資料が正しく配架されているかを確認できるアプリが開発中(米国)

2011年3月27日付けのReadWriteWebの記事で、米国マイアミ大学の拡張現実研究グループ(Augmented Reality Research Group)が開発している、アンドロイド用アプリが紹介されています。これは拡張現実(AR)の技術を用い、アンドロイド端末のカメラを通じて資料が正しく配架されているかどうかを確認することができるものとのことです。間違った並びになっている場合には、間違った場所にある資料に「×」印が表示されるようですが、現在のところ、タグの認識が難しい児童書等の薄い本での利用で課題が残されているとのことです。

Awesome Augmented Reality App Could Save Librarians Hours (ReadWriteWeb 2011/3/27付けの記事)
http://www.readwriteweb.com/archives/awesome_augmented_reality_app_could_save_librarian.php

E1120 - 北米の大学・研究図書館の特殊コレクションに関するレポート

 2010年10月,OCLCの研究部門であるOCLC Researchは,北米研究図書館協会(ARL)やカナダ研究図書館協会(CARL)等に参加している米国及びカナダの大学・研究図書館を対象に2009年に実施した,特殊コレクションとアーカイブズの現状に関する調査の結果をまとめたレポート“Taking Our Pulse: The OCLC Research Survey of Special Collections and Archives”を公表した。レポートは,169館から得られた回答を基に,1998年にARLが行った調査の結果との比較を交えて構成されている。...

OCLC、米国とカナダの大学・研究図書館における特殊コレクションの現状を調査したレポートを公開

2010年10月27日、米国のOCLCが、米国とカナダの大学図書館と研究図書館における特殊コレクションの現状を調査したレポートを公開しました。これは、1998年に北米の研究図書館協会(ARL)が行った同様の調査をアップデートしたもので、2009年に米国とカナダの275の機関を対象に実施した調査に基づくものとのことです。その結果、所蔵機関にとっては他の機関との差別化を図るのに役立つ特殊コレクションの多くが、現在もなお「隠されたまま」となっていることが明らかになったようです。レポートでは、コレクションや利用者サービス、目録作成とメタデータ、デジタル化等の各項目について現状調査をしているほか、それぞれの項目についてアクションプランも提案されているようです。

Taking Our Pulse: The OCLC Research Survey of Special Collections and Archives
http://www.oclc.org/research/publications/library/2010/2010-11.pdf

ロンドン図書館コンソーシアムの2つの図書館、蔵書管理を一元化

英国のロンドン図書館コンソーシアム(London Libraries Consortium)の2つの図書館、エンフィールド図書館(Enfield Library)とハヴァリング図書館(Havering Library)が、蔵書管理を共有することになったようです。共通の蔵書管理者を置き、収集、評価、廃棄などを一元的に管理するとのことです。これにより年間約35,000ポンドの節約になると見込まれており、コンソーシアムの他の図書館での共有も検討されるようです。

London Libraries Consortium introduces shared stock management and acquisitions(Library Technology Guides 2010/10/16付けの記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=15126

資料整理を学ぶオンラインゲーム“Order in the Library”

資料の分類、配架、整理を学ぶオンラインゲーム“Order in the Libray”が公開されていると、2010年8月31日付けのLISNewsが伝えています。作成者は、テキサス大学のVicki Almstrum氏らを中心とするグループのようです。また、手作り感あふれるこのゲームは無料で遊べるとのことです。

Order in the Library
http://users.ece.utexas.edu/~valmstrum/s2s/utopia/library4/src/library4.html

Order in The Library! On-Line Game(2010/8/31付け LISNewsの記事)
http://lisnews.org/order_library_online_game

紀伊國屋書店、洋書の管理にICタグを導入へ

紀伊國屋書店が、販売している洋書にICタグを貼り付けて管理すると発表しています。ICタグを導入することにより、書架から書籍を探す際や棚卸しの際の効率化を図ることができるほか、より細かな販売分析も可能になるようです。全店舗の洋書23万冊にICタグを順次貼り付けていく予定とのことですが、和書への貼り付けは行わないとのことです。

紀伊國屋書店、全洋書にICタグ貼付――電子書籍連携も視野に(ITpro 2010/7/8付けの記事)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100708/350046/

E1010 - 英国図書館の新書庫が公式オープン

2009年12月,英国ウェストヨークシャー州ボストンスパに建設された英国図書館(BL)の新書庫(Additional Storage Building:ASB)が,正式オープンした。なお,ボストンスパはBLが40年以上に渡り,ドキュメントサプライセンター(BLDSC)を運営してきた地である。…

BL、700万冊収蔵可能な保存用の自動書庫を新設

英国図書館(BL)が、保存用の自動書庫“Additional Storage Building”をウェストヨークシャー州ボストンスパの分館に新設しています。コレクションのうち利用頻度の少ない資料を中心に、700万冊が収蔵されていく予定のようです。資料は14万のバーコードつきコンテナに配架されており、リクエストされた資料は機械によってコンテナごと職員の下へと運ばれ、48時間以内にロンドンにある本館の閲覧室まで届けられて利用者に供されるとのことです。

Minister opens British Library’s new £26 million storage facility in Yorkshire – the most advanced in the world(BLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2009/pressrelease20091203a.html

British Library's automated storage system unveiled(BBC News 2009/12/3付けの記事)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/8393710.stm

参考:
英国図書館、利用頻度の低い資料を保存書庫に移動へ

東北大学、積層RFIDタグを用いた蔵書点検システムを導入

東北大学大学院理学研究科数学専攻研究資料室では、日立製作所が開発した、積層RFIDタグを用いた蔵書点検システムを導入しています。積層RFIDタグはミリ単位の間隔で積み重なった状態でも一括で読み取ることができ、これを蔵書点検に用いることで、作業の効率化を図り作業期間を短縮することができるようです。国立大学内の施設としては初の導入になるとのことです。

東北大学が積層RFIDタグを活用した、日立の「蔵書点検システム」の運用を開始(日立製作所のニュースリリース)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/11/1124.html

お知らせ(東北大学大学院理学研究科数学専攻研究資料室)
http://www.math.tohoku.ac.jp/library/Data/sub4.html

佐賀県立図書館、『伊勢物語』古写本を発見

佐賀県立図書館は2009年9月7日、平安時代の歌物語『伊勢物語』の古写本が見つかったと発表しています。同館の坊所鍋島家資料の中から、国文学研究資料館の調査チームが見つけたもので、古典籍の研究において重要な発見としています。

県立図書館所蔵の坊所鍋島家資料から貴重な古写本『伊勢物語』が発見されました(佐賀県立図書館のニュースリリース)
http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/kyoudo/shozou/isemonogatari.html

「伊勢物語」古写本を発見 坊所鍋島家資料 佐賀県立図書館発表 古典籍の研究に一石(47NEWS 2009/9/8付けの記事)
http://www.47news.jp/localnews/saga/2009/09/post_20090908015803.html

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