資料管理

OCLC、Sustainable Collection Services(SCS)社を買収

2015年1月13日、OCLCがSustainable Collection Services(SCS)社の買収を発表しました。

SCSは、紙媒体のコレクションのデータ分析により、図書館の資料管理と共有の支援を行う、業界トップの企業とのことです。SCSのサービスは、OCLCのWorldCcatのデータを活用して、それぞれの図書館やコンソーシアムに対して、どのタイトルを保持し、除籍し、共有すべきなのかについての分析を提示できるとされています。OCLCとSCSは、2011年から、戦略的なパートナーとして、図書館の紙資料の管理を支援してきたとのことです。

OCLC acquires Sustainable Collection Services(OCLC, 2015/1/13)
http://www.oclc.org/news/releases/2015/201502dublin.en.html

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第345号を刊行 - 「シェアード・プリント・プログラム」がテーマ

2014年12月付で、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第345号を刊行しました。今号のテーマは「シェアード・プリント・プログラム」です。

ARL加盟館が参加している、シェアード・プリント・プログラムの種類や範囲を取り扱っており、参加の割合、ARLや他の図書館にとってプログラムを提供するメリット、プログラムに参加する図書館のそれぞれの役割などについて調査を行った結果をまとめているとのことです。

本文は有料ですが、目次とサマリーは無料で公開されています。

SPEC Kit 345: Shared Print Programs (December 2014)
http://publications.arl.org/Shared-Print-Programs-SPEC-Kit-345/

Shared Print Programs, SPEC Kit 345, Published by ARL(ARL, 2014/12/22)
http://www.arl.org/news/arl-news/3486-shared-print-programs-spec-kit-345-published-by-arl

参考:
CA1819 - 北米における冊子体資料の共同管理の動向 / 村西明日香

OCLC Research等、シェアード・プリントに関するシンポジウムの録画や発表資料を公開

オハイオ州立大学図書館とCommittee on Institutional Cooperation(CIC)が2014年3月27日、28日にダブリンで開催した、地域での冊子体資料の共同管理(Regional Print Management)についてのシンポジウムの録画や発表資料が公開されています。シンポジウムでは、小さなコンソーシアムから州や地域レベルでのイニシアティブまで、さまざまな規模で積極的に行われた取組みが紹介されているとのことです。OCLC Research、オハイオ州立大学図書館、CICによるレポート“Right-scaling Stewardship report provides multi-scale perspective on cooperative print management”で示された知見などが共有されたとのことです。

Regional Print Management Symposium videos feature tips for implementing shared print arrangements(OCLC Research, 2014/7/24)
http://www.oclc.org/research/news/2014/07-24.html

国立大学図書館協会、「学術情報の利用促進と保存プロジェクトチーム報告」をウェブに掲載:シェアードプリントについて報告

2014年6月26日、国立大学図書館協会のウェブサイトに、国立大学図書館協会 学術情報委員会 学術情報の利用促進と保存プロジェクトチームによる報告が掲載されました。2013年度の活動報告のテーマは、シェアード・プリントとなっており、諸外国における動向、日本で実施する際の留意点、文献リストがまとめられています。

学術情報の利用促進と保存プロジェクトチーム報告(総会資料№61-4、PDF、17ページ)
http://www.janul.jp/j/projects/si/gkjhoukoku201406b.pdf

参考:
CA1819 - 北米における冊子体資料の共同管理の動向 / 村西明日香 カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1819

お茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学が図書館連携により共同分散保存(シェアード・プリント)に着手

2014年3月25日、お茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学の学長が、図書館間連携の申合せをとりまとめました。

三大学は、各大学の附属図書館の教育・研究支援機能の充実及び高度化に向け、単独大学では不可能な課題解決手法の開発・実施に取り組んでいくとのことです。特に、紙媒体雑誌のバックファイルを対象に効率的な共同分散保存(シェアード・プリント)に着手する予定であり、これは日本の国公私立大学図書館で初めての取組とのことです。

お茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学の三学長が図書館連携の申合せ:わが国初めての共同分散保存(シェアード・プリント)に着手(お茶の水女子大学, 2014/4/4付)
http://www.ocha.ac.jp/news/h260404.html

OCLC Research、紙媒体資料の共同管理についてのレポートを公表

2014年3月25日、OCLCの研究開発部門であるOCLC Researchが、"Right-scaling Stewardship: A Multi-scale Perspective on Cooperative Print Management"と題するレポートを公表しました。大学図書館(オハイオ州立大学図書館)とコンソーシアム(the Committee on Institutional Cooperation: CIC)のそれぞれの観点から地域レベルの紙媒体資料の共同管理について考察し、適切な資料管理の規模について検討しているとのことです。

Right-scaling Stewardship report provides multi-scale perspective on cooperative print management(OCLC, 2014/3/25付)
http://oclc.org/research/news/2014/03-25.html

Right-scaling Stewardship: A Multi-scale Perspective on Cooperative Print Management(OCLC, 2014年3月付)

CA1819 - 北米における冊子体資料の共同管理の動向 / 村西明日香

大学図書館にとって、コレクションを管理することは重要な使命のひとつである。現在の教育・研究を支えるために新しい資料を受け入れ、さらにそれらを将来の利用のために保存するという責任を果たそうとするとき、図書館はスペースの問題に必ず直面する(1)。...

E1548 - 21世紀のアクセスサービス<文献紹介>

 大学図書館におけるアクセスサービス(E430参照)は,貸出,講義の指定図書の管理,相互貸借,書庫管理等の機能を含む包括的なサービス概念である。本書はポストデジタル環境下におけるアクセスサービスの決定的な重要性に鑑みて,13人の実務担当者が分担して米国の大学図書館におけるアクセスサービスの現状を吟味し,その価値とともに従来の枠組みを越え,新たなサービスを行うべく進化しつつあるアクセスサービス部門の活動を説明している。編者のクラサルスキ(Michael J. Krasulski)氏はフィラデルフィア科学大学の情報科学科助教兼アクセスサービス・コーディネータ,ドーズ(Trevor A. Dawes)氏はミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学図書館の副館長である。...

「大学図書館における冊子体コレクションの将来~日本版Shared Printの可能性~」の当日配布資料が公開

2014年2月28日に慶応義塾大学三田キャンパスで開催された「大学図書館における冊子体コレクションの将来~日本版Shared Printの可能性~」について、その発表スライドが、公開されています。

KEIO 大学図書館国際フォーラムのご案内
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/sharedprint/
※スライド掲載ページ

コンスタンス・マルパス氏 "Many paths, one moon"
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/sharedprint/20140228_Malpas.pdf

エミリー・スタンボー氏 "Shared Print in action, frameworks and futures"
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/sharedprint/20140228_emily.pdf

加藤信哉氏 "日本:状況報告-共同保存図書館からシェアード・プリントへ"
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/sharedprint/20140228_japan_situation.pdf

KEIO 大学図書館国際フォーラム「大学図書館における冊子体コレクションの将来~日本版Shared Printの可能性~」(togetter)

【イベント】大学図書館国際フォーラム「大学図書館における冊子体コレクションの将来~日本版Shared Printの可能性」開催(2/28・東京)

2014年2月28日、慶應義塾大学メディアセンターが主催し、OCLC Research Library Partnershipが協力する、大学図書館国際フォーラム「大学図書館における冊子体コレクションの将来~日本版Shared Printの可能性~」が開催されます。

資料デジタル化の進展を背景に、複数の図書館が共同で冊子体コレクションの保存・管理・利用のしくみの構築を行う取り組みである「Shared Print(シェアード・プリント)」について、OCLCにおけるこの分野の第一人者、およびシェアード・プリントを実践している研究図書館から担当者を招き、北米の現状や実践から得た知見についての報告、および日本の関係者とディスカッションを行うとのことです。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

大学図書館における冊子体コレクションの将来~日本版Shared Printの可能性~(慶應義塾大学メディアセンター(図書館))
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/sharedprint/

KEIO 大学図書館国際フォーラム「大学図書館における冊子体コレクションの将来 ~日本版 Shared Print の可能性~」の開催について(ご案内)慶應義塾大学メディアセンター(図書館))

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