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文化財防災ネットワーク、台風15号による被害を受け「豪雨・台風が多発する時期に当たって」を発表

2019年9月9日、文化財防災ネットワークが、台風15号により各地で被害が発生していることを受け、「豪雨・台風が多発する時期に当たって」を発表しました。

【2019/09/09_NEW!】豪雨・台風が多発する時期に当たって(文化財防災ネットワーク)
https://ch-drm.nich.go.jp/news/%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e3%83%bb%e5%8f%b0%e9%a2%a8%e3%81%8c%e5%a4%9a%e7%99%ba%e3%81%99%e3%82%8b%e6%99%82%e6%9c%9f%e3%81%ab%e5%bd%93%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6/

オーストラリア図書館協会(ALIA)・ブルーシールドオーストラリア(BSA)、火災発生の危険性の高まりを受け“ALIA Disaster Management for Libraries Guides”を更新

2019年9月3日、オーストラリア図書館協会(ALIA)とブルーシールドオーストラリア(BSA)は“ALIA Disaster Management for Libraries Guides”3点の更新を発表しました。

現在、同国が、乾燥・少雨等の気候により火災が発生する危険性が高まっていること受けてのもので、各館での防災プラン策定を支援することが目的です。

Is your library ready for the disaster season?(ALIA,2019/9/3)
https://www.alia.org.au/media-releases/your-library-ready-disaster-season

文化庁、「国宝・重要文化財(建造物)の防火対策ガイドライン」「国宝・重要文化財(美術工芸品)を保管する博物館等の防火対策ガイドライン」を策定

2019年9月2日、文化庁が、「国宝・重要文化財(建造物)の防火対策ガイドライン」「国宝・重要文化財(美術工芸品)を保管する博物館等の防火対策ガイドライン」を策定したと発表しています。

8月8日に公表した「国宝・重要文化財の防火設備等の緊急状況調査結果(アンケート調査結果)」を受けて、総合的な防火対策の検討・実施に資するよう、消防庁・国土交通省と連携して策定したものです。

報道発表(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/index.html
※2019年9月2日欄に「「国宝・重要文化財(建造物)の防火対策ガイドライン」及び「国宝・重要文化財(美術工芸品)を保管する博物館等の防火対策ガイドライン」」とあります。

OCLC Research、大学コンソーシアムBTAAによる共同管理コレクションの運用内容や今後の推奨事項をまとめた報告書“Operationalizing the BIG Collective Collection: A Case Study of Consolidation vs Autonomy”を公開

2019年8月20日、OCLC Researchが、報告書“Operationalizing the BIG Collective Collection: A Case Study of Consolidation vs Autonomy”を公開しました。

米国の大学コンソーシアムBig Ten Academic Alliance(BTAA)と連携し作成されたもので、BTAAの冊子体の共同管理コレクションの運用の枠組が紹介されています。

BTAAの共同管理コレクションの主要な特質を調査・定義し、他のコンソーシアムでも適用可能な同コレクションがより意図に即して調整されるよう考案した推奨事項が示されています。

Publications(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/publications.html
※“Operationalizing the BIG Collective Collection: A Case Study of Consolidation vs Autonomy 20 August 2019”とあります。

文化財防災ネットワーク、九州北部・山陽地方の豪雨を受け「豪雨・台風が多発する時期に当たって」を発表

2019年8月28日、文化財防災ネットワークが、九州北部・山陽地方の豪雨を受け「豪雨・台風が多発する時期に当たって」を発表しました。

同ネットワークが迅速に情報共有を図り、救済・支援のための有効な手立てを講じるため、文化財に被害が出た場合、情報を知らせるよう呼びかけています。

お知らせ(文化財防災ネットワーク)
https://ch-drm.nich.go.jp/news/
※2019年08月28日欄に「豪雨・台風が多発する時期に当たって」とあります。

【イベント】日本ミュージアム・マネジメント学会 2019年度第1回コレクション ・マネージメント研究部会「特撮映像関連コレクション保存・公開・展示の未来」(12/1・東京)

2019年12月1日、東京都港区のノムラスタジオ(乃村工藝社本社ビル地下1階)において、日本ミュージアム・マネジメント学会(JMMA) 2019年度第1回コレクション ・マネージメント研究部会「特撮映像関連コレクション保存・公開・展示の未来」が開催されます。

同部会では、2017年度に特撮映像アーカイブの保存について、2018年度にはフィルムのデジタルアーカイブ化をテーマに研究会を開催しており、2019年度は、特撮映像関連コレクションを主題とし、その保存・公開・展示の未来について考えることを目的に開催されます。

内容は以下の通りで、参加費は500円で、事前の申込が必要です。

・フィルム映像のデジタルリマスター化の現状と課題
  講師:清水俊文氏(株式会社東京現像所 営業本部 部長)

・特撮映像作品の造形物修復・保存・公開の現状と課題
  講師:原口智生氏(アニメ特撮アーカイブ機構発起人 特撮ミニチュアプロップ修復師)

・トークセッション
 パネリスト:清水俊文氏、原口智生氏
 モデレーター:小澤智之氏(株式会社一蔵 ウエディング事業本部ネオス・ミラベル映像室 ビデオグラファー)

中国国家博物館の館内に消防署が開設:中国国内の博物館では初

中国国家博物館は、2019年8月24日付けのニュースで、同館内に設置される消防署の開署式を8月22日に開催したことを紹介しています。

博物館内に駐在する消防署としては中国国内初であり、25人のスタッフと消防車2台から構成され、同館の消防安全管理、危機管理計画の策定、平時の防火点検、重要な展示における安全保障を担うとあります。

同館の王春法館長の式典における発言も掲載されており、その中で、2018年以降に発生したブラジル国立博物館とパリ・ノートルダム寺院の火災が警鐘となったとし、今回の設置は同館の消防安全を飛躍的に高めるもので、中国の博物館安全管理の歴史に残る出来事となるだろうと述べています。

中国国家博物馆举行国博消防站揭牌仪式(中国国家博物館, 2019/8/24)
http://www.chnmuseum.cn/zx/gbxw/201908/t20190824_145580.shtml

特定非営利活動法人映画保存協会、ウェブページ「磁気テープの適切な取扱いと保存方法」を公開

2019年8月24日、特定非営利活動法人映画保存協会は、ウェブページ「磁気テープの適切な取扱いと保存方法」の公開を発表しました。

主にカセットテープやVHS等のビデオテープを対象として、歴史や特長等の紹介とともに、適切な取り扱い及び保存の方法について解説しています。

「磁気テープの適切な取扱いと保存方法」を公開(特定非営利活動法人映画保存協会, 2019/8/24)
http://filmpres.org/whatsnew/10963/

磁気テープの適切な取扱いと保存方法(特定非営利活動法人映画保存協会)
http://filmpres.org/preservation/library02/

全米人文科学基金(NEH)、人文学に関する215件のプロジェクトに総額2,900万ドルの助成を実施

2019年8月14日、全米人文科学基金(NEH)は人文学に関する215件のプロジェクトに総額2,900万ドルの助成を実施することを発表しました。

助成されるプロジェクトには、米国南部の食習慣・歴史・文化に関するテレビシリーズを制作する“South by Somewhere”プロジェクト、著名な映画製作者Ric Burns氏によるアラスカの歴史とアイデンティティに関する3部構成のドキュメンタリー製作、進歩主義時代の女性の第一人者に関するアニメ映画シリーズの製作、『オズの魔法使い』や『風と共に去りぬ』のオリジナルネガを含むジョージ・イーストマン博物館の硝酸塩をベースにしたフィルム・写真コレクションの保護などが含まれています。

助成は以下の分野に分類されています。

「語り部」が記憶する部族の系譜や伝承を記録し保存する取組(アフリカ):系図記録を収集・保存する米国の非営利団体FamilySearchによる事業(文献紹介)

2019年8月にギリシャのアテネで開催される第85回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、系図記録を収集・保存する米国の非営利団体FamilySearchのブッシュ(Cherie Bush)氏・リンチ(Russell S. Lynch)氏による“Oral Genealogy in Africa: Preserving Critical Knowledge”と題する文献が公開されています。

アフリカの部族では、指名された「語り部」が、6世代から30世代前に及ぶ先祖の名前や部族の伝承を記憶し口承する伝統がありますが、「語り部」の高齢化、若者の離村、自然災害、戦争等により消失の恐れがあることから、FamilySearchでは、2004年から、人々が自身のルーツをたどり、また、研究者が検索できるようすることを目的に、アフリカにおいて、オーラル・ヒストリーの手法で系譜情報を記録化するプロジェクトを開始しました。

同プロジェクトでは、部族・村・氏族の長と交渉・調整し、150を超すアフリカの協力団体と連携して「語り部」を訪問し、記憶している系譜や伝承を記録化しています。

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