資料保存

CA1348 - ヨーロッパ保存・アクセス委員会創立から5年の活動報告 / 村本聡子

ヨーロッパ保存・アクセス委員会(European Commission on Preservation and Access: ECPA)は,ヨーロッパ内の図書館,文書館,関係各機関に対する「資料の保存と利用」のための協力活動の支援と促進を目的に,1994年3月に非営利組織として発足した。事務局はアムステルダムにあるオランダ王立芸術科学院に置かれている(CA1298参照)。…

CA1342 - 建築史料(図面)の保存・管理・公開―英国の現状― / 長沼美保子

図面とは,作家の手書き原稿と同じ意味合いを持つもの。そして,それは,建築に携わるものにとっての共通言語を意味する。図面の保存はどのような施設で行われているのだろうか。建築系の大学図書館には,講義資料や卒業制作等の蓄積がある。歴史的な建物の図面は,博物館において保存…

CA1338 - OLD NEWs-papers? −「NEWSPLAN」の挑戦− / 木下雅美

想像してみよう。今朝の通勤電車の中で20年前に出た単行本を読んでいる人を見かけたとしても特に職場で話題にしない。しかし,単行本ではなく20年前の新聞原紙だったならばどうか。あるいは大掃除をしたときなどに偶然,とても古い新聞を見つけた瞬間。古い新聞に出くわす,ただそれだけ…

CA1298 - P. バッティン氏、米国人文科学勲章受賞 / 枝松栄

保存とアクセス委員会(Commission on Preservation and Access: CPA)の前委員長パトリシア・バッティン(Patricia M. Battin)氏は,1999年度米国人文科学勲章(National Humanities Medal)の受章者に選ばれ,昨年9月29日,ホワイトハウスでクリントン大統領夫妻から他の7名の受章者とともにメダルを授与された。氏…

CA1275 - スペースと資料の有効利用法−カナダその他の場合− / 木藤淳子

『図書館雑誌』3月号でも図書館資料の除籍・保存・リサイクルが特集されたように,増大する一方の資料を限りある保管スペースの中どう扱うかは図書館にとって深刻な問題となっている。これがわが国に限った問題ではないのは言うまでもない。今年の5月,フィンランドのクオピオで,「共…

CA1269 - 館種を超えた米国の共同保存事業 / 鈴木三智子

ニューヨーク近郊のニューヨーク公共図書館,プリンストン大学図書館,コロンビア大学図書館は,ハイテク機能を備えた共同保存書庫を建設すると発表した。この3館は,それぞれ蔵書数1,330万冊,600万冊,700万冊の大規模図書館である。この書庫は,ニュージャージー州のプリンストン大学キ…

CA1252 - ようやく軌道に乗ったLCの大量脱酸処理 / 永村恭代

脱酸処理は,酸性紙でできていて何も手当をしなければ壊れてしまう危険のある資料のために行う処理である。脱酸すると紙の劣化のスピードを遅くすることができる,将来することになるかもしれない高価なメディア変換を避けることができる,数百年にわたって資料の原型を維持することが…

CA1215 - 相互に連携を図る米国の地域保存センター / 竹内秀樹

米国では,図書館や文書館の資料保存業務を支援する地域保存センターが各地に設置され,活発な活動を展開している。劣化資料に対して本格的な保存修復処置を施すには,特別な施設と設備を整備し専門的な技術者を配置することが不可欠であるが,これらを個々の図書館や文書館で確保する…

CA1206 - 地図の保存状況調査 / 小澤知子

蔵書の保存計画をたてる際には,保管される蔵書の物質的状態を評価することが不可欠の要素である。しかし,これまで評価について論ずるときは主に図書が対象で,地図資料については保存方法や取扱い方にのみ注意が向けられ,評価の問題は取り上げられなかった。地図には特別な扱いが必…

CA1198 - カナダ国立図書館における電子出版物のアーカイビング / 前田直俊

電子出版物の「アーカイビング」とは,最も広義には収集・組織化・保存・更新・管理までの過程を指すが,その適用範囲は機関・個人によって異なる。しかしながら標榜するところは,電子出版物に対する長期的なアクセスを保証することで一致しており,その背景には言うまでもなくUAP(用…

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