資料保存

新潟歴史資料救済ネットワーク、令和2年7月豪雨の資料保全活動に対し新潟県立歴史博物館が提供可能な支援物資等のリストを公表

2020年7月10日、新潟歴史資料救済ネットワークが、令和2年7月豪雨の資料保全活動に対し新潟県立歴史博物館が提供可能な支援物資等のリスト(7月9日付)を公表しています。

支援資材の品名・数量のほか、同館で資材輸送が可能であること(公用車にて現地まで輸送) 、梱包・輸送要員として同館職員等を2、3名派遣可能であることや、資料の仮保管場所の提供が可能であることが示されています。

熊本県、令和2年7月豪雨に伴う文化財レスキュー事業を開始

2020年7月14日、熊本県が、令和2年7月豪雨に伴う文化財レスキュー事業を開始したと発表しています。

県文化課が装飾古墳館・鞠智城温故創生館と合同で事業主体となり、熊本県立美術館、熊本県立図書館職員、熊本県博物館ネットワークセンター、熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)等の協力を得て実施するとしています。

実施期間は7月13日から3週間程度が予定されており、対象地域は人吉・球磨地域、八代・芦北地域としています。

令和2年7月豪雨に伴う文化財レスキュー事業を開始しました(熊本県,2020/7/14)
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_34440.html

参考:
特定非営利活動法人映画保存協会、令和2年7月豪雨により水損被害を受けた視聴覚資料の洗浄に関する相談を受け付け
Posted 2020年7月14日
https://current.ndl.go.jp/node/41495

特定非営利活動法人映画保存協会、令和2年7月豪雨により水損被害を受けた視聴覚資料の洗浄に関する相談を受け付け

2020年7月8日、特定非営利活動法人映画保存協会が、同会の災害対策部において、令和2年7月豪雨により水に濡れたり土砂をかぶったりした8mmフィルムやビデオテープ等の視聴覚資料の洗浄に関する相談を受け付けると発表しています。

[災害対策部]2020 九州豪雨の被害について(映画保存協会,2020/7/8)
http://filmpres.org/whatsnew/11630/

参考:
天草市(熊本県)、ウェブサイトに「歴史資料保全のお願い」を掲載し、古い記録・美術工芸品等を捨てないよう呼びかけ
Posted 2020年7月13日
https://current.ndl.go.jp/node/41491

天草市(熊本県)、ウェブサイトに「歴史資料保全のお願い」を掲載し、古い記録・美術工芸品等を捨てないよう呼びかけ

2020年7月10日、熊本県の天草市は、令和2年7月豪雨をうけ、ウェブサイトに「歴史資料保全のお願い」を掲載し、古い記録・美術工芸品等を捨てないよう呼びかけています。

災害復旧ボランティアに対して、被災した建物から古文書や美術工芸品などが出てきた際に、処分する前に所蔵者に確認することや、所蔵者に対して、安易に廃棄・売却などをせず、市文化課または熊本被災史料レスキューネットワークに連絡するように、としています。

歴史資料保全のお願い(天草市,2020/7/10)
https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0037224/index.html

参考:
歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表
Posted 2020年7月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41451

人吉城歴史館(熊本県)、令和2年7月豪雨により、展示品・収蔵品の水没等の被害

2020年7月10日に熊本県災害対策本文会議が開催した「令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第8回)」の会議資料によると、人吉城歴史館は、床上浸水、展示品・収蔵品の水没、窓ガラスの破損等の被害を受けたとのことです。

令和2年7月豪雨に係る情報について(熊本県)
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_34110.html
https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=34110&sub_id=46&flid=242879
※二つ目のリンクが「令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第8回)」の会議資料[PDF:7.53MB]です。58ページ目に人吉城歴史館の被害状況の記載があります。

西日本自然史系博物館ネットワーク、「令和二年豪雨災害に関連して」を公表

2020年7月9日、西日本自然史系博物館ネットワークが、「令和二年豪雨災害に関連して」を公表しています。

自然史資料の水損への対処に関し、必要な相談に応じるとしています。

令和二年豪雨災害に関連して(西日本自然史系博物館ネットワーク,2020/7/9)
http://www.naturemuseum.net/blog/2020/07/post_74.html

参考:
歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表
Posted 2020年7月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41451

芦北町立図書館(熊本県)、令和2年7月豪雨による浸水被害のため蔵書の多くが水損

2020年7月11日付けの産経新聞(オンライン)が、熊本県の芦北町立図書館が、令和2年7月豪雨による浸水被害を受け、蔵書の多くが水損したと報じています。

記事には、被害の状況や、水損した資料の応急処置作業が行われている様子を撮影した動画も掲載されています。

【動画】図書館浸水 片付けに追われ 熊本・芦北町(産経新聞,2020/7/11)
https://www.sankei.com/west/news/200711/wst2007110012-n1.html

参考:
CA1891 - 水損資料を救うために / 正保五月
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1891

英国図書館の消滅の危機に瀕した文化遺産アーカイブプロジェクトEndangered Archives Programme、新たに4コレクションをオンライン公開

2020年7月3日、英国図書館(BL)の消滅の危機に瀕した文化遺産アーカイブプロジェクトEndangered Archives Programme(EAP)は、新たに4つのコレクションがオンライン上で利用可能になったことを発表しました。

EAPが今回公開した4つのコレクションとその概要は以下のとおりです。

・ブラジル第2の文書館であるバイーア州立公文書館から寄託された1664年から1910年までの1,329冊・30万6,416ページに相当する公正証書のコレクション“Notary Books of Bahia, Brazil, 1664-1910”。バイーアは1763年までポルトガル植民地政府において中心的な地位を占めた地域であり、公開された文書類は19世紀末までの同地域の社会経済史の研究において最も信頼のおける情報源である。

宮崎歴史資料ネットワーク、被災資料の救出等に関して要請があれば支援活動を行えるよう準備している旨発表

2020年7月7日、宮崎歴史資料ネットワークが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、他の被災県に直接赴いて支援する事は難しい状況にあるものの、被災資料の救出等に関して他の団体・個人から要請があれば直接間接に支援活動を行えるように準備している旨発表しています。必要な物資等も手配できるようにしているとしています。

また、同県は他地域と比較して被った損害は現状では限られているとしています。

宮崎歴史資料ネットワーク(Facebook,2020/7/7)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=164749498429582&id=111102067127659

歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表

2020年7月8日、歴史資料ネットワーク(史料ネット)が、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表しています。

九州地方の豪雨によって被害を受けた人にお見舞いを述べるとともに、 被災地の住民や、ボランティアに対し、歴史資料の保全をお願いするものです。

2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)(歴史資料ネットワーク,2020/7/8)
http://siryo-net.jp/info/2020kyushu/

参考:
東京文化財研究所、公式Twitterにて、水損文化財の処置における注意点をまとめた文書を紹介
Posted 2020年7月7日
https://current.ndl.go.jp/node/41438

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