資料保存

新潟歴史資料救済ネットワーク、台風19号で水損被害を受けた古い書付・帳面・古いアルバム・古い道具などの修復に関し相談するよう呼びかけ

2019年10月14日、新潟歴史資料救済ネットワークが、台風19号で水損被害を受けた古い書付・帳面・古いアルバム・古い道具などに関し、安易に処分せず、修復に関し同ネットワーク宛に相談するよう呼びかけています。

台風19号での被害について(新潟歴史資料救済ネットワーク,2019/10/14)
http://nrescue.s1006.xrea.com/2019/10/14/%E5%8F%B0%E9%A2%A819%E5%8F%B7%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

常陸大宮市(茨城県)、文書館・歴史民俗資料館・市史編さん室で台風19号で被災した古文書・資料・民具・書画・写真などの受入・相談を受け付け

茨城県の常陸大宮市文書館が、2019年10月13日付の同館のブログで、同館及び常陸大宮市歴史民俗資料館・市史編さん室で、台風19号で被災した古文書・資料・民具・書画・写真などの受入・相談を受け付けていることを発表しています。

10月14日付のブログ記事では、市内大宮・御前山地域の一部の被害状況が報告されています。

台風19号で被災した古文書や資料、民具、書画、写真などご相談ください!(常陸大宮市文書館のブログ,2019/10/13)
http://blog.livedoor.jp/oomiyabunsho/archives/1075991331.html

常陸大宮市内の台風19号被害速報<大宮・御前山地域の一部>(常陸大宮市文書館のブログ,2019/10/14)
http://blog.livedoor.jp/oomiyabunsho/archives/1075994453.html

茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク(茨城史料ネット)、台風19号による被害の発生をうけ、「豪雨災害発生にあたってのお知らせ」を公表:被災地の文化財・歴史資料の保全を支援

2019年10月14日、茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク(茨城史料ネット)が、台風19号による被害の発生をうけ、「豪雨災害発生にあたってのお知らせ」を公表しました。

同ネットとして、被災地の文化財・歴史資料の保全を支援していくとしており、どのような些細なことでも構わないので相談するようよびかけています。

@ibaraki_s_net(Twitter,2019/10/14)
https://twitter.com/ibaraki_s_net/status/1183588556985421825

【イベント】文化財防災ネットワーク推進事業シンポジウム「地域社会と文化財 ― 身近にある文化財、それをまもり伝える意味」(12/7・東京)

2019年12月7日、東京国立博物館において、国立文化財機構主催の文化財防災ネットワーク推進事業シンポジウム「地域社会と文化財 ― 身近にある文化財、それをまもり伝える意味」が開催されます。

2019年4月に文化財保護法が改正され、地方公共団体に対して、指定文化財・未指定文化財の隔てなく、各地域での文化財の保存活用のための取り組みの計画的・継続的な実施を求めていることから、地域の文化財に焦点を当て、それをまもり伝えていくことの意味と方法を考えるものです。

聴講無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は300人(申し込み先着順)です。

内容は以下の通りです。

・基調講演
人口減少社会における文化財保護の可能性 宗田好史氏(京都府立大学副学長・教授)

・プログラム
講演1 みんなでまもる地域の文化財―和歌山県の取り組みから 大河内智之(和歌山県立博物館主任学芸員)

講演2 地域の復興に文化財が果たす役割―福島県双葉町の文化財 吉野高光(福島県双葉町教育委員会総括主任主査)

・パネルディスカッション
宗田氏、大河内氏、吉野氏、岡田健氏

茨城大学図書館、特別展示「菅文庫修繕資料お披露目展」を開催:クラウドファンディングで修繕した資料を工程とともに数点展示

茨城大学図書館が、2019年11月1日から11月17日まで、特別展示「菅文庫修繕資料お披露目展」を開催します。

同館では、所蔵資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを実施し、9点の資料のカビの除去や虫損の補修を行ないました。

展示では、修繕した資料が、修繕工程とともに数点展示されます。

茨城大学図書館特別展示「菅文庫修繕資料お披露目展」を開催します(11/1-11/17)(茨城大学図書館,2019/10/3)
http://www.lib.ibaraki.ac.jp/news/index.php?id=277

参考:
茨城大学図書館、貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始
Posted 2019年3月12日
https://current.ndl.go.jp/node/37755

北米の研究図書館センター(CRL)、冊子体雑誌の共同保存に関するデータベースPAPRの機能拡張を実施

2019年9月20日、北米の研究図書館センター(CRL)は、冊子体雑誌の共同保存に関するデータベース“Print Archives Preservation Registry”(PAPR)について、機能拡張を実施したことを発表しました。

CRLは主な機能拡張として以下の3点を挙げています。

・他のデータベースからのレコード取り込み機能についてフォーマットを指定することにより、JSTOR、HathiTrust、Scholars Portalなどからレコードを追加することが可能になった

・各タイトルについて、紙資料の所蔵情報とデジタル資料の保有情報を区別して表示することが可能になった

・各タイトルについて、FLAREやScholars Trustのような資料保存プログラムに関する情報を表示することが可能になった

PAPR Database Enhanced(CRL,2019/9/20)
http://www.crl.edu/news/papr-database-enhanced

館山市(千葉県)、ウェブサイトに「被災した歴史資料の取扱いに困ったら相談を!」を掲載:安房地域各市町の文化財担当課や博物館に相談するよう呼びかけ

2019年10月2日、千葉県の館山市が、同市のウェブサイトに「被災した歴史資料の取扱いに困ったら相談を!」を掲載しました。

台風15号で自宅や地区の集会所等が被災し、保管していた歴史資料の取扱いに困ったときは、処分を検討する前に、安房地域の各市町の文化財担当課や博物館に相談するよう呼びかけるもので、水に濡れた古い文書や写真、壊れた彫刻等もすぐに捨てたり燃やしたりしないよう依頼しています。

館山市立博物館・南房総市教育委員会生涯学習課・鴨川市郷土資料館・鋸南町歴史民俗資料館に相談すれば、保管方法のアドバイスなどを行うとしています。

歴史資料の事例として以下があげられています。

・戦前の文書や手紙、日記
・戦前の写真・絵はがきや新聞
・地区の記録や引継ぎ文書
・お祭りやオコモリ(講)の掛軸や道具
・神社・寺院やお神輿などの彫刻
・木や石でできた仏像や神像
・絵馬・棟札など木の板に絵や文字が書かれたもの

千葉歴史・自然資料救済ネットワーク、台風15号による館山市内の被害状況確認調査の結果をブログで報告

2019年9月25日、千葉歴史・自然資料救済ネットワーク(千葉資料救済ネット)は、9月17日に実施した館山市内の台風15号による被害状況確認調査の結果をブログで報告しています。

NPO法人安房文化遺産フォーラムの雨漏りした第1事務所に保管されている葉書・書簡・植物標本などの小学校廃校舎への移動作業、屋根が吹き飛んだ第2事務所で回収しきれなかった資料のレスキュー作業が行われたことが報告されています。

また、水損の激しかった資料をNPO法人事務局員の冷凍庫で保管するとともに、資料の乾燥作業を実施し、カビが広がりつつある資料へのアルコール噴霧の方法なども説明したとしています。

台風15号被害 現地報告(館山)(千葉資料救済ネット,2019/9/25)
http://chibasiryounet.blog.fc2.com/blog-entry-264.html

神奈川地域資料保全ネットワーク、横浜市金沢区にて水損資料の初期対応を実施

神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)が、2019年9月20日に、台風15号による高波で被災した横浜市金沢区の工業団地にて、事業所等の運営にかかわる資料の水損資料の初期対応を実施したと、同ネットワークの9月23日付のブログで報告しています。

9月19日に開催された「2019年台風15号災害、横浜市金沢区工業団地を救う会」の緊急会議に出席するとともに、同会の仲介により、工業団地にある企業数社を訪問し、「資料を捨てないで」という趣旨のチラシを配布するとともに、要望をうけて、水損した資料の初期乾燥の作業を行ったとのことです。

今後は、乾燥具合等を見ながら、ドライクリーニング等を実施するとしています。

横浜市金沢区にて水損資料の初期対応を行いました(ご報告)(神奈川資料ネット,2019/9/23)
https://kanagawa-shiryounet.hatenablog.com/entry/2019/09/23/210300

【イベント】第13回資料保存シンポジウム「文化資料のゆくすえ ― 令和に期待すること ―」(10/15・東京)

2019年10月15日、情報保存研究会と日本図書館協会は、東京都千代田区の一橋大学一橋講堂で、第13回資料保存シンポジウム「文化資料のゆくすえ ― 令和に期待すること ―」を開催します。

内容は以下の通りです。

・基調講演 
国立公文書館館長 加藤丈夫 氏
「公文書の重要性と令和に伝えていくこと」

・特別講演
青山学院大学教授 小田光宏 氏(日本図書館協会理事長)
「資料保存の継承:令和における図書館の役割」

東京国立博物館特任研究員 田良島哲 氏
「ミュージアムのデジタル情報と活用の新たな視角」

第13回資料保存シンポジウム 令和元年10月15日(火)に開催!(情報保存研究会)
http://www.e-jhk.com/html/index.html

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