貸出

E2407 - 神奈川大学における貸出スマートフォンアプリの導入について

   神奈川大学みなとみらい図書館では,館の開設に合わせてスマートフォンアプリ(以下「スマホアプリ」)を使用した図書の貸出サービスを導入した。以下,そのサービスについて紹介する。

沖縄県立図書館の利用者負担による本の宅配サービス「ひ~じゃ~便」が緊急事態宣言に関係なくいつでも利用可能に

2021年7月26日、沖縄県立図書館が、宅配料の利用者負担による本の宅配サービス「ひ~じゃ~便」を、緊急事態宣言に関係なく「いつも、いつでも利用可能」にすると発表しました。

同館の利用カードを所持する人が利用可能で、あらかじめ予約の手続き(Myライブラリー・電話・FAX)を取った上で、申請書に記入してメール・FAX・郵送で申し込むことができます。

@okinawapreflibrary(Facebook,2021/7/26)
https://www.facebook.com/okinawapreflibrary/photos/a.1786235834800494/4093994180691303/

米国のミネタ・サンノゼ国際空港で電子書籍貸出サービスが利用可能に:サンノゼ公共図書館と連携

2021年7月8日付で、米国のミネタ・サンノゼ国際空港(Mineta San José International Airport:SJC)が、サンノゼ公共図書館(SJPL)との連携により、同空港で電子書籍貸出サービス“Pop-Up Library”が利用可能になったと発表しました。

“Pop-Up Library”はBaker&Taylor社が提供するものであり、同空港では、同社の電子書籍プラットフォーム“Axis 360”上のSJPLのコレクション約400タイトルが提供されています。図書館利用カードの取得やアプリのダウンロードの必要なく、スマートフォンやPC等を空港のゲート付近に設置されたWi-Fiに接続し、無料で電子書籍をダウンロードして借りることができるとあります。

貸出冊数は1度に4冊まで、貸出期間は3週間であり、書籍はスペイン語・英語で利用可能と述べられています。

英・マンチェスター図書館チョールトン図書館、地元の事業者と提携し自転車便での宅配貸出・返却サービスを提供

英・マンチェスター図書館のブログ“MANCLIBRARIES BLOG”の2021年7月7日付け記事で、同館のチョールトン図書館による、自転車便での宅配貸出・返却サービスの提供が紹介されています。地元の事業協同組合(cooperative business)である “Chorlton Bike Deliveries”との提携により実施されるサービスです。

同サービス利用の際は、同組合の利用登録を行った上、図書館の予約システムから資料を予約し、同組合に氏名・連絡先・配達を希望する時間帯を連絡します。資料の貸出時だけでなく、返却時にも利用可能です。チョールトン図書館から5キロ圏内であれば無料で利用できますが、自転車の維持費用等を賄うために利用者には少額の寄付を依頼している、とあります。

記事では、“Chorlton Bike Deliveries”が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミックを受けて設立されたことや、自転車便で地域の事業者から住民への宅配サービスを行っていること等、同組合の概要についても紹介しています。

EBSCO社、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOの“Controlled Digital Lending(CDL)”対応のため機能開発に取り組むと発表

2021年6月15日、EBSCO社は、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOについて、“Controlled Digital Lending(CDL)”とリソース共有のための機能開発への取組を強化すると発表していました。

CDLとは、図書館が蔵書をデジタル化し、電子的な複製物を「1部1ユーザー」の制限のもと貸し出す方式です。英国のソフトウェア開発企業Knowledge Integration社との協力によりCDL対応のための機能開発が進められ、2022年の第3四半期のリリースが予定されています。

筑後市立図書館(福岡県)、10種類のボードゲームの貸出を開始

福岡県の筑後市立図書館が、2021年7月6日付の同館公式Twitterにおいて、10種類のボードゲームの貸出を開始したと発表しています。

貸出には利用者カードや同意書への署名といった手続きが必要と説明されています。

また、少しづつ貸出する種類を増やしていきたいとしています。

@Chikugo_library(Twitter,2021/7/6)
https://twitter.com/Chikugo_library/status/1412296193162452995

参考:
福岡県内の図書館6館で、一斉展示企画「ゲームで読書しませんか?~ボードゲーム、カードゲーム、TRPGからデジタルゲームまで~」を実施
Posted 2021年2月3日
https://current.ndl.go.jp/node/43182
※筑後市立図書館でも実施

LibraryPass、KODANSHA USA PUBLISHINGと連携し学校・図書館向けのマンガ貸出を拡大すると発表

2021年6月24日、K-12の学校や公共図書館、学術図書館を対象にデジタルコンテンツを提供するLibraryPassが、講談社の子会社であるKODANSHA USA PUBLISHINGと連携し学校・図書館向けのマンガ貸出を拡大すると発表しました。

発表時点では、LibraryPassが学校図書館や公共図書館、学術図書館等向けに提供するアプリケーションComics Plusにおいて、KODANSHA USA PUBLISHINGが刊行するマンガは200タイトル以上が利用可能であり、夏の間に1,000タイトル以上に増える予定です。利用者は、同時アクセス人数の制限なくいつでも学校や図書館から電子コミック、グラフィックノベル、マンガを借りられると述べられています。

また、今回の連携に際してComics Plusに「子ども向け(Kodomomuke)」「少年(Shonen)」「少女(Shoujo)」をはじめとした、マンガに特化したカテゴリーを追加したとあります。

英国のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)、公共貸与権による支払い対象の範囲拡大を発表:北アイルランドの公共図書館による「遠隔電子貸出」を新たに追加

2021年6月10日、英国のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は、公共貸与権(PLR)による支払い対象の範囲拡大について、2021年4月8日から4月28日まで実施されていたパブリックコメントの結果と、それに基づく英国政府の対応を発表しました。

パブリックコメントでは、PLRによる支払い対象に、北アイルランドの公共図書館による「遠隔電子貸出」(remote e-lending)を新たに追加するという修正案への意見が求められました。著者、図書館、出版社、書店を代表する組織からの意見を含む、計13件の意見が寄せられ、いずれも修正案に賛成する内容でした。その中には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック下における遠隔電子貸出の顕著な増加に照らし、今回の修正案は特に重要であるとの意見も含まれていたと特記されています。

国際図書館連盟(IFLA)、“Controlled Digital Lending(CDL)”を支持する声明を発表

2021年6月16日、国際図書館連盟(IFLA)は、図書館が蔵書をデジタル化し、電子的な複製物を「1部1ユーザー」の制限のもと貸し出す“Controlled Digital Lending(CDL)”に関する声明を発表しました。

発表の中では、CDLはコロナ禍およびポストコロナにおいて、蔵書へのアクセスを提供する自由を図書館に与えるものであり、IFLAはCDLを支持すると述べられています。同声明は、2021年5月にIFLAの運営理事会(Governing Board)において承認されたものであり、それぞれの国や地域における政策を考慮する必要があるとしつつ、CDLの概要、CDLに関する経済的・法的根拠等を示しています。

経済的根拠について、市場はデジタル資料へのアクセスを一貫して公正な形では提供できないこと等を挙げています。法的根拠については、収集・貸出の自由は図書館機能の核となる、デジタル資料の利用は少なくとも紙媒体の資料と同程度の柔軟性を持つべきである、複数の例外規定や権利制限を同時に適用することは許容できるものであるといった3点が、原則として挙げられています。

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