貸出

中札内村図書館(北海道)、ボードゲームの貸出を開始

2020年3月27日、北海道の中札内村図書館が、ボードゲームの貸出を開始しました。

同館では、3月8日にボードゲーム会の開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため延期となったことから、貸出をすることにしたとしています。

原則、1家族につき1点までで、期間は1週間です。

@nakasatsunailib(Twitter, 2020/3/27)
https://twitter.com/nakasatsunailib/status/1243781007376961536

図書館 行事案内(中札内村)
http://www.vill.nakasatsunai.hokkaido.jp/kyouiku/tosyokan/tosyokan_05.html

小山市(栃木県)、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための小・中・義務教育学校の臨時休業をうけ、小学校・義務教育学校前期課程の図書室等を開放

2020年3月18日、栃木県の小山市が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための小・中・義務教育学校の3月2日から24日までの臨時休業をうけ、小学校・義務教育学校前期課程の図書室等を開放していると発表しています。

3月16日は、小学校17校で図書室を開放し、502人の児童の利用があった事が報告されています。

報道によると、図書室の利用は貸出・返却のみで、部屋の換気を実施し、手洗いの徹底を求めているとのことです。

小山市 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対応状況について(小山市, 2020/3/18)
https://www.city.oyama.tochigi.jp/site/korona/223770.html

休校中でも本好き集合 小学校の図書室開放 小山(下野新聞, 2020/3/18)
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/290519

大手出版社Macmillan社、2019年11月から実施中の図書館向け電子書籍提供モデル変更を撤回

2020年3月17日付の米国図書館協会(ALA)のお知らせで、大手出版社Macmillan社が2019年11月1日から実施していた図書館向け電子書籍提供モデル変更を撤回し、2019年10月以前の提供モデルへ復帰することが発表されています。

米国の出版情報誌“Publishers Weekly”も同日付でMacmillan社のこの決定を報じています。“Publishers Weekly”の記事では、この決定に関する同社CEOのJohn Sargent氏による図書館員等に宛てた書簡が紹介されています。書簡の中で、Sargent氏は、2020年3月20日から図書館向け電子書籍提供モデルを10月以前のモデルに戻すこと、現在の困難な時期に図書館のコレクション拡張を支援するためいくつかのタイトルの電子書籍の提供価格を一時的に引き下げること、を示しています。

同記事では、新型コロナウイルス感染症の大流行が同社の決定に大きな役割を果たしたとしつつ、この決定がMacmillan社の収集した関連するデータに基づく結論に沿うものなのか、Macmillan社の執行部がこの方針を見直す予定があるのか、将来的に図書館の電子書籍へ別の大きな条件改訂を検討しているのか、などのことは現時点では不明である、としています。

新型コロナウイルス感染症で臨時休館中、ドライブスルー方式で予約本を貸し出す韓国の公共図書館

2020年3月12日付の韓国・中央日報が、新型コロナウイルス感染症で臨時休館中、ドライブスルー方式で予約本を貸し出す公共図書館の事例を紹介しています。

済州特別自治道の漢拏図書館では、3月6日から毎週水曜日と土曜日、同館ウェブサイトで予約した本を1人5冊まで、予約本が貸出可能か確認した後、同館入り口の臨時テントにおいて、ドライブスルー方式で受け取ることができます。報道によると、済州特別自治道内の他の13館は、別途設置したブースや建物の入り口といった指定の場所で曜日を限定して貸出しを行うとのことです。

また釜山広域市南区の南区図書館でも、3月9日から毎日、同館ウェブサイトで予約した本を1人5冊まで、指定された貸出時間に訪問することで、同館の入り口でドライブスルー方式で受け取ることができます。来館時にはマスクが必須となっています。報道によると、臨時休館により中止していた障害者および妊産婦を対象とした本の宅配サービスも再開するとのことです。

大分県立図書館、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う臨時休館期間に限り「宅配貸出サービス」(宅配図書館)を実施

2020年3月6日、大分県立図書館は、3月7日の午前9時から新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う臨時休館期間に限り、「宅配貸出サービス」(宅配図書館)を開始することを発表しました。

大分県立図書館の「資料利用券」を持つ利用者がサービス対象で、通常貸出可能な図書を1人10冊まで貸出することができます。同館ウェブサイトからダウンロードした貸出申込書を郵送・FAXで送付、またはウェブサイト上の申込フォームから貸出を申し込むことができます。7日午前9時の受付開始後、準備の整った資料から順次発送されます。

貸出期間は原則として、宅配に要する期間を含め15日以内です。送料は利用者負担となります。資料を返却するためには、臨時休館の終了まで、同館のブックポストへの投函、または郵送・宅配便等で同館宛に返送する必要があります。

根室市図書館(北海道)、臨時休校中の子どもを対象とした宅配サービスを実施中

北海道の根室市図書館が、臨時休校中の児童・生徒や乳幼児を対象とした宅配サービスを実施中です。

対象は0歳から18歳までの子どもがいる家庭で、期間は3月5日から3月15日までです。申込は電話・FAXで受け付けており、貸出冊数は1人10冊までです。年齢や希望に合わせたセットも用意されています。

午前中受付分は当日14時以降、午後受付分は翌日の宅配です(一部地域は翌日の宅配)。本は図書館で消毒して届けられ、貸出中の本がある場合は回収も行なわれます。報道によると、図書館のバスなど5台を使って自宅まで本を届けるとのことです。

宅配サービスについて(こども向け)(根室市図書館)
https://www.lib-nemuro.jp/osirase.html

子どもたちに読書の時間を 根室市図書館、休校で児童らに宅配(毎日新聞, 2020/3/5)
https://mainichi.jp/articles/20200305/k00/00m/040/021000c

台湾国家図書館、公共図書館の利用状況等に関する報告書(2019年)を発表

2020年3月1日、台湾国家図書館は、2019年の公共図書館の利用状況等に関する報告書『108年臺灣閲讀風貌及全民閲讀力年度報告』を発表しました。

公共図書館の来館者数は延べ1億1,481万人(前年比24.82%増)で、そのうち本を借りた人数は延べ2,295万人(前年比5.90%増)、貸出冊数は8,130万冊(前年比4.35%増)となっており、いずれの数値も前年から上昇しています。

2019年の貸出統計に基づいた人気図書のランキング(総合及びジャンル別)も掲載されており、総合ランキング第1位の『射鵰英雄傳』をはじめ、上位10作品中6作品を香港の作家・金庸の武侠小説が占めています。日本関係書籍では『被討厭的勇氣』(岸見一郎、古賀史健『嫌われる勇気』の中国語版)が第8位となっています。

また、本報告書には、2019年に同館が台湾全域の公共図書館を対象として行った「閲讀力」(読書力)の調査結果もまとめられており、地域別又は学校種別の一人当たり平均蔵書数・貸出冊数・来館回数や、貸出カードの所持率などが紹介されています。

米・コロンビア大学バトラー図書館、低所得の大学第一世代の学生のみ貸出可能な教科書のコレクションを提供:該当学生の財政的負担軽減のため

米・コロンビア大学の学生新聞“Columbia Daily Spectator”の2020年2月19日付の記事において、同大学のバトラー図書館が、両親ともに大学卒ではない大学第一世代(first-generation)で低所得の学生のみ貸出可能な教科書コレクションを提供していることが紹介されています。こうした学生の財政的負担の軽減を意図した試みです。

“Columbia Daily Spectator”の記事によると、この試みは同大学の低所得の大学第一世代の学生を支援する学生団体“Columbia First-Generation Low-Income Partnership(FLIP)”と図書館の提携により実施されるものです。FLIPは低所得の大学第一世代向けに学生からの寄付による教科書を貸出するプロジェクトを2014年から実施しています。

コロンビア大学はニューヨーク・タイムズ紙による社会経済的に多様な背景を持つ学生が利用しやすい大学のランキングで20位以内に入っているものの、同大学の学生は、ほとんどの授業の必需品である教科書価格が高額であることが学生生活の障壁になっていることを繰り返し指摘しています。

多摩市立図書館(東京都)で借りた本・雑誌が2020年3月3日からヤマト運輸株式会社の運営する「ネコサポステーション」で返却可能に

2020年1月24日、東京都の多摩市立図書館は、ヤマト運輸株式会社と締結した協定により、2020年3月3日から同館で借りた本などが同社の運営する「ネコサポステーション」で返却可能になることを発表しました。

多摩市内3か所の「ネコサポステーション」の店舗内に図書返却ボックスが設置され、図書館利用者であれば誰でも同館で借りた本・雑誌などを返却することが可能になります。12時以前に図書返却ボックスに投函された資料は、同日の夕方に返却処理が行われます。なお、CD・DVD・カセットやそれらが付属された資料、他の自治体からの借用図書、特大絵本など返却ボックスに投函できない大きさの資料は図書返却ボックスを利用できず、図書館のカウンターへ直接返却する必要があります。

令和2年3月3日(火曜日)よりネコサポステーションで、多摩市立図書館の本などが返却できるようになります(多摩市立図書館,2020/1/24)
https://www.library.tama.tokyo.jp/info?1&pid=1462

E2226 - 米国図書館界とマクミラン社との電子書籍をめぐる攻防戦

ALA元会長フェルドマン(Sari Feldman)によると,米国出版社の中のいわゆるビッグ5と呼ばれる大手出版社の1社であるマクミラン(Macmillan)社が2019年11月から,その電子書籍の図書館への販売方法を変更した。

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