読書

台湾・文化部が進める読書・出版に関する5つの事業(記事紹介)

台湾・文化部の2019年9月12日付けのニュースにおいて、同日に行われた第43回「金鼎奨」(Golden Tripod Awards、出版業界を対象とする賞)の授賞式の様子と、授賞式における鄭麗君文化部長のスピーチが紹介されています。

鄭氏はスピーチの中で、台湾・文化部が進めている読書・出版に関する主要事業として以下の5点を挙げています。

・「文化內容策進院」(Taiwan Creative Content Agency)を設立したこと

・若年層の創作支援のため、補助金の予算を4倍にしたこと

・2019年の世界読書デーにあわせて“Literary Walking Tours of Taiwan”(走讀臺灣)を初めて開催したが、2020年にも開催し、読書人口の拡大を図ること

・“Taiwan Residency Project for International Translators”(譯者來臺駐村計畫)を拡大し、台湾文学の翻訳に関心を持つ人々のネットワークを構築すること

・文芸作品を支援し、創作者により資する環境を提供するために、2020年に文化部と教育部が共同で“Public Lending Right (PLR) Pilot Project”(公共出借權試辦計畫)を実施すること

京都府立図書館、府内の市町村立図書館・読書施設とも連携し、教育支援センター・適応指導教室や府認定フリースクールへの図書の貸出を開始

2019年8月30日、京都府教育委員会が、京都府立図書館が府内の市町村立図書館・読書施設とも連携し、教育支援センター・適応指導教室や府認定フリースクールへの図書の貸出を開始すると発表していました。

平成30年度アクションプラン「社会的自立に向けた不登校児童生徒支援計画」に基づき、学校外の教育支援センター・適応指導教室や府認定フリースクールに通所する児童・生徒の読書活動の機会充実を図ることが目的です。

市町村立図書館・読書施設による、府内18市町に設置されている教育支援センター・適応指導教室への図書の貸出を府立図書館が支援するほか、京都府立図書館も京都府教育委員会が認定する6つのフリースクールに対して図書の貸出を実施します(6か月・100冊以内以内、来館の上選書または同館職員による選書)。

京都府教育委員会 新着情報・プレスリリース
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoto-be/
※08.30欄に「〔広報資料〕不登校児童生徒読書活動支援事業」とあります。

宇都宮市立中央図書館(栃木県)、高校生のための読書情報誌「MIYATEEN」の10年間の軌跡をたどる展示を開催中

栃木県の宇都宮市立中央図書館が、2019年9月18日から10月15日まで、高校生のための読書情報誌「MIYATEEN」の10年間の軌跡をたどる展示を開催中です。

地元紙の報道によると、同誌は、当初、高校生の読書推進を目的に市の教育委員会が作成したもので、その後、公募された高校生が編集委員を務めるようになり、近年は各号約4,000部を発行し、市内の高校や図書館などで配布されているとのことです。また、現在まで100人を超える生徒が編集に携わったと紹介されています。

今回の展示では、同誌の1号から10号までに加え、編集中の11号の編集委員の紹介文を添えて、各号に掲載したお薦め本が展示されているとのことです。

広報うつのみや2019年9月号(No.1721)[PDF:4ページ]
https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/338/42-45.pdf

【イベント】公益財団法人生協総合研究所公開研究会「大学生の読書を考える」(10/12・名古屋)

2019年10月12日、愛知県名古屋市のウインクあいちにおいて、公益財団法人生協総合研究所主催の公開研究会「大学生の読書を考える」が開催されます。

生協総合研究所は『生活協同組合研究』2018年5月号で大学生の読書問題を取り上げ、2018年11月の公開研究会でも大学生の読書問題を扱いました。今回の研究会では引き続き大学生の読書に関し、学生の自立・成長との関係にとどまらず、大学の教育・研究の動向、「知」の状況などの関わり、大学生協の役割について、議論を深めていくことを目的とするとのことです。

当日は京都大学名誉教授・横田冬彦氏による講演「江戸時代の読者―本を読むとはどういうことか―」のほか、「大学生の読書を考える研究会」委員による研究報告、参加者からの実践報告・討論などが行われるとのことです。

参加には事前申し込みが必要で、参加費は生協総合研究所会員は無料、一般は1,000円です。

【10/12開催】公益財団法人生協総合研究所公開研究会 大学生の読書を考える(生協総合研究所)
http://ccij.jp/activity/annai190806_01.html

ほんぽーと新潟市立中央図書館、第49回「学校図書館賞」実践の部を受賞した同市教育委員会の取り組みを紹介する企画展示を開催

2019年9月5日、ほんぽーと新潟市立中央図書館は、全国学校図書館協議会(SLA)の第49回「学校図書館賞」実践の部を受賞した同市教育委員会の取り組みを紹介する企画展示の開催を発表しました。展示は2019年10月1日まで行われる予定です。

新潟市立の学校には学校司書が全校配置され、子どもが読書習慣を身につけられるように、教育委員会全体での連携、学校図書館基盤の整備、使いやすく居心地のよい環境づくり、様々な読書活動等の取組が進められています。一連の取組は全国でも先進的な事例としてSLAに評価され、第49回「学校図書館賞」実践の部を新潟市教育委員会が受賞しました。

一連の取組の紹介として、第49回「学校図書館賞」の表彰状・顕彰盾、同市の学校図書館の整備充実に関する取組、同市東区・中央区の各校学校図書館の写真、同市の学校図書館支援センターの歩みに関する企画展示が行われています。

江戸川区(東京都)、(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館の基本構想を発表

2019年9月11日、東京都の江戸川区が、2022年度に開設予定の(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館の基本構想を発表しました。

基本構想では、「角野栄子氏の偉大な功績と、その物語の世界観を、区の誇る文化として継承し、児童文学の素晴らしさを発信していく」、「子どもたち自身が自由に『本』と親しむ場をつくる」、「イベントや体験を通して、子どもたちの想像力と創造力を育む場にする」の3点を施設の目的として掲げています。

2019年(令和元年)9月11日 「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」基本構想発表(江戸川区,2019/9/11)
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2019/09/0911.html

株式会社キャリアパワー、第1回「私の図書館(本)」川柳コンテストへの投稿作品を募集中

株式会社キャリアパワー(本社:京都市下京区)は、2019年9月2日から10月31日までの期間、同社が主催する第1回「私の図書館(本)」川柳コンテストへの投稿作品を募集しています。

図書館や本での思い出、面白話、失敗談など、図書館又は本にまつわる想いをテーマとした川柳作品を募集しており、選考上位13句は2019年11月にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される「第21回図書館総合展」で展示され、来場者による投票により最終順位が決定されます。

投稿は専用エントリーフォーム又はハガキでの受付であり、入賞者には賞品として図書カードが授与されます。

第1回「私の図書館(本)」川柳コンテスト
http://154450.com/senryu/

参考:
現代俳句協会と図書館流通センター(TRC)、「図書館俳句ポスト」事業を開始:選句結果は協会機関誌で発表
Posted 2019年4月22日
http://current.ndl.go.jp/node/38066

“BIbliobattle of the Year 2019”の大賞は佐世保市立図書館(長崎県)

2019年9月10日、ビブリオバトルの活動をさらに盛り上げていくことを目的にビブリオバトル普及委員会が実施している“Bibliobattle of the Year”の2019年の大賞が、長崎県の佐世保市立図書館に決定したと発表されました。

大賞は、ビブリオバトルの発展に最も寄与した活動を行った個人または団体の功績に対する賞で、7月29日に発表された優秀賞受賞者のなかから、8月1日から31日にかけて実施された会員および非会員による投票によって決定されました。

11月13日、パシフィコ横浜で開催される図書館総合展において授賞式が行われます。

同館が優秀賞を受賞した際の受賞理由として、2016年に定期開催を始めて以来積極的に館外活動も行って他の連携イベントへの開催協力も増えていることや、2018年にはバトラーが全て“お坊さん”という「ボウズ・ビブリオ」を開催したことなど、斬新な企画でビブリオバトルの普及に尽力する活動が高く評価されたとされています。

【イベント】日本図書館研究会第352回研究例会「少年院・少年鑑別所の読書環境について:「少年院・少年鑑別所における読書環境等に関する調査2019」報告」(11/2・大阪)

2019年11月2日、日本図書館研究会事務所(大阪市西区)において、日本図書館研究会第352回研究例会「少年院・少年鑑別所の読書環境について:「少年院・少年鑑別所における読書環境等に関する調査2019」報告」が開催されます。

発表者は日本図書館研究会児童・YA図書館サービス研究グループの日置将之氏であり、同グループが実施した調査に基づき、少年院・少年鑑別所における「読書」や図書館サービスの利用状況等についての報告が行われます。

事前申し込みは不要であり、日本図書館研究会の会員以外も参加可能です。

第352回研究例会「少年院・少年鑑別所の読書環境について:「少年院・少年鑑別所における読書環境等に関する調査2019」報告」(2019.11.2)(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2019/352invit.html

神戸市立中央図書館において、来館者と「本との新しい出会い」を促すデジタルサイネージシステムの調査実験を実施中:神戸市と楽天株式会社の包括連携協定に基づく市内大学生の人材育成を目的としたサマーインターン

神戸市立中央図書館において、2019年9月10日から9月16日まで、来館者と「本との新しい出会い」を促すデジタルサイネージシステムの調査実験が実施されています。図書館の来館者に対する、蔵書の紹介および、本への興味喚起のための効果的な情報発信に関して調査を行うことが目的です。

神戸市と楽天株式会社による包括連携協定「『若者とつくるみらいのKOBE』実現に向けた神戸活性化プロジェクト」に基づいた、神戸市内大学の学生の人材育成を目的とした「楽天技術研究所サマーインターン2019」の一環として実施されるものです。

‐楽天技術研究所サマーインターン2019‐中央図書館における本との新しい出会いを促す情報発信の実験開始のお知らせ(神戸市,2019/9/5)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2019/09/20190905040301.html

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