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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2020年11月5日、各地のビブリオバトルの活動をさらに盛り上げていくことを目的とした“Bibliobattle of the Year”の2020年の大賞が、NBCラジオの「ラジオDEビブリオバトル」に決定したと発表されました。
大賞は、優秀賞の中でビブリオバトルの発展に最も寄与した活動を行った個人または団体の功績に対する賞です。9月24日に発表された優秀賞受賞者のなかから、10月1日から31日にかけて実施された会員および非会員による投票によって決定されました。
授賞式は、12月20日にオンラインで開催される予定です。
NBCラジオの優秀賞受賞理由として、ビブリオバトルに関する多様な取組を地道かつ定期的に開催・発信している事や、番組の波及効果が高く評価されたことが挙げられています。
@BibliobattleofY(Twitter, 2020/11/5)https://twitter.com/BibliobattleofY/status/1324305536901242880?s=20
2020年10月30日、横浜市は、横浜市都筑図書館と都筑区役所とが協力し、出張図書館「みゃーごとちゅーずのおでかけ図書館」を実施すると発表しました。
同区内の発砲スチロールメーカーと連携して製作した同館のマスコットキャラクター「みゃーごとちゅーず」の立体オブジェや大型ブロックによる本棚で作り上げる読書空間を、地域・団体・関係機関等と連携して多種多彩な場所に出張して設置し読書イベントを展開する取組で、同区の読書活動推進目標を達成することを目的としています。
世界の国々の絵本、川柳の書籍、仕掛け絵本や野菜の図鑑等、出張先に応じた本を取り揃えて実施するとしています。
【都筑区】「みゃーごとちゅーずのおでかけ図書館」始めます。(イベント情報)(横浜市,2020/10/30)https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/tsuzuki/2020/20201030.html
2020年10月31日、聖学院大学が、同大学公認のオウンドメディア「&Seig」上で、ウェブコンテンツ「Bookyard あなたと出会う、本の中庭」を公開したことを発表しました。
本をきっかけに、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における出来事や考えの変化等について、学生・教職員・地域の人々をはじめとした大学関係者と共有することができます。11月2日時点で、「#コロナ禍に誰かに送りたい本」「#まだ読んでないけど読みたい本」といったテーマのもと、学生や職員等による8件の記事が投稿されています。
発表によると、投稿された本はアーカイブ後、冊子発行・展示・オンラインイベント等への展開が予定されています。
聖学院大学が、コロナ禍だからこそ立ち上げた新しいWEBコンテンツ『Bookyard あなたと出会う、本の中庭』を公開(聖学院大学, 2020/10/31)https://www.seigakuin.jp/news/press-release/20201031bookyard/
2020年10月27日から11月10日まで、三重県立図書館が、読書週間にちなんだイベントとして、複数の書名を組み合わせて作る「書名川柳」を募集しています。
参加方法は、ハッシュタグ「#みえりぶ」「#書名川柳」を付けてのTwitterへの投稿と、同館への来館の2種類です。
作品は同館の展示コーナー等で紹介されます。
【読書週間イベント】「書名川柳」を募集します(三重県立図書館)http://www.library.pref.mie.lg.jp/index.php?key=jo4b0vkvu-105#_105
参考: 本の背とTwitterを使って「#文庫川柳」:図書館も挑戦中 Posted 2016年5月20日https://current.ndl.go.jp/node/31638
※本文の一部を修正しました。(2020/10/30)
法務省が、読書週間にあわせ、2020年10月27日から11月9日まで、同省の特別矯正監等の推薦図書をポスターを用いて全国の刑事施設・少年院で紹介する「読書の日2020」を実施中です。
コロナ禍による、同省の特別矯正監・矯正支援官等の民間協力者による矯正施設訪問等の活動の代わりとなる試みとして、同取組により、受刑者や少年院在院者の読書への興味を高め、読書を通じて自身の生き方、生命の尊さ、基本的人権等を考えさせることで、改善更生の一助とすることを意図したものです。
同取組は、一般財団法人日本出版クラブが後援しています。
上川陽子法務大臣が,「読書の日2020」企画に関し,杉特別矯正監等の表敬を受けました(令和2年10月23日)(法務省)http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho06_00174.html
2020年10月13日、大阪市が、同市港区の築港エリアでの公民連携ブックストアのオープンを発表しています。オープンは10月18日です。
同区では、「築港・天保山まちづくり計画」を裁定し、築港地域の活性化に向けた様々な取組を行っており、この計画の一環として、同区と連携協定を締結している株式会社美想空間が運営する複合施設「KLASI COLLEGE」内に新たにブックストア「KLASI BOOKs」をオープンさせるものです。
大阪市立港図書館(愛称:ゆめホーム「ゆめ」かなえる港図書館)が公民連携で協力をしており、選定した書籍を「KLASI BOOKs」内で月替わりに展示し、さらに興味を持った利用者には同館でより詳しい書籍を紹介できるようにしていくとしています。
今後は、「KLASI BOOKs」と同館が連携した書籍フェアも開催予定と発表されています。
港区築港エリアに公民連携ブックストアがオープンします(大阪市,2020/10/13)https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/minato/0000515936.html
2020年12月7日、日本図書館協会(JLA)の児童青少年委員会により、セミナー「学校図書館の現場から公共図書館のYAサービスに期待すること」がオンラインで開催されます。
講師は横山道子氏(神奈川県立藤沢工科高校 学校司書)であり、高校生と学校図書館について、公共図書館のヤングアダルト(YA)サービスへの期待について話されます。
定員は90人(先着順・要事前申込)であり、参加費は無料です。
お知らせ一覧(JLA)http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx ※2020年10月28日付で、「児童青少年委員会 公開オンラインセミナー「学校図書館の現場から公共図書館のYAサービスに期待すること」開催のご案内」と掲載されています。
2020年10月27日、千葉県の成田市が、給食センター玉造本所・分所において、読書週間(10月27日から11月9日まで)にあわせ、「おはなし給食」を提供中であると発表しています。
中学校の教員からの提案をきっかけに、給食センターと学校図書館の司書が共同で、2017年度から実施しています。
展示コーナーを設けておすすめの本と関連メニューを紹介している学校図書館もあると紹介されています。
読書週間に合わせて「おはなし給食」を実施しています(成田市,2020/10/27)https://www.city.narita.chiba.jp/kosodate/page0151_00004.html
2020年10月22日、沖縄県の恩納村文化情報センターは、秋の読書週間のイベントとして、10月27日から11月9日まで「キオクバンク写真投稿でオリジナル図書バッグプレゼント!」を開催することを発表しました。
「恩納村で読書」をテーマとして、同センター内や同村内で撮影した読書に関連する写真が募集されています。撮影した写真を、恩納村の旅の思い出に関する写真を自由に投稿可能なフォトバンクとして同センターが運営する「キホクバンク」へ投稿することで、同センターオリジナルの図書バッグがプレゼントされます。
【秋の読書週間】キオクバンク写真投稿でオリジナル図書バッグプレゼント!(恩納村文化情報センター,2020/10/22)http://www.onna-culture.jp/information/2877/
恩納村キオクバンクのご案内(恩納村文化情報センター)http://www.onna-culture.jp/bank/
2020年10月22日、韓国・文化体育観光部が、2020年の「読書経営優秀企業」132社(大賞1社、最優秀賞5社、優秀賞10社)を発表しました。
同事業は、同部が、職場内の読書文化を奨励し、豊かな読書活動を推進した企業を認証することを目的に2014年に開始したもので、2020年は認証数が大幅に増加しました(2014年:20社、2015年:18社、2016年:49社、2017年:56社、2018年:78社、2019年:103社)。
2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により在宅勤務が増加し、対面での読書活動は円滑に実施できなかったものの、非対面・オンラインでの読書活動等といった新しく多様な方法で職場の読書文化が継続されたと評価しています。
大賞を受賞したのは教保生命保険株式会社で、企業創設者を含め、現在のCEOまで読書活動を推進しており、営業現場においては、読書学習と職務能力の開発を支援するために、役員・職員が参加する読書討論会、読書学習を通してお互いに意見を交換する「読書工房」といった活動を実施し、読書文化の底辺を拡大することに貢献したと評価されています。
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