納本制度

ドイツ国立図書館の電子納本戦略に関するNDL講演会のレポート(記事紹介)

2013年3月6日に国立国会図書館東京本館において開催された講演会「電子情報の収集とメタデータ:電子納本に関するドイツ国立図書館の戦略」のレポートが、ウェブサイト“HH News & Reports”に掲載されています。

セミナーレポート:ドイツ国立図書館の電子書籍収集戦略(HH News & Reports 2013/3/28付け記事)
http://www.hummingheads.co.jp/reports/seminar/s0110.html

電子情報の収集とメタデータ:電子納本に関するドイツ国立図書館の戦略
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20130306lecture.html

非印刷出版物の法定納本に関する規則案が議会に提出される(英国)

英国で2013年1月28日に非印刷出版物の法定納本に関する規則案が議会に提出されたそうです。ウェブサイトlegislation.gov.ukで案が公開されています。なお、それを伝えるケンブリッジ大学図書館は、6館が指定されている英国・アイルランドの法定納本図書館のうちのひとつです。

The Legal Deposit Libraries (Non-Print Works) Regulations 2013
http://www.legislation.gov.uk/ukdsi/2013/9780111533703

Non-Print Legal Deposit regulations laid before parliament(Cambridge University Libraries 2013/2/7付けニュース)
http://www.lib.cam.ac.uk/newspublishing/detail.php?news=388

イギリスにおける2003年法定納本図書館法の制定――デジタル時代への対応――(PDF:23ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/223/022305.pdf

参考:
非印刷出版物の法定納本に関する規則が2013年4月に導入予定(英国)

仏HADOPI、DRMなしでフランス国立図書館に著作物を納本することを提案

フランスの「インターネットにおける著作物の頒布及び権利の保護のための高等機関(HADOPI:Haute Autorité pour la diffusion des oeuvres et la protection des droits sur internet)」が、2013年2月4日に公表した見解のなかで、著作者はフランス国立図書館(BNF)に対し、デジタル著作権管理(DRM)技術を付与せずに著作物を納本するようにするという提案を述べているそうです。

Avis de l’Hadopi suite à la saisine de la BnF relative à l’exception de dépôt légal(HADOPI 2013/2/4付けニュース)
http://www.hadopi.fr/actualites/actualites/avis-de-l-hadopi-suite-la-saisine-de-la-bnf-relative-l-exception-de-depot-lega

Hadopi Says French National Library Needs Unprotected Works... To Put Its Own DRM On(Techdirt 2013/2/4付け記事)

【イベント】講演会「電子情報の収集とメタデータ:電子納本に関するドイツ国立図書館の戦略」(3/6・東京)

国立国会図書館が、2013年3月6日東京本館において、ドイツ国立図書館(Deutsche Nationalbibliothek:DNB)のオンライン情報資源タスクフォース責任者コルネリア・ディーベル氏による講演会を開催します。

ドイツでは、2008年に新たな納本令が公布され、DNBへの電子書籍、電子ジャーナル、電子学位論文等、電子情報の納本が行われています。講演会では、電子情報の納本制度による収集とそのメタデータ提供について、DNBの戦略と課題が紹介される予定です。

なお、平成25年7月から国立国会図書館は、オンライン資料の制度収集を開始します。これについての報告も行われる予定です。

電子情報の収集とメタデータ:電子納本に関するドイツ国立図書館の戦略
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20130306lecture.html

参考:
オンライン資料の収集
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/online_data.html

オンライン資料の収集等に関する国立国会図書館法の一部改正が成立
http://current.ndl.go.jp/node/21118

CA1613 ドイツにおけるオンライン出版物の法定納本制度 渡邉斉志

CA1786 - 動向レビュー:中国の納本制度の現状と新たな動き / 岡村志嘉子

 国内出版物を納本によって国立図書館が網羅的に収集する仕組みは、中国においても制度化されている。中国唯一の国立図書館として「国の総書庫」(1)の機能を担う中国国家図書館は、長年にわたり納本制度の下で蔵書構築を行ってきた。しかし、納本率の低さなど懸案も少なくない。最近では、オンライン出版物の納本をめぐって、法整備を含めた議論も活発になっている。...

国立国会図書館、2013年7月開始のオンライン資料制度収集に関する説明会を実施

国立国会図書館が、2013年1月30日および4月17日に、オンライン資料制度収集に関する説明会を開催します。会場は東京本館及び関西館(TV中継)です。

この制度収集は、2013年7月1日から開始されるもので、民間で出版されたオンライン資料(電子書籍、電子雑誌等)を国立国会図書館に納入することが義務付けられるという内容です。当面は、オンライン資料のうち、無料かつDRM(技術的制限手段)のないものが納入の対象となります。収集についての詳しい情報がウェブサイトに掲載されています。

オンライン資料制度収集説明会開催のお知らせ(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/online_seminar.html

オンライン資料の収集(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/online_data.html

非印刷出版物の法定納本に関する規則が2013年4月に導入予定(英国)

英国では非印刷出版物の法定納本に関する規則の作成が進められています。この件については、2012年2月から5月にかけて規則案に関する意見募集が行われていましたが、それに対する文化・メディア・スポーツ省の回答が9月5日に発表されました。それによると現案に若干の修正を加えたうえで2013年4月に規則を導入予定のようです。同国における法定納本図書館のひとつである英国図書館(BL)がそれに対して賛同の意を表明しています。

The Government Response to the public consultation on the draft Legal Deposit Libraries (Non-print works) Regulations 2013
http://www.culture.gov.uk/publications/9322.aspx

British Library welcomes Government response on Non-Print Legal Deposit regulations(BL 2012/9/6付けプレスリリース)

オンライン資料の収集等に関する国立国会図書館法の一部改正が成立

2012年6月15日、国立国会図書館法の一部を改正する法律が成立しました。改正法の内容は、(1)オンライン資料の収集、(2)原子力損害賠償支援機構の納入義務規定の整備、の2点です。そのうちオンライン資料の収集は、2013年7月1日に施行されるもので、以下のような内容になっています。詳しくは国立国会図書館(NDL)によるプレスリリースに記されています。

・納本制度に準じて、私人が出版するオンライン資料について、NDLへの送信等を義務付ける(送信等における必要費用は補償する)。
・NDL又は送信等の義務を負う者がオンライン資料を複製することができるように著作権法の改正を行う(著作権法第42条の4)。
・有償又はDRM(Digital Rights Management)付きの資料については、現在、費用補償に関する検討等を行っており、当分の間は上記の義務を免除する。

国立国会図書館法の改正について(付・プレスリリース)(NDL 2012年6月18日付けニュース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1195083_1827.html

改正国会図書館法が成立(MSN産経ニュース 2012/6/15付け記事)

英国図書館が、非印刷出版物の法定納本に関する規則案に対し意見書を公表(英国)

英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)から出されている、オンライン資料等の非印刷出版物の法定納本に関する規則案に対し、英国図書館(BL)が意見を公表しています。
小規模事業に対してモラトリアムを設定していること、著作権保護期間後も納本資料の利用に制限が残ることについて、特に懸念を示しています。

Ref.
The British Library submits response to DCMS consultation on non-print legal deposit(英国図書館 2012/4/17付けプレスリリース)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/The-British-Library-submits-response-to-DCMS-consultation-on-non-print-legal-deposit-58d.aspx

Consultation on the Draft Legal Deposit Libraries (non-print works) Regulations 2013 - Response from The British Library (英国図書館 2012/4/17付け資料)

IFLA Journal、2012年3月号を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の38巻1号(2012年3月)が公開されました。フランス国立図書館(BNF)の電子出版物納本の現状についてまとめた“The state of e-legal deposit in France”に始まり、米国シモンズカレッジのライブラリースクールにおけるデジタルキュレーション教育を紹介する“Out of the classroom and into the laboratory”や、図書館以外の建物の図書館としての再活用に関するドイツ等における事例を紹介する“The second hand library building”等、計10本の記事が掲載されています。

IFLA Journal, 38(1)(PDF文書:112ページ)
http://www.ifla.org/files/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-38-1_2012.pdf

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