移動図書館

CA1866 - 東日本大震災の被災地における移動図書館の役割 / 鎌倉幸子

津波により図書館が壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸部で、2011年7月から、筆者が所属していた公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は移動図書館の活動を開始した。町中で復興に向けての大規模な工事が行われ、また仮設住宅が点在する被災地では、小回りの利く移動図書館が本を手にする機会を途切れさせない役割を担えると感じている。また、生活が一変してしまった土地での移動図書館車の巡回は、きめ細やかに利用者が直面している課題を聞き、選書をし、情報を届けることにより利用者の安心につなげることもできる。...

ミニバンで読書推進活動を行う「巡回図書館」(インド):目指すは10,000キロ踏破(記事紹介)

2016年3月19日のBBC Newsで、"Travelling library: The two Indians on a road trip to promote books"と題した記事が掲載されています。Akshaya Ravtaray氏、Satabdi Mishra氏の友人同士の2名が、ミニバンに4,000冊の本を積載してバスや鉄道の駅などを巡る「図書館」の取組をとりあげたもので、2015年12月にインド東部オリッサ州のブバネーシュワルを出立したとのことです。

両氏は、本を貸し出し、人々と会話する中で読書の重要性を広めることを目的としてこの取組を行っており、本来の目的ではないものの、BBCによるインタビュー時点で、すでに2,000冊程度の本を売ったとのことで、本を補充しながら、移動しているようです。

Travelling library: The two Indians on a road trip to promote books(BBC News, 2016/3/19)
http://www.bbc.com/news/world-asia-india-35742282

商船三井、日本各地から寄贈された移動図書館車7台を南アフリカへ輸送:NPO法人「南アフリカ初等教育支援の会」への協力(2015)

2016年3月18日、株式会社商船三井は、NPO法人Sapesi-Japan(南アフリカ初等教育支援の会)が教育支援のために南アフリカ共和国に贈る移動図書館車の海上輸送を担うことを発表しています。同社は2009年から輸送協力しており、今回で5度目の実施で、これまでに38台を輸送したとのことです。

今回は日本各地から寄贈された7台を輸送されるとのことです。

南アフリカ向け移動図書館車の海上輸送に協力~学校図書の普及活動のために~(株式会社商船三井, 2016/3/18)
http://www.mol.co.jp/pr/2016/16024.html

図書館車4台が南アフリカに送られました。(SAPESI-Japan(南アフリカ初等教育支援の会))
http://www.sapesi-japan.org/news/20151217.html

軽井沢の移動図書館車「からまつ号」が南アフリカで再び活躍(軽井沢ウェブ , 2016/3/18)
http://www.karuizawa.co.jp/topics/2016/03/post-528.php

参考:
「南アフリカ図書館車プロジェクト」を民間企業が支援
Posted 2008年5月28日
http://current.ndl.go.jp/node/7918

【イベント】シャンティ国際ボランティア会、同会の移動図書館プロジェクトなどのテーマを含む東日本大震災支援に関するセミナーを開催(3/18・東京)

2016年3月18日、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会により「シャンティセミナー東日本大震災支援における地域との連携「つなげる、つながる、そして今を生きる」」が、東京都中央区の株式会社内田洋行の「ユビキタス協創広場CANVAS」を会場として開催されます。

第1部、第2部の2部構成で、第2部には、同会の三木真冴氏による「図書を通じた復興支援「走れ東北!移動図書館プロジェクト」」や、前陸前高田市立図書館副主幹の「被災直後から、図書館復興までの歩みと挑戦」などが開催れます。

【3/18】シャンティセミナー 東日本大震災支援における地域との連携 「つなげる、つながる、そして今を生きる」(シャンティブログ, 2016/2/19)
http://sva.or.jp/wp/?p=16743

参考:
シャンティ国際ボランティア会、山田町立図書館に移動図書館車を寄贈
Posted 2015年12月21日
http://current.ndl.go.jp/node/30271

クラウドファンディングで資金を募った「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」(記事紹介)
Posted 2012年3月16日
http://current.ndl.go.jp/node/20400

第6回全米移動図書館の日は4月13日に開催(米国)

コミュニティーとって不可欠な図書館サービスを提供している米国の移動図書館と担当職員に感謝するイベント、第6回全米移動図書館の日が、2016年4月13日に開催されるとのことです。

米国図書館協会の専用ページから、フライヤーやしおり、バナーなどがダウンロードできるようになっています。

Gear up for National Bookmobile Day 2016: free materials available(米国図書館協会,2016/2/16)
http://www.ala.org/news/press-releases/2016/02/gear-national-bookmobile-day-2016-free-materials-available

National Bookmobile Day 2016(米国図書館協会)
http://www.ala.org/offices/olos/nbdhome

参考:
“なぜ私たちは移動図書館が好きなのか?”-第5回全米移動図書館の日を動画で祝う企画が実施、作品募集中
Posted 2014年3月12日
http://current.ndl.go.jp/node/25681

第1回全米移動図書館の日、各地で関連イベント開催
Posted 2010年4月15日

シャンティ国際ボランティア会、山田町立図書館に移動図書館車を寄贈

2015年12月14日、シャンティ国際ボランティア会は、2011年7月から実施してきた「いわてを走る移動図書館プロジェクト」において、山田町豊間根仮設団地への運行を終了しました。

同仮設団地が12月末で集約となることによるもので、1月から移動図書館の活動が同会から山田町立図書館に引き継がれるにあたり、12月18日には移動図書館としてつかう乗用車が山田町に贈呈されました。

移動図書館について大事なお知らせ(山田町立図書館, 2015/11/11)
https://ilisod001.apsel.jp/yamada-library/wopc/pc/pages/Information.jsp

Facebook(いわてを走る移動図書館プロジェクト, 2015/12/14,19)
https://www.facebook.com/SVA.Mobile.Library.for.Iwate/posts/1028923643819244
https://www.facebook.com/SVA.Mobile.Library.for.Iwate/posts/1026420137402928/

【山田】図書館車を町に寄贈 東京の社団法人(岩手日報, 2015/12/19)

インドネシアの子どもたちに本を届ける「移動図書館馬」(記事紹介)

2015年10月20日付けの、Reutersの記事で、ジャワ島(インドネシア)の中部ジャワ州・Purbalinggaにある、Serang村のRidwan Sururi氏が行っている馬を用いた移動図書館の取組みが紹介されています。

Ridwan Sururi氏は、図書館や学校が乏しい地域の子供たちに本を提供し、読書推進を行っているとのことです。

記事では、この「移動図書館馬」動画も掲載されていて、馬が背の両側に本を積んだかごを担ぎ、Ridwan Sururi氏とともに、子どもたちのもとに本を届ける様子が紹介されています。記事によると、用いられている本は寄贈されたもので、馬を用いる理由は、子どもたちを惹きつけるから、とのことです。

Mobile library delivers books on horseback in rural Indonesia(Reuters, 2015/10/20)
http://www.reuters.com/article/2015/10/20/us-indonesia-mobile-library-idUSKCN0SE2UG20151020

関連:
The Indonesian horse that acts as a library(BBC News, 2015/5/6)

「楽天いどうとしょかん」が北海道で運行開始 電子図書館の利用体験も可能

2015年10月20日、楽天株式会社が10月28日から、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」を北海道で運行開始することを発表しました。北海道との地域活性に向けた包括連携協定による官民共同事業の一環としての実施となっています。

移動図書館車には、1,200冊の書籍が搭載されるとのことで、かつ従来の書籍や電子書籍リーダーに加え、メディアドゥの提供によるOverDrive社のサービスを利用し、200タイトルのコンテンツを用意し、国内の移動図書館としては初めてとなるという電子図書館の利用を体験できる機会を提供するとのことです。

また、北海道が巡回先の希望照会を関係機関に行い、同社が日程調整等を担当するとのことです。また、同社の発表によると、これまでの保育園や学童保育クラブに加え、新たに病院施設や認定子ども園を巡回するほか、同社が支援している道内の児童養護施設も巡回するとのことです。

10月28日には、恵庭市黄金ふれあいセンターでオープニングイベントが開催されます。

楽天と北海道、官民共同事業として「楽天いどうとしょかん」を運行- 国内の移動図書館としては初めて電子図書館の利用体験を提供 -(楽天株式会社, 2015/10/20)
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2015/1020_02.html

学校図書館司書が始めた自転車による移動図書館“Bibliobicicleta”(米国)

オンラインマガジンShareableで、学校図書館司書のタピア(Alicia Tapia)氏が始めた自転車による移動図書館が紹介されています。

同氏は、2013年に、自転車で牽引する無料の移動図書館“Bibliobicicleta”を開始し、サンフランシスコの公園、ファーマーズマーケット、博物館、海岸をまわっているとのことです。

Bibliobicicletaでは全ての世代・ライフスタイル・趣味に適した約100冊の本を所蔵しているとのことです。

自転車でサンフランシスコの丘を運転するのは楽ではないので、クラウドファンディング “Kickstarter campaign”で電気自動車を購入する資金を調達するとのことです。

Librarian Shares Her Love of Books with a Bike-powered Mobile Library(Shareable)
http://www.shareable.net/blog/librarian-shares-her-love-of-books-with-a-bike-powered-mobile-library

Shareable公式Twitter(2015/10/6付け)

沖縄県立図書館、粟国、南北大東、座間味、小浜島、竹富島で移動図書館を実施

沖縄県立図書館が、粟国、南北大東、座間味、小浜島、竹富島で移動図書館を実施し、その様子を2015年9月4日に図書館のウェブサイトで公開しています。

お知らせ(沖縄県立図書館)
※「6月、7月移動図書館報告(粟国、南北大東、座間味、小浜島、竹富島)(2015年9月4日)」とあります。

粟国村移動図書館の開催報告
http://www.library.pref.okinawa.jp/detail.jsp?id=39657&pageStart=0&menuid=256&funcid=2

北大東村移動図書館の開催報告
http://www.library.pref.okinawa.jp/detail.jsp?id=39658&pageStart=0&menuid=256&funcid=2

南大東村移動図書館の開催報告
http://www.library.pref.okinawa.jp/detail.jsp?id=39664&pageStart=0&menuid=256&funcid=2

座間味村移動図書館の開催報告
http://www.library.pref.okinawa.jp/detail.jsp?id=39665&pageStart=0&menuid=256&funcid=2

竹富町小浜島移動図書館の開催報告

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