研修

OCLC Research、米国の公共図書館におけるデジタル化事業の現状を調査した報告書を公開

2017年1月23日、OCLC Researchが、米国の公共図書館及び州立図書館におけるデジタル化事業に対するニーズと現実とのギャップを分析した報告書“Advancing the National Digital Platform: The State of Digitization in US Public and State Libraries”を公開しました。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、州立図書館機構の長で構成されるCOSLA、公共図書館協会(PLA)、図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)と連携して行ったもので、貴重なコレクションのデジタル化を通じて、公共図書館や全国規模のデジタル化プラットフォームの成長を支える立場にあるかを調査したもので、調査データもエクセルファイルで公開されています。

調査における主要な注目点として

・92%の公共図書館が、地域にとって重要で貴重なコレクションを所蔵していること
・37.6%の図書館がこの3年間でデジタル化事業を行なっていること
・61.4%の図書館がデジタル化のための課題として、資金や時間に加え、職員の研修や専門性の欠如をあげていること
・全ての州立図書館は地域資料のオンライン公開を、彼らのミッションと明確に(12.8%)もしくは概ね(87.2%)一致していると回答していること

米国大学・研究図書館協会とChoice誌、大学・研究図書館員向けのモバイルアプリの提供開始

2017年1月19日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)は、同協会で学術書の書評誌Choiceを発行する出版部門と連携し、モバイルアプリの提供を開始すると発表しています。

大学・研究図書館員に対して、ACRLやChoice誌の最新ニュースに加え、蔵書構築や、専門能力開発に関する最新のコンテンツを届けるアプリとなっています。

ACRL and Choice Launch New App(ALA,2017/1/19)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/01/acrl-and-choice-launch-new-app

MLA分野での専門能力養成への需要に関する調査報告書が公開(米国)

MLAおよびその他の文化資源保存機関の連携促進を目的とする非営利組織Educopia Instituteが、2016年12月付けで、MLA分野における専門能力養成への需要に関する調査報告書“Self-Identified Library, Archives and Museum Professional Development Needs”の2016版を公開しています。

報告書では、これら機関における継続的な研修や専門能力の養成への強い要望・関心が明らかになったとし、(1)中級から高度な技術的な研修が必要とされるなど分野間では相違点より類似点が多いこと、(2)community engagement分野でのニーズはあらゆる部門で示されたこと、(3)保存修復に関する物理的な保存の指針や技能に関するニーズが約3分の1の回答者からあったこと、などが紹介されています。

また、災害管理計画や関連する技能養成へのニーズは、図書館員では29%、文書館では17%、ミュージアムでは15%であったとのことです。

Self-Identified Library, Archives and Museum Professional Development Needs 2016 Edition(Educopia Institute)

米・図書館コレクション・技術サービス協会、キャリア開発の促進を目的としたメンタリングプログラムを開始

2017年1月17日、米国図書館協会(ALA)の図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)が、専門能力の開発、リーダーシップの養成、ネットワークの構築機会の提供、会員による学習サークルの拡充など、会員のキャリア開発の促進を目的に、メンタリングプログラムを開始すると発表しています。

現在、最初のメンターとメンティの募集が行われています。

ALCTS announces new mentoring program(ALA,2017/1/17)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/01/alcts-announces-new-mentoring-program

ALCTS Mentoring Program(ALCTS)
http://www.ala.org/alcts/mgrps/howto/mentor

【イベント】JALプロジェクト2016 アンサー・シンポジウム「JAL2016WS「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言Ⅲ」への応答-“またもや”感を越えて」(2/3・東京)

2017年2月3日、東京国立近代美術館において、JALプロジェクト2016 アンサー・シンポジウム「JAL2016WS「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言 Ⅲ」への応答-“またもや”感を越えて」が開催されます。

2016年12月9日に開催されたJAL2016公開ワークショップにおいて、招へい者によって示された「提言」が、一昨年に引き続き、極めて的確かつ明晰に日本側の実行的課題を示すものであり、その課題の解消と超克へ向けて、現実的で具体的な施策の策定の可能性を、「提言」への「応答」、「アンサー・シンポジウム」の開催をもって討議し、「またもや」で終わらせないためのプラットホームの創成へ向けてのささやかな試みとして行なわれるものとのことです。

事前の参加申し込みは不要です。

アンサー・シンポジウム「JAL2016WS「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言 Ⅲ」への応答-“またもや”感を越えて」(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/am/visit/library/jal2016/
http://www.momat.go.jp/am/wp-content/uploads/sites/3/2017/01/JAL2016_Ans_Sympo_20170203.pdf

参考:

【イベント】特別講義「日本におけるマンガ研究:その歴史と動向」(1/26・京都)

2017年1月26日、国立国会図書館は、海外日本研究司書研修の一科目として行う特別講義「日本におけるマンガ研究:その歴史と動向」を、一般の方々にも公開します。

京都精華大学国際マンガ研究センター研究員の伊藤遊氏に、海外における日本研究でも重要なテーマの一つであるマンガ研究の動向や歴史についてお話しいただきます。

募集人数は50名、参加費は無料です。

日時:2017年1月26日(木) 14時00分~16時00分
会場:国立国会図書館 関西館 1階 第一研修室

海外日本研究司書研修 特別講義「日本におけるマンガ研究:その歴史と動向」 一般公開(国立国会図書館, 2016/12/13)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/nihonkenkyu_ippan170126.html

申込フォーム
https://www.ndl.go.jp/form/jp/event/apply_nihonkenkyu_ippan170126.html

参考:
【イベント】特別講義「日本文化研究とデジタルアーカイブ-大英博物館の事例を中心として」(1/15・京都)
Posted 2016年1月5日
http://current.ndl.go.jp/node/30374

小規模な公共図書館を対象としたオンライン研修プロジェクト“Small Libraries Create Smart Space”の参加館が発表される(米国)

2016年12月1日、OCLCが地方及び小図書館協会(ARSL)と共同して行う“Small Libraries Create Smart Space”プロジェクトに参加する、米国内の小規模な公共図書館15館が発表されています。

106の応募館から、12の異なる州の、各々1,000から21万1,000人規模のコミュニティを対象にサービスを行なっている図書館が選ばれています。

プログラム参加館では、コミュニティの需要に応じた図書館プログラムを実施するために必要な図書館空間の再構成について、OCLCが運営するオンライン学習コミュニティWebJunctionで18か月間学習し、その成果を各館で実行することになっています。

15 libraries chosen for ‘Small Libraries Create Smart Spaces’ project(OCLC,2016/12/1)
https://www.oclc.org/news/releases/2016/201627dublin.en.html

参考:
WebJunctionとARSLがパートナーシップを締結
Posted 2007年9月28日
http://current.ndl.go.jp/node/6564

E1444 - 10周年を迎えたWebJunction

英国図書館(BL)、British Library Labs Symposium 2016開催、BLラボ各賞受賞者発表

2016年11月7日、英国図書館(BL)において第4回British Library Labs Symposium 2016が開催され、BLラボコンペの優勝者とBLラボ賞が発表されています。

・BL Labsコンペ優勝者
“SherlockNet: Using Convolutional Neural Networks to automatically tag and caption the British Library Flickr collection”
Karen Wang and Luda Zhao(スタンフォード大学修士課程)、Brian Do(ハーバード大学医学部博士過程)

・BLラボ賞/研究部門
“Scissors and Paste”
Melodee Beals(ラフバラー大学講師、デジタル史・メディア変換史)

・BLラボ賞/商業部門
“Curating Digital Collections to Go Mobile”
Mitchel Davis(出版・メディア企業家)

・BLラボ賞/芸術部門
“Here there, Young Sailor”
脚本・監督:Ling Low(ライター・映画製作)、視覚効果:Lyn Ong

・BLラボ賞/教育・学習部門
“Library Carpentry”

【イベント】JALプロジェクト2016「海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業」公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言Ⅲ」(12/9・東京)

2016年12月9日、東京国立近代美術館にて、海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業(略称:JALプロジェクト)の公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言 Ⅲ」 が開催されます。

JALプロジェクト実行委員会では、海外日本美術資料専門家(司書)を11月27日に招へいし、11日間、東京・奈良・京都の関係諸機関において研修ならびに交流事業を行いますが、最終日の12月9日に、招へい者による自身と所属機関およびJALプロジェクト2016についての報告および「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言 Ⅲ」を企図する公開ワークショップが開催されます。

JAL2016 公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言 Ⅲ」のご案内(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/am/visit/library/jal2016/

JALプロジェクト2016「海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業」公開ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言Ⅲ」開催のご案内(東京国立近代美術館)

【イベント】国立女性教育会館、平成28年度アーカイブ保存修復研修を開催:基礎コース(11/30・東京)、実技コース(12/1-2・埼玉)

国立女性教育会館が、平成28年度アーカイブ保存修復研修を開催します。女性アーカイブの保存・提供に携わる実務者や、大学・機関等の図書館職員を対象に、アーカイブの作成や保存に関する実践報告と参加者によるディスカッションを行う基礎コース(2016年11月30日)と、資料の保存修復を実習形式で学ぶ実技コース(12月1日-2日)の2つのコースが開催されます。

オプションとして、12月1日に工房見学があります。

基礎コースの参加費は無料ですが、実技コースは実習材料費が必要です。申込期限は11月18日です。

平成28年度アーカイブ保存修復研修(基礎コース)+(実技コース)参加者募集(国立女性教育会館)
http://www.nwec.jp/jp/archive/archivist2016.html

国立女性教育会館
http://www.nwec.jp/

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