English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2020年12月27日付で、日本図書館協会(JLA)目録委員会が、ウェブページ「NCR2018年版エレメント・語彙等データ提供」の更新を行いました。
同ページは、2019年3月23日付で公開され、『日本目録規則(NCR)2018年版』で規定している実体、エレメント、語彙のリストの用語、関連指示子を、簡易な機械可読データで提供することを目的に作成されたものです。
今回の更新では、XLSX形式・TSV形式データの更新、2020年5月9日作成のRDFデータ(Turtle形式・JSON-LD形式)掲載等が行われました。これらのデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYで提供されています。
2020年12月15日、RDA Toolkit(有料)のベータ版が公式版となっています。
RDA Toolkitの再構築プロジェクト“The RDA Toolkit Restructure and Redesign Project(3R Project)”は、ベータ版の公式版化にともない終了します。
公式版化にともない、URLがBeta.rdatoolkit.orgからaccess.rdatoolkit.orgに変更されました。オリジナルのRDA Toolkitはoriginal.rdatoolkit.orgへと移行しています。オリジナルのRDA Toolkitの削除日については後日決定されます。
A Few Reminders about Logging into RDA Toolkit(RDA,2020/12/19)https://www.rdatoolkit.org/node/236
2020年4月24日、日本図書館協会(JLA)が、「図書館情報学の授業における三ツールのオンライン配信について」を発表しています。
4月13日に公表した「(1) 三ツールの部分的な利用」に関する措置に続き、「(2) PDFファイルによる,三ツールのオンライン配信」についての措置を示したものです。
JLAの目録委員会・分類委員会・件名標目委員会の協力のもと決定されたもので、以下の措置をとるとしています。許諾の条件と申請方法の詳細は、近々、ウェブサイト上で案内し、5月中旬よりPDFの提供を順次行うことが予定されています。
1.基本方針 図書館情報学(司書,司書教諭,学校司書の養成のための教育課程を含む,以下同様)の科目をオンライン形態で行う場合,従来から行われていた対面式の授業形態に可能な限り近づけられるように,2020年度に限り,著作権に関する特例的な措置(利用の許諾)を講じます。
2020年4月13日、日本図書館協会(JLA)が、オンライン授業における三ツール(『日本十進分類法(NDC)新訂10版』『日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版』『基本件名標目表(BSH)第4版』)の活用についてを発表しました。
発表では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンライン形態(リアルタイム・オンデマンドの双方を含む)の授業へ切り替える大学が増えつつあることから、JLAでは、図書館情報学教育の質が保てるよう、特例的な措置を、次の二つに分けて、検討してきたとしています。
(1) 三ツールの部分的な利用 (2) PDFファイルによる,三ツールのオンライン配信
今回は(1)に関しての発表で、2020年度に限り、著作権に関する特例的な措置(利用の許諾)を講じるとして、図書館情報学の科目において『日本十進分類法(NDC)新訂10版』『日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版』『基本件名標目表(BSH)第4版』の特定のページの内容を、オンライン形態の授業において、下記のような活用が行われる場合、後記の事項に留意することを前提に、申請することなく活用することを許諾するとしています(ただし、活用するページが大量に及ぶ場合は要相談)。
2020年3月27日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2020年1号(通号52号)を掲載しました。
世界図書館・情報会議(第85回IFLA大会)等の参加報告のほか、日本目録規則2018年版の適用に伴う典拠データの変更点についてのコラム等を掲載しています。
書誌データの作成および提供 更新情報(国立国会図書館)http://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html ※2020年3月27日付けのお知らせに、ニュースレターの公開が掲載されています。
NDL書誌情報ニュースレター2020年1号(通号52号)https://ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2020_1/index.html
2020年1月21日、国立国会図書館(NDL)は、JAPAN/MARC MARC21フォーマット変更箇所一覧および『日本目録規則2018年版』適用細則案等の公開を発表しました。
NDLでは、2021年1月からの『日本目録規則2018年版』の適用開始を目指し、その適用細則や関連する基準等の作成作業を進めており、2019年10月公開分に続き2020年1月に、以下の適用細則および基準の案を公開しました。また、「JAPAN/MARC MARC21フォーマット」のうち、『日本目録規則2018年版』適用に伴い、フィールド・サブフィールド等の運用変更が生じる箇所についても一覧を公開しています。
〇『日本目録規則2018年版』適用細則(2021年1月)(案) ・「第3部 関連」 ・「付録C.1 関連指示子 : 資料に関するその他の関連、C.2 関連指示子 : 資料と個人・家族・団体との関連、C.4 関連指示子 : 個人・家族・団体の間の関連」
2019年12月26日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2019年4号(通号51号)を掲載しました。
70周年を迎えた「雑誌記事索引」のあゆみを概観するほか、日本目録規則2018年版への対応など書誌に関するお知らせ等を掲載しています。
書誌データの作成および提供 更新情報(国立国会図書館)http://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html ※2019年12月26日付けのお知らせに、ニュースレターの公開が掲載されています。
NDL書誌情報ニュースレター2019年4号(通号51号)https://ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2019_4/index.html
2019年10月28日、国立国会図書館(NDL)は、『日本目録規則2018年版』適用細則案の公開を発表しました。
NDLでは、2021年1月からの『日本目録規則2018年版』の適用開始を目指し、その適用細則や関連する基準等の作成作業を進めており、2019年10月の更新では以下の適用細則案および基準の案が公開されました。
〇『日本目録規則2018年版』のうち、以下の適用細則(案) ・「第1部 総説」「第2部 セクション1 属性総則」 ・「第2部 セクション2 著作、表現形、体現形、個別資料」(図書、非図書資料、逐次刊行物) ・「付録A.2 大文字使用法、付録A.3 略語使用法」
〇基準(案) ・文字の取扱い基準 ・読みの基準
新着情報(NDL)https://www.ndl.go.jp/jp/news/index.html ※2019年10月28日付けの新着情報に「『日本目録規則2018年版』適用細則案を公開しました」とあります。
2019年10月15日、RDA Toolkitの再構築プロジェクト“The RDA Toolkit Restructure and Redesign Project(3R Project)”が、4月と9月のリリースをもって、同プロジェクトの目標を達成したと発表しています。
これにより英語版での作業は完了し、今後、翻訳作業やpolicy statements、application profilesの策定作業を実施する計画です。翻訳作業は現在進行中で、15か月以内に9か国語で公開される予定です。一方で、policy statements及びapplication profilesは、現在、策定の初期段階であるとしています。
また、
・2020年12月15日にベータ版を公式版へと切り替える ・公式版へ切り替えた日と現行のRDA Toolkitの1年後の閉鎖までの猶予期間の開始は関連付けない(RDAの運営委員会・役員会の合意(2021年内を想定)により閉鎖までの猶予期間の開始が決定) ・ベータ版でのリリースは継続するが、公式版への切り替え前に翻訳やpolicy statementsに大きな影響を与えるテキストの変更は行なわない
といった今後の予定等が示されています。
2019年11月2日、順天堂大学お茶の水キャンパスにおいて、国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部の第67回例会「典拠コントロールを問い直す: NCR2018とFRBR」が開催されます。
同会は「「第65回例会『新しい日本目録規則 (NCR2018)からみえてくる未来』」のその先へ」と副題がつけられており、2018年11月に開催された例会に続く内容として位置づけられているようです。講師は慶應義塾大学の谷口祥一教授です。
第67回例会のご案内(国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部)http://www.iaml.jp/saishin.html
参考: 【イベント】トーハン図書館ブックフェア―2018特別セミナー/国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部第65回例会「新しい日本目録規則 ( 新NCR2018 ) から見えてくる未来」(11/17・東京) Posted 2018年10月23日https://current.ndl.go.jp/node/36881
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp (@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー