目録作業

米国議会図書館(LC)、BIBFRAMEの語彙変更案3件を公開

2015年8月12日、米国議会図書館(LC)が、BIBFRAMEの語彙変更案3件を公開しています。

BIBFRAMEは、LCによって検討が進められている新しい書誌データモデルです。今回公開された変更案は、”Identifier””Role””Authority”の3件で、2015年6月に公開された変更案2件に続くものです。

クラスによる識別子のタイプの定義、役割の記述方法の変更、典拠の下位クラスの鞍替え(属する上位クラスの変更)のほか、プロパティの削除、プロパティ名の変更などが提案されています。

BIBFRAME Model & Vocabulary(LC)
http://www.loc.gov/bibframe/docs/index.html

BIBFRAME Identifier Proposal(PDF: 47KB)
http://www.loc.gov/bibframe/docs/pdf/bf-identifierproposal-08-12-2015.pdf

BIBFRAME Role Proposal(PDF: 56KB)
http://www.loc.gov/bibframe/docs/pdf/bf-roleproposal-08-12-2015.pdf

ボストン公共図書館(BPL)、版画コレクションの目録管理改善の 第1段階として委託レポートを公開

2015年6月23日、ボストン公共図書館(BPL)は、版画コレクションの目録管理改善の第1段階として4巻からなる委託レポートを公開しました。

調査は、ハーバード大学図書館で30年間の専門的な経験がある、シモンズ大学図書館情報学部のMartha Mahard氏によって行われ、同レポートでは、320,000件(200,000件の版画と120,000件の多色石版刷りの絵)の目録管理と物理的な管理状況が評価されており、BPLの版画部門の貴重品の管理と組織化の改善についてや、職員の配分と責任、コレクション管理の改善、オンラインディスカバリー、書庫等に関してのアドバイスを与えています。

同調査が2015年6月に終わった後、引き続き、シモンズ大学のインターンがアシスタントとして参加して、版画部門のサービスを中断して作品ごとの目録化作業が行われており、9か月で終了することが期待されているとのことです。

目録化は収蔵、保存、書庫スペースの配分、版画コレクションへのオンライン目録へのアクセスの次の段階を告げており、BPLがレポートと目録化を委託する全体的な目的は、この特殊コレクションの保存とパブリックアクセスであるとのことです。

国立情報学研究所(NII)の目録システム講習会テキストの内容に即したセルフラーニング教材が完成

2015年3月24日、国立情報学研究所(NII)が、目録システム講習会テキスト(図書編、雑誌編)の内容に即したセルフラーニング教材が完成したと発表しています。オンラインで利用するFlashのほか、印刷用のPDFテキストも公開されています。内容・記述は2014年度末現在のものとのことです。なお、2014年4月1日から、NACSIS-CAT/ILLの教材は申込み不要で利用できるようになったとのことです。

NACSIS-CAT/ILL セルフラーニング教材
http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/product/cat/slcat.html

参考:
国立情報学研究所(NII)、NACSIS-CAT/ILL運用ガイドラインを改訂
Posted 2015年2月20日
http://current.ndl.go.jp/node/28027

RDA及びMARC21によるストリーミングメディアやDVD等の目録作成に関するガイドラインが公開

2015年2月23日、視聴覚資料に関する目録担当者の会であるOLACの目録政策部会CAPCが、“Best Practices for Cataloging Streaming Media Using RDA and MARC21”、“Best Practices for Cataloging DVD-Video and Blu-ray Discs Using RDA and MARC21”と題する2点のガイドラインを公開しました。RDAおよびMARC21によって、ストリーミングメディア、DVDやブルーレイディスクの目録を作成する際のベストプラクティスをまとめたものとのことです。

Announcing Two New Best Practices Guides from OLAC CAPC!(OLAC, 2015/2/23)
http://olacinc.org/drupal/?q=node/540

Best Practices for Cataloging Streaming Media Using RDA and MARC21(PDF:125ページ)
http://olacinc.org/drupal/capc_files/Streaming_Media_RDA.pdf

国立情報学研究所(NII)、NACSIS-CAT/ILL運用ガイドラインを改訂

2015年2月17日、国立情報学研究所(NII)がNACSIS-CAT/ILL運用ガイドラインを改訂したと発表しています。

NIIでは、2014年度、「目録システム講習会検討ワーキンググループ」を設置して目録システム講習会について見直しを行った結果、2015(平成27)年度以降についてはセルフラーニング(SL)教材での受講を目録システム講習会の受講と同等に扱うとしとのことです。

これにともない、ガイドラインの「(目録システム講習会の受講)2.目録システム(NACSIS-CAT)の業務での利用開始に先立ち、目録担当者は、必ず1名以上、目録システム講習会を受講する。」の箇所が改訂されました。

NACSIS-CAT/ILL運用ガイドライン(2015.2)(NII)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/infocat/pdf/guideline.pdf

今後の目録システム講習会全体の考え方について(NII, 2015/2/17)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/infocat/pdf/ref1_guideline_2015.pdf

平成27 年度目録システム講習会について(NII, 2015/2/17)

図書館情報資源振興財団(CLIR)、“隠れた”特別コレクションの目録入力プロジェクトへの2014年助成を発表

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、2014年の“Cataloging Hidden Special Collections and Archives awards”の助成対象プロジェクト19件を発表しました。2008年に始まったこの助成事業は、目録が作成されていないため“隠れたコレクション(hidden collection)”となってしまっている特別コレクションの目録入力の支援を目的としています。

なお、今回でこの助成プログラムは終了するとのことです。これまでで129件、合計で2,730万ドルの助成を行ってきており、2014年6月までに、3,240件のファインディングエイドとコレクションレベルのレコードを作成し、資料46,596フィート分、および、3,747立方フィート分の資料を処理し、82,587件のMARCレコードを作成、さらに、209,527点について、アイテムレベルのメタデータを作成したとのことです。

CLIRは、助成対象者からの情報に基づき、隠れたコレクションに関する情報を集めた“Hidden Collections Registry”も公開しています。

CLIR Announces 2014 Hidden Collections Awards(CLIR, 2014/12/3)

JAPAN/MARCをBIBFRAMEで表現するサービス“MARC-Bibframe変換”が公開

2014年8月5日、JAPAN/MARCをBIBFRAMEに変換して書誌情報を表現するサービス“MARC-Bibframe変換”が公開されました。鈴木敬二氏が作成したものです。米国議会図書館(LC)が公開している、MARC to BIBFRAME Comparison Serviceと同等なサービスをJPMARCに対して行うものとのことです。BIBFRAMEによる書誌情報の表現がどのようなものか、具体的な例を基に見られるようにすることを目的としたサービスとのことです。

ISBN、全国書誌番号、NDLの書誌IDのいずれかを入力して変換すると、MARC形式、およびBIBFRAMEの指定したシリアル形式(RDF/XML、Turtle、N-Triples、N-Quads、JSON、JSON-LD)で表現され、それぞれの比較ができるようになっています。

MARCデータは国立国会図書館蔵書検索・申込システム(NDL-OPAC)からダウンロードして利用し、また、ISBNおよび全国書誌番号からNDL-OPACの書誌情報URLを取得するために、NDL Search SRU APIを利用しているとのことです。このサービスが使用しているRubyによる変換ライブラリは、GitHubで公開しているとのことです。

MARC-Bibframe変換

米国議会図書館(LC)、LCSH、LCCと関連マニュアルをPDFで公開

2014年6月6日、米国議会図書館(LC)のPolicy and Standards Divisionが、主題目録と分類に関するドキュメントの公開方針を発表しました。LCは、目録作成にかかるドキュメントをオンラインのみの公開とすることを2013年初頭に公表していました。

・米国議会図書館件名標目表(LCSH)
現在紙媒体で35版まで刊行されており、2014年6月に36版がPDF形式で公開されるとのことです。2015年1月には37版の公開が予定されており、それ以降毎年、PDF形式で公開される予定とのことです。

・米国議会図書館分類表(LCC)
最新版が現在PDF形式で公開されており、2015年1月から、毎年、新しい版の公開が予定されているとのことです。

マニュアルについてもPDF形式での全文公開が予定されており、必要に応じて随時更新されるとのことです。また、LCSHやLCCの使用されなくなった版についてもアーカイブし、調査目的などで使用できるよう、現行版とは別のページでの公開を予定しているとのことです。

Update on Subject and Classification Documentation Plans(LC, 2014/6/6付)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/catdocplans.html

東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室、アラビア文字とラテン拡張文字入力補助ページを開設

東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室が、目録作成時などに使用する文字や記号の入力補助のため、アラビア文字とラテン拡張文字の入力補助ページを開設しています。

アラビア文字とラテン拡張文字入力補助ページを開設しました。(イスラーム地域研究資料室、2014/4/21付け)
http://tbias.jp/2915

アラビア文字
http://tbias.jp/arabicchar.html

ラテン拡張文字
http://tbias.jp/latinextended.html

参考;
東京外国語大学附属図書館 VernaC(多言語横断検索システム)入力支援
http://vernac.tufs.ac.jp/cat/

"BIBFRAME Authorities"の仕様の草案が公開、意見募集中

2014年3月7日付で、"BIBFRAME Authorities"の仕様の草案が公開され、草案への意見が募集されています。BIBFRAMEは、米国議会図書館(LC)によって検討が進められている新しい書誌データモデルです。「典拠(Authorities)」は、人、組織、場所、トピック等に相当するリソースで、「著作(Work)」、「インスタンス(Instance)」、「アノテーション(Annotation)」などの実体とともにBIBFRAMEを構成するモデルの一つとのことです。なお、BIBFRAMEの「典拠(Authorities)」は、既存の典拠にとって代わるものでも、競合するものでもなく、共通の抽象的なレイヤーを提供する、あるいは既存の典拠を包含するものとのことです。

BIBFRAME Authorities Draft Specification (7 March 2014)(LC, 2014/3/7付)
http://www.loc.gov/bibframe/docs/bibframe-authorities.html

On BIBFRAME Authority
http://bibframe.org/documentation/bibframe-authority/

参考:
BIBFRAMEに関するALA冬季大会フォーラムの動画が公開

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