漢字処理

ユニコードコンソーシアム、Unicode 13.0をリリース

2020年3月10日、ユニコードコンソーシアムは、Unicode StandardのVersion13.0を公開したことを発表しました。

Unicode 13.0では、5,930文字の追加が行われ、合計14万3,859文字となっています。主として、以下のような追加が行われています。

・アフリカ・パキスタン・南アジア・中国の各地域における現代語に対応した新たな用字・文字の追加
・55種類の絵文字の追加
・6種類のCreative Commonsライセンスマークの追加
・CJK統合漢字拡張Gの4,939文字の追加

なお、同日付のSAT大藏經テキストデータベース研究会のお知らせにおいて、Unicode 13.0で追加されたCJK統合漢字拡張Gのうち329種の漢字は、同研究会が2015年のIdeographic Rapporteur Group(IRG)会議で提案したものであることが発表されています。

【イベント】第15回京都大学人文科学研究所TOKYO漢籍SEMINAR『漢字と情報』(3/16・東京)

2020年3月16日、一橋大学一橋講堂中会議場(東京都千代田区)において、京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センターの主催により、「第15回京都大学人文科学研究所TOKYO漢籍SEMINAR『漢字と情報』」が開催されます。

漢字の中にはどのような情報があるのか、漢字が並ぶことでどのような情報が表されるのか、について、同研究所に所属する3人の教員により講演が行われます。

参加無料ですが、オンライン上の申込フォーム・メール・ハガキのいずれかの方法により事前の申し込みが必要です(定員200人・先着順)。当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇開会挨拶
稲葉穣氏(京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター長)

〇講演「漢字の字符──戎肆庵読裘記之一──」
浅原達郎氏(京都大学人文科学研究所教授)

〇講演「漢字の知識表現──字書と用例とコンピューターと──」
守岡知彦氏(京都大学人文科学研究所助教)

〇講演「AIによる漢文の文法解析」
安岡孝一氏(京都大学人文科学研究所教授)

CA1965 - 新元号と文字コードの国際標準を巡って / 小林龍生

PDFファイル

カレントアウェアネス
No.342 2019年12月20日

 

CA1965

 

新元号と文字コードの国際標準を巡って

一般社団法人文字情報技術促進協議会:小林龍生(こばやしたつお)

 

情報処理推進機構(IPA)、文字情報基盤の約6万種の漢字を、JIS第4水準範囲の約1万種の漢字に置き換えを行う際の参照情報「縮退マップ(検証版)」を公開

情報処理推進機構(IPA)では、内閣官房IT総合戦略室、経済産業省とともに、人名等の正確な表記が求められる行政の実務に必要な約6万種の漢字を、情報システムで利用可能にするため、文字フォントの整備や文字コードの国際標準化を行う「文字情報基盤整備事業」を推進してきたとのことです。

IPAでは、この文字情報基盤の約6万種の漢字を、JIS X 0213で規格化された約1万種の漢字で置き換えて表記する際に参照するための「縮退マップ v.0.1(検証版)」を整備し、その利用方法を説明した「縮退マップ利用ガイド」(別紙参照)とあわせて、2015年3月31日に公開しました。

この検証版については、同日より意見が募集されており、2015年夏頃に正式版となるMJ縮退マップVer.1.0を公開する予定とのことです。

文字情報基盤の約6万種の漢字を、JIS第4水準範囲(JIS X 0213)の約1万種の漢字に置き換えを行う際の参照情報「縮退マップ(検証版)」を公開
http://www.ipa.go.jp/files/000044886.pdf

IPA文字情報基盤整備事業
http://mojikiban.ipa.go.jp/

MJ縮退マップVer.0.1(検証版)の公開(IPA)
http://mojikiban.ipa.go.jp/4141.html

CA1271 - 日本語のオンライン書誌情報−日本関係情報の現状(10)− / Robert Britt

背景マリアン・グールド・ギャラガー法律図書館(Marian Gould Gallagher Law Library: MGGL)は,米国ワシントン大学の法学部に所属し,特に東アジア地域(中国,台湾,南北朝鮮および日本)の法律関係文献については国内有数のコレクションを所蔵している。これらの資料の選書,目録作成,レファレ…

カレントアウェアネス
No.240 1999.08.20

 

CA1271

日本語のオンライン書誌情報
−日本関係情報の現状 (10)−

背景

マリアン・グールド・ギャラガー法律図書館(Marian Gould Gallagher Law Library: MGGL)は,米国ワシントン大学の法学部に所属し,特に東アジア地域(中国,台湾,南北朝鮮および日本)の法律関係文献については国内有数のコレクションを所蔵している。これらの資料の選書,目録作成,レファレンスを担当しているのは東アジア法律部(East Asian Law Department: EALD)である。

RLIN, III, Marian

CA1230 - Allegro: オクスフォード大学ボドリアン図書館における和書目録−日本関係情報の現状(9)− / Izumi K. Tytler

当大学中央図書館であるボドリアン図書館の和書コレクションはヨーロッパでも有数の長い歴史をもつが,大学の日本研究講座を担う日本研究書コレクションとして組織的収集が始まったのは1957年以降であり,更に1979年より従来の人文・古典研究中心の講座に社会科学分野が加わったのに伴い…

CA1159 - オーストラリアのコンピュータと日本語情報へのアクセス−日本関係情報の現状(6)− / 坂口英子

コンピュータで日本語を読んだり書いたりするという日本では当たり前のことが,外国にいると大変難しい問題となる。海外日本研究図書館の場合,日本語コンピュータ環境を整えるためには,まずデジタル日本語情報への需要があることが第一であり,次に最も適切な機器ソフトの選択,購入…

カレントアウェアネス
No.219 1997.11.20

 

CA1148 - CJKシステムの今後の展望−日本関係情報の現状(4)− / 辻由美子

オーストラリアのCJKシステムが稼働し始めてからはや一年が経とうとしている(CA1107参照)。現在,システムに登録しているのは国立図書館1館,大学図書館13館,公共図書館4館の計18館であるが,このうち実際にシステムを使っているのはまだ8館にすぎない(注:1997年8月現在,公共図書館2館と…

カレントアウェアネス
No.217 1997.09.20

 

CA1143 - 英国日本語出版物総合目録(2)−日本関係情報の現状(3)− / 小山騰

2.現状A.目的さて,歴史的な説明の部分が少し長くなったが,ここでは本題の英国日本語出版物総合目録の現状を報告してみよう。まず,プロジェクトの目的であるが,もちろん文字通り総合目録作成である。しかし,それだけにとどまらず,各メンバー図書館の日本語コレクションをコンピュー…

CA1107 - ナショナルCJKサービス(オーストラリア) / 稲浜みのる

1996年6月3日,オーストラリア初の中国・日本・韓国語の文字をもったオンラインデータベースが,あしかけ8年間の準備期間を経て,サービスを開始した。三種類の言語,すなわちChinese,Japanese,Koreanの頭文字をとって名付けられた,このデータベースは,ナショナルCJKサービスとよばれ,オース…

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