欧州デジタル図書館“Europeana”が,2005年の設立以来初めてとなる白書を刊行した。「知識=文脈の中の情報」(Knowledge = Information in Context)と題するこの白書は,Europeanaに携わるドイツ・フンボルト大学のグラートマン(Stefan Gradmann)教授によって著されており,Europeanaの役割が,文化遺産のデータを蓄積するにとどまらず,従来の電子図書館の枠組みを超えて,知識を生成することにあると述べられている。
白書では,蓄積されるデータと生成される知識の関係を,「データ(Data)」「情報(Information)」「知識(Knowledge)」「思索(Thinking)」という4つのレベル(DIKT)から成る一つの連続体を使って考えている。連続体の基をなす,与えられたままの「データ」は,パターンの識別によって「情報」レベルとなる。さらにそれが文脈の一部を構成すると「知識」レベルとなり,芸術作品や非決定論的な定理などを生成する「思索」レベルとなる,というものである。「データ」が機械に記号列として認識されるレベルの「情報」になっていれば,機械の推論によっても「知識」に至る可能性が生まれるとされている。この推論には,“Linked Open Data”といった形で文脈化(関連性の明示化)されたリソース群の中に,すなわち「情報」を「知識」にするセマンティックなネットワークに,推論する機械を置くことが前提条件となっている。
抽象的な表現ではあるものの,Europeanaは,文化遺産のメタデータを集めた一大コレクションであると解される。メタデータという「情報」から「知識」を生成するには,セマンティックな文脈化を行う必要がある。そのための方法として,SKOS化,マッチング,マッピングとマージ,メタデータの自動的な文脈化,リンクされたデータの統合化という段階的作業をデータ収集の過程で行うことで,メタデータ同士のリンクと共に,セマンティックなネットワーク上の中継点とのリンク,という2方向のリンクを構築することが想定されている。この仕組みは,現在プロトタイプとして進行中で,セマンティックな検索を可能にする“Thought Lab”の中で使われるとのことである。例えば“Paris”という検索語に対して,“Louvre”などのさらに特定された場所に関する検索結果を,それがパリにあることをシステムが知っているように,一覧に表示させることができるという。
白書では,Europeanaには,機械的に「結びつけること」に加えて,創造的に「考えること」を可能にするポテンシャルがあると述べられている。Europeanaのロゴに含まれる言葉が,“connecting cultural heritage”から“think culture”へと変更されたのも,そのミッションが単なる機械的な収集にではなく,「知識」の生成と「思索」への貢献にあるとの考えに基
づいている。
Ref:
http://version1.europeana.eu/c/document_library/get_file?uuid=cb417911-1ee0-473b-8840-bd7c6e9c93ae&groupId=10602 [1]
http://www.europeana.eu/portal/thought-lab.html [2]
CA1534 [3]
カリフォルニア大学(UC)と,総合科学雑誌Nature等を発行しているNature Publishing Group(NPG)が,2011年の電子ジャーナルの契約料を巡って,火花を散らしている。
事の発端は,2010年6月4日に,UCのカリフォルニア電子図書館(CDL)が,CDL事務局長らの名前で,各学部長・教員宛てに送付した書簡にある。この書簡は,UCが購読しているNPG発行の67誌のサイトライセンス料を,2011年から400%値上げしたいと要求するNPGに対し,大学を挙げて抵抗することを求めていた。CDLの試算では,この値上げにより,1誌当たり平均4,465ドルから平均17,479ドルへの負担増,全体で年間100万ドルを超える負担増になるという。UCの教員や研究者たちはこれまで,NPGの雑誌に多数の論文を掲載し,査読や編集でも貢献してきたが,そういった点や,UCの図書館が直面している予算削減への配慮を欠くかのようなNPGの対応に,CDLは教員らに向けて,「NPG刊行雑誌の原稿の査読の中止」「NPGの編集・諮問委員の辞職」「NPGへの論文投稿の中止」といった,ボイコット運動を推奨している。
この書簡を受けてNPGは同6月9日,UCに反論するプレスリリースを出した。まず,NPGによるジャーナルの定価の大幅値上げをUCが示唆しているのは,全くの誤りであるとしている。この4年間での定価の値上げ率は平均7%であり,また現在の値上げ率の上限は7%であるという。NPGの主張によると,この問題を複雑化しているのは,UCが長年にわたり享受してきた,持続不可能なほどの規模の値引きにある。CDLを複数の図書館のコンソーシアムとみなした場合,CDLに適用されている定価の値引き率は88%になるという。NPGがUCに今回提案した値上げは,この値引き率を,他の出版社のCDLに対する値引き率の平均に近い50%程度まで引き上げることを意味している。さらにNPGの試算によると,新しい契約料の下でも,論文1ダウンロード当たりにかかる費用は約0.56ドルと,コストパフォーマンスは高い。NPGは上記のように事情を説明したうえで,誤った情報を用いてNPGにマイナスのイメージを与え,ボイコットを示唆するUCの交渉術に落胆の意を示している。
UCは同6月10日,NPGのプレスリリースに対する回答文書を公表した。まず先の書簡は,「定価」ではなく,「サイトライセンス料」を400%値上げしたいというNPGの提案について述べている,とNPGの誤解を指摘している。そのほか,NPGの定価の値上げ率は,図書館の資料費の増加率を大きく上回っていること,UCや他の機関はNPGに莫大な金額を毎年支払っており,今回の値上げがUCに対する値引きを補てんするためだというNPGの言い分は信じがたいということ,NPGが定価を自由に設定できる現状では,定価自体に意味がないこと,1ダウンロード当たりのコストは確かに安いが,オンライン利用の増加に関する出版社の限界費用も非常に低いこと,などを指摘し,NPGに反論している。そして,UCとNPGが持続可能で相互に恩恵を受けられるような関係を築けるよう,この件について建設的な対話をしたいとNPGに希望している。
6月10日のUCの回答に対し,2010年6月22日時点でNPGは公式のコメントを発表していない。事態がどのような決着を見せるのか,今後の動向を注視したい。
Ref:
http://www.libraryjournal.com/lj/home/885271-264/uc_libraries_nature_publishing_group.html.csp [11]
http://blogs.library.ucla.edu/biomedical/files/2010/06/Nature_Faculty_Letter_060410.pdf [12]
http://www.nature.com/press_releases/cdl.html [13]
http://osc.universityofcalifornia.edu/news/UC_Response_to_Nature_Publishing_Group.pdf [14]
http://www.cdlib.org/cdlinfo/2010/06/09/letter-to-uc-faculty-on-nature-publishing-group-subscription-increases/ [15]
http://www.cdlib.org/cdlinfo/2010/06/10/nature-publishing-group-price-increases-controversy-continues/ [16]
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20100610/1276177987 [17]
CA1639 [18]
2010年6月2日,米国議会図書館(LC)がポピュラーソングの分野で優れた功績を挙げたアーティストに贈るガーシュウィン賞が,バラク・オバマ(Barack Obama)米国大統領の手により,ポール・マッカートニー(Paul McCartney)氏に授与された。
ガーシュウィン賞は,米国の伝説的な作詞作曲家であり,その豊富な手稿コレクションがLCに所蔵されている,ガーシュウィン兄弟を記念して設立された賞で,芸術表現と文化理解の媒体としての歌の振興を,生涯を通じて達成してきたアーティストに贈られている。同賞の目的は優れたアーティストの表彰に加え,LCが所蔵する豊富な音楽資料の認知を高め,その利用を促進することにもあるという。2007年にポール・サイモン(Paul Simon)氏に初めて授与され,2009年にスティービー・ワンダー(Stevie Wonder)氏が受賞,マッカートニー氏は3人目の受賞者となる。
受賞者は,LC内外の専門家から成る諮問委員会の助言の下,LCの館長が決定している。今回の諮問委員会には,第1回の受賞者であるサイモン氏,リッキー・マイナー(Rickey Minor;音楽ディレクター)氏,キャロル・ベイヤー・セイガー(Calore Bayer Sager;作詞作曲家)氏など,著名な音楽関係者5名が参加した。マッカートニー氏の受賞について,LCのビリントン(James H. Billington)館長は「サー(Sir)・ポールは50年以上に渡り,象徴的なグループの一員として,そして,ソロアーティストとして作曲し,演奏してきた。そのジャンルはロックンロールから,クラシックに及ぶ。しかし彼はまた,世界中での人道主義と行動主義に基づく活動を通じて,音楽を超えても影響を与えてきた。これはガーシュウィン賞の精神を象徴している」と述べている。
授与式後,その会場となったホワイトハウスのイーストルームで,マッカートニー氏の受賞を記念する特別コンサートが開催された。コンサートには,第2回の受賞者であるワンダー氏など米国のスター歌手が多数参加し,マッカートニー氏にゆかりのある楽曲を披露した。マッカートニー氏自身はホワイトハウスで演奏したくてたまらなかったというビートルズ時代の楽曲“Michelle”を,オバマ大統領と共にコンサートに出席していたミシェル夫人に向けて披露した。コンサートの最後にマッカートニー氏は“Hey Jude”を歌い,大統領を含めた出席者が合唱に加わった。このコンサートの模様は,2010年7月28日に米国の公共テレビPBSで放送されることになっている。
Ref:
http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-119.html [25]
http://www.loc.gov/today/pr/2009/09-230.html [26]
http://www.loc.gov/about/awardshonors/gershwin/ [27]
http://news.yahoo.com/s/ap/20100602/ap_on_en_mu/us_white_house_mccartney [28]
http://www.guardian.co.uk/music/2010/jun/06/paul-mccartney-gershwin-prize-obama [29]
http://www.dispatch.co.za/entertainment/article.aspx?id=407040 [30]
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_67723 [31]
2010年6月7日,米国のLibrary Journal誌(LJ)と出版大手のGale社が選定する“2010 Library of the Year”が発表された。受賞したのは,オハイオ州のコロンバス・メトロポリタン図書館(Columbus Metropolitan Library:CML)である。同館は,米国の公共図書館を独自の基準で評価する“Hennen's American Public Library Rating Index”でも,2008年に1位,2009年と2010年に2位になるなど高い評価を受けている。
LJの記事によると,CMLは中心となるオペレーションセンターと21の分館から構成され,オハイオ州フランクリン郡のおよそ85万人の住民にサービスを行っている。2009年の予算は約4,500万ドルで,州の予算削減の影響を受け2008年に比べて900万ドル近く減少している。住民1人当たりの年間貸出冊数は約20冊で,年間来館回数は約10回である。またウェブサイトへのアクセスも年間1,000万件ある。
CMLが評価されたポイントとして,優先順位を明確にした戦略計画がある。業務はこの計画に基づいて行われており,スタッフらもこの計画に誇りを持っているとのことである。優先事項には館内外に関する5つの項目が挙げられており,最も優先度の高い事項として,「若者」に対するサービスがある。米国公共図書館協会(PLA)等が主催する“Every Child Ready To Read @ Your Library”と呼ばれる,子どもたちの読書に関する能力を教育するための研修プログラムを担当以外のスタッフも受けており,館全体としてこのサービスを重要視していることが窺える。また,18の分館に設置されている「宿題支援センター」(Homework Help Centers)では,児童・生徒らに対して,資料やコンピュータ,プリンタの提供のほか,スタッフやボランティアによる学習指導などのサービスを行っている。2008年は31,780人に,2009年は38,735人に同サービスを提供しており,需要は大きい。
2番目の優先事項は,コンピュータの利用に関するサービスで,家庭からCMLのコンテンツにアクセスしている,あるいはCML館内のコンピュータを使っている利用者が主な対象とされている。CMLでは21の分館に1,600台のコンピュータを設置し,郡内でも最大規模のコンピュータ利用環境を提供しており,2009年には230万件の利用予約があったとのことである。また,利用者の操作支援などを行うコンピュータ教室も開講している。その他の優先事項としては,利用者に対して「ノー」と言わないことや,CMLの発展の中心となるスタッフを育成することなどが挙げられている。
2010 Library of the Yearの授賞式は2010年6月27日に,ワシントンD.C.で開かれれる米国図書館協会(ALA)の年次大会の中で行われる。
Ref:
http://www.libraryjournal.com/lj/home/883793-264/2010_library_of_the_year.html.csp [35]
http://blog.gale.com/pressroom/corporate-news/columbus-metropolitan-library-named-library-of-the-year/ [36]
http://www.columbuslibrary.org/ebranch/index.cfm?pageid=38&view=all [37]
http://www.examiner.com/x-49938-Columbus-Family-Examiner~y2010m6d8-The-Columbus-Metropolitan-Library-receives-a-national-award--The-2010-Library-of-the-Year-Award [38]
スミソニアン博物館等を運営する米国のスミソニアン協会(以下「スミソニアン」とする)は,2010年5月に,今後5年間における資料デジタル化の戦略を示した文書「デジタル・スミソニアンの創造」(“Creating a Digital Smithonian”)を公表した。その概要を紹介する。
文書の前半では,所蔵資料のデジタル化の意義や現状等が説明されている。デジタル化の背景には,知識の共有は民主主義の理想であり,地域・文化・経済状態等により制限されてはならないという信念があるとし,デジタル化の重要性を説いている。
スミソニアンでのデジタル化は1960年代に所蔵資料の目録情報のデジタル化から開始され,その後,画像,音声,動画,研究データへと対象が拡大されてきた。資料の文脈や意味の理解のため,研究や説明情報等もデジタル化の対象に含まれている。デジタル化のメリットとして,これまで十分な利用ができなかった人に利用してもらえることに加えて,スミソニアン内での機関や学問分野を越えた協同が可能となることが挙げられている。
スミソニアンには,19の博物館・美術館,9つの研究施設,20の図書館,1つの動物園等があり,あわせて1億3千万点以上の資料を所蔵している。スミソニアンでの過去のデジタル化の取組みは散発的なものが多く,フォーマットや手法が統一されていなかったという側面があったため,今後は,デジタル化の基準を示したガイドラインに基づき統一的なプログラムを策定するとしている。
文書の後半では,「現在世代及び将来世代による最大限の利用のため,スミソニアンの資源をデジタル化する」というミッションと,それを実現するための3つの戦略的目標が提示されている。
目標の1つ目は,デジタル資産の作成・管理・利用促進により,スミソニアンのコレクションへのアクセスを拡大することである。デジタル資産の管理計画を導入し,既存のデジタル資産の評価,デジタル化対象の選択基準の作成,ライフサイクルマネジメントの導入,共通データモデルの構築等を行うとしている。ITインフラの整備や,スミソニアン内外への利用促進活動も活動内容として挙げられている。
目標の2つ目は,デジタル化をスミソニアンの中核的機能として位置付けることである。スミソニアン全体としての方針を規定することや,戦略計画実施に向けた組織・役割の見直し,デジタル化を受け入れる組織文化を育てること等が示されている。
目標の3つ目は,「デジタル・スミソニアン」を維持するための財源・人的資源を確保することである。デジタル化プロジェクトの論拠を補強する事業計画の作成,スポンサーシップやパートナーシップのためのガイドラインの策定等が内容として挙げられている。組織や人材に関しては,各機関において適切な人材をデジタル化の担当者とすることや,職員以外のボランティアや研究者等の協力を得ること等が挙げられている。
Ref:
http://www.si.edu/about/documents/2010_SI_Digitization_Plan.pdf [41]
2010年6月3日と4日の2日間にわたり,国立情報学研究所(NII)において「NIIオープンハウス2010」が開催された。特に2010年はNIIの10周年記念イベントを兼ねており,多様なテーマの講演,展示等が催された。ここでは筆者が参加した6月4日のプログラムについて報告する。
午前はCSI(Cyber Science Infrastructure:最先端学術基盤)イベント「次世代学術コンテンツ基盤ワークショップ」として実施された「共に創る,電子ジャーナルアーカイブ-大学図書館,出版社,そしてCLOCKSS-」に参加した。CLOCKSS(CA1645 [45]参照)とは,出版社と図書館が連携し,電子ジャーナルをはじめとするコンテンツのダークアーカイブ(出版社がコンテンツを提供している間はアーカイブの構築のみを行い,出版者が何らかの理由でコンテンツを提供できなくなった際に初めて,保存したコンテンツを公開するという方式のアーカイブ)を共同で構築する国際的な事業で,日本からはNIIが参加している。プログラムではまず,CLOCKSSのディレクターであるVictoria Reich氏より“CLOCKSS: Archiving in the Hands of the Community”と題する講演があり,CLOCKSSの活動や意義についての説明と,日本の出版社や図書館もCLOCKSSに参加してほしいとの呼びかけがあった。
次に東京大学附属図書館の尾城孝一氏より「我が国の大学図書館コンソーシアムの現状とCLOCKSSへの期待」と題する講演があり,日本の大学図書館コンソーシアムが抱える課題や,CLOCKSSに対する要望,非営利組織ITHAKAが運営しているダークアーカイブであるPortico(CA1597 [46],CA1645 [45]参照)とCLOCKSSの比較等について発表があった。意見交換では,契約終了後アクセス保障(Post-Cancellation Access)の是非に関する議論や,「CLOCKSSは大手出版社を中心に運営されているが,日本は小出版社が多く,CLOCKSSの仕組みをそのまま日本に導入するのは難しい」等の意見があった。
午後は同じく「次世代学術コンテンツ基盤ワークショップ」として催された「いつでもCiNii,どこでもCiNii-ウェブAPIコンテスト第2弾-」に参加した。まずNIIの大向一輝准教授より,CiNiiの近況について報告があった。大きな動きは「著者検索」の公開であり,その大きな特徴は,機械処理による地道な著者同定作業に「利用者からのフィードバック」というユーザ参加型機能を組み合わせた点であると紹介があった。利用者からのフィードバックは1日50件から100件ほどあり,これまでに4,000件程度のフィードバックが寄せられているとのことである。
プログラムの後半では,CiNiiウェブAPIコンテスト第2弾の概要説明や,ウェブAPIコンテスト第1弾応募者による講演の後,トークセッションが行われた。トークセッションは,ACADEMIC RESOURCE GUIDE株式会社の岡本真氏の司会により,大向准教授,Nota Inc.代表で図書館蔵書検索サイト「カーリル」を運営する洛西一周氏(E1035 [47]参照),ウェブAPIコンテスト第1弾で優秀賞を受賞した筑波大学の柿島大貴氏を交えて行われた。トークセッションでは,「システムやサービスをいかに組み合わせ,新しい切り口を提示するかが重要である」という話から,iPadやiPhoneとの連携,コンテンツでは
なく「人」を主軸に置いたサービスの可能性等について,意見交換が行われた。
NIIオープンハウス2010では,NIIが,研究者の専門知識を活かし,「NIIだからこそできる事業」を着実に行っていることがうかがえた。引き続きNIIの活動に注目したい。
(総務部企画課・白石 啓)
Ref:
http://www.nii.ac.jp/?page_id=317 [48]
http://www.clockss.org/clockss/Home [49]
http://www.portico.org/digital-preservation/ [50]
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/web_api_contest_2010.html [51]
http://togetter.com/li/27142 [52]
CA1597 [46]
CA1645 [45]
E941 [53]
E1035 [47]
リンク
[1] http://version1.europeana.eu/c/document_library/get_file?uuid=cb417911-1ee0-473b-8840-bd7c6e9c93ae&groupId=10602
[2] http://www.europeana.eu/portal/thought-lab.html
[3] http://current.ndl.go.jp/ca1534
[4] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/2
[5] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/50
[6] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/130
[7] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/473
[8] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/629
[9] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/230
[10] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/556
[11] http://www.libraryjournal.com/lj/home/885271-264/uc_libraries_nature_publishing_group.html.csp
[12] http://blogs.library.ucla.edu/biomedical/files/2010/06/Nature_Faculty_Letter_060410.pdf
[13] http://www.nature.com/press_releases/cdl.html
[14] http://osc.universityofcalifornia.edu/news/UC_Response_to_Nature_Publishing_Group.pdf
[15] http://www.cdlib.org/cdlinfo/2010/06/09/letter-to-uc-faculty-on-nature-publishing-group-subscription-increases/
[16] http://www.cdlib.org/cdlinfo/2010/06/10/nature-publishing-group-price-increases-controversy-continues/
[17] http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20100610/1276177987
[18] http://current.ndl.go.jp/ca1639
[19] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/61
[20] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/76
[21] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/128
[22] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/183
[23] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/31
[24] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/37
[25] http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-119.html
[26] http://www.loc.gov/today/pr/2009/09-230.html
[27] http://www.loc.gov/about/awardshonors/gershwin/
[28] http://news.yahoo.com/s/ap/20100602/ap_on_en_mu/us_white_house_mccartney
[29] http://www.guardian.co.uk/music/2010/jun/06/paul-mccartney-gershwin-prize-obama
[30] http://www.dispatch.co.za/entertainment/article.aspx?id=407040
[31] http://jp.wsj.com/Life-Style/node_67723
[32] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/34
[33] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/357
[34] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/142
[35] http://www.libraryjournal.com/lj/home/883793-264/2010_library_of_the_year.html.csp
[36] http://blog.gale.com/pressroom/corporate-news/columbus-metropolitan-library-named-library-of-the-year/
[37] http://www.columbuslibrary.org/ebranch/index.cfm?pageid=38&view=all
[38] http://www.examiner.com/x-49938-Columbus-Family-Examiner~y2010m6d8-The-Columbus-Metropolitan-Library-receives-a-national-award--The-2010-Library-of-the-Year-Award
[39] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/66
[40] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/35
[41] http://www.si.edu/about/documents/2010_SI_Digitization_Plan.pdf
[42] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/45
[43] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/363
[44] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/503
[45] http://current.ndl.go.jp/ca1645
[46] http://current.ndl.go.jp/ca1597
[47] http://current.ndl.go.jp/e1035
[48] http://www.nii.ac.jp/?page_id=317
[49] http://www.clockss.org/clockss/Home
[50] http://www.portico.org/digital-preservation/
[51] http://ci.nii.ac.jp/info/ja/web_api_contest_2010.html
[52] http://togetter.com/li/27142
[53] http://current.ndl.go.jp/e941
[54] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/131
[55] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/29
[56] https://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/175