東日本大震災によって大破・流失等したことを理由に、2012年2月7日付けで、国の登録有形文化財（建造物）6件の登録が抹消されたそうです。震災の影響で有形文化財の登録が抹消されるのは今回が初と報じられています。抹消されたのは、岩手県の酔仙酒造本社事務所、同・守衛所、同・購品及び用度品倉庫、宮城県の旧北上町役場、福島県の日本基督教団福島教会会堂、茨城県の茨城大学五浦美術文化研究所六角堂、の6件です。これらの文化財の情報は、文化庁の国指定文化財等データベースで見ることができます。
文化庁、東日本大震災での被災を理由に六角堂など6件を国の登録有形文化財から抹消（FNNニュース 2012/2/7付けニュース）
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00216816.html [1]
文部科学省告示第二十一号（官報 2012/2/7付け）
http://kanpou.npb.go.jp/20120207/20120207h05733/pdf/20120207h057330003.pdf [2]
登録の抹消について（文化庁）
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shoukai/touroku_yukei_masshou.html [3]
国指定文化財等データベース（文化庁）
http://www.bunka.go.jp/bsys/ [4]
カレントアウェアネス-R [5]
災害 [6]
日本 [7]
文化庁 [8]