次世代OPACプロジェクト“XC”の概要・最新動向のプレゼンテーション資料

アンドリュー・メロン財団等の助成を受け、米国ロチェスター大学が実施しているオープンソースの次世代OPAC開発プロジェクト“XC”(eXtensible Catalog)の概要・最新動向のプレゼンテーション資料(2008年秋版)が公開されています。デジタル資料/非デジタル資料双方のメタデータを扱うこと、一般的な次世代OPACとの違い、サービス指向型アーキテクチャ(SOA)を採用し機能はモジュール化されていること、その諸モジュール(よく採用されている統合図書館システムとの連携、メタデータの収集・配信、MARCやDublin CoreメタデータのFRBR化、典拠コントロール、CMS“Drupal”や“Blackboard”で提供されている他の図書館コンテンツとの統合など)といったものが紹介されています。

Project Briefing: Fall 2008 Task Force Meeting
http://www.cni.org/tfms/2008b.fall/Abstracts/PB-extensible-lindahl.html
(画面下のリンクから、Power Point形式のプレゼンテーション資料がダウンロードできます。)

About XC | The eXtensible Catalog
http://www.extensiblecatalog.org/

December 23rd, 2008付けhangingtogether.orgの記事
http://hangingtogether.org/?p=592

参考:
オープンソースの次世代OPAC開発プロジェクト”XC”、2009年7月までにソフトウェア公開予定と発表
http://current.ndl.go.jp/node/9111
ロチェスター大学の次世代目録プロジェクト“XC”第1フェーズの最終報告書
http://current.ndl.go.jp/node/6840
冊子体と電子リソースの横断的検索に対するニーズは?
http://current.ndl.go.jp/node/6646