米国国立印刷局、立法情報提供サイトの比較調査結果を発表

米国国立印刷局(GPO)では、GPOが運営する政府情報に関するウェブサイト“GPO Access”における立法情報の提供状況と、他の連邦政府機関や有料民間データベースが提供する同様の情報サービスとを比較した調査報告書を公開しています。比較対象は、政府系ウェブサイトでは米連邦上院、下院および米国議会図書館の“Thomas”、民間の商用サービスでは“Lexis”、“WestLaw”など、計8機関です。

調査結果によると、
・調査対象中、最も大量の立法情報を提供しているのは、GPOのウェブサイトである
・政府系の情報サイトでは、GPOを除いて、外部へのリンクを活用している
・上院、下院のウェブサイトでは、大半の立法情報に外部サイトへのリンクを貼り付け、情報を補っている
・GPOよりも、下院のウェブサイトやLCのThomas、商用サービスであるLexisなどの方が、より幅広い年代の情報を提供している
・民間の商用サービスでは、大半のコンテンツを自前で提供しているが、一部はGPOやLCのウェブサイトへのリンクで提供している。
・Lexis、上院、LCのThomasなどでは、GPOが提供していない追加的な立法情報を、大量に提供している。

Comparison of Legislative Resources on GPO Access and Selected Government and Non-Government Web Sites
http://fedbbs.access.gpo.gov/library/compare/compr5.pdf