住宅地開発にあたって、だれが図書館整備費用を負担するか?(英国)

英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)は、新たな住宅地開発にあたって、公共図書館や文書館をどのように整備・提供してゆくかについての調査をおこない、報告書を公表しています。
新たに必要となる図書館や文書館の設備や規模、建設に要する費用の見積を提示した上で、地方公共団体は「1990年開発法」に基づき、図書館整備のための費用として、少なくとも1人当たり90ポンド(約15,000円)、文書館整備費用として1人あたり22ポンド(約3,700円)を開発者から徴収すべきであると、提言しています。

Public Libraries, Archives and New Development: A Standard Charge Approach
http://www.mla.gov.uk/resources/assets//P/Public_Libraries__Archives_and_New_Development__A_standard_charge_approach_13345.pdf

Delivering planning contributions for public libraries and local authority archive services
http://www.mlasoutheast.org.uk/newsandevents/news/index.asp?id=4337,955,2,959