米国の連邦政府機関が共同で、資料デジタル化に関する2つのガイドライン案を作成

歴史的資料のデジタル化に向けたガイドラインの制定を目指して、米国議会図書館(LC)、米国国立農業図書館、米国国立公文書館(NARA)などの連邦政府機関が共同で結成している「連邦機関デジタル化ガイドラインイニシアチブ」が、デジタル画像に関する2種類のガイドライン草案を公表しています。2008年11月15日までの予定で、パブリックコメントを募集しています。

  • tiffフォーマットによる歴史的資料や文化遺産のデジタル画像に埋め込む、メタデータの最小セットに関するガイドライン“TIFF Image Metadata”
  • 国際的基準に基づき、デジタル画像の性能と品質を定義し有効にする、一貫性のあるフレームワーク“Digital Imaging Framework”

TIFF Image Metadata
http://www.digitizationguidelines.gov/stillimages/documents/tiff_metadata.html

Digital Imaging Framework
http://www.digitizationguidelines.gov/stillimages/documents/imaging.html

Federal Agencies Digitization Guidelines Initiative
http://www.digitizationguidelines.gov/

Federal Agencies Collaborate on Guidelines for Digitization
(米国議会図書館のニュース・リリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-177.html