Adobe、Canon、Sonyなど6社が参加するMWG、デジタル画像・写真のメタデータに関するガイドラインを発表

Adobe、Apple、Canon、Microsoft、Nokia、Sonyのデジタルメディア産業6社が2006年、(1) デジタル画像のメタデータの保存とシームレスな相互運用性、(2) すべてのアプリケーション、デバイス、サービスの相互運用性と利用可能性、の2つを目指し結成したコンソーシアム“Metadata Working Group(MWG)”から2008年9月24日、デジタル画像・写真のメタデータの取り扱いに関するガイドラインを公開しました。このガイドラインは、メタデータの保存・相互運用性のために、Exif、IPTC、XMPなど既存の標準をどのように扱うのが良いのかを、各デベロッパーに示すと共に、各標準の策定者に対し、保存、相互運用性、互換性について考慮に入れてもらうことを企図して作られたとされています。メタデータの作成者、変更者、利用者に関する定義、既存のメタデータ標準の分析、核となるメタデータの特定とその課題の考察といった内容になっています。

Guidelines for Handling Image Metadata
http://www.metadataworkinggroup.com/pdf/mwg_guidance.pdf

プレスリリース
http://www.metadataworkinggroup.com/press/pdf/photokina_pr_2008_09_24.pdf

Metadata Working Group (MWG)
http://www.metadataworkinggroup.com/

25 September 2008付けdpreview.comの記事
http://www.dpreview.com/news/0809/08092404metadata_group.asp