ティーンのコンピューターゲーム利用と市民意識に関する調査(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectはこのほど、12~17歳のティーンとその保護者に対し、PC、ゲーム機、携帯電話等で行うコンピューターゲームの利用と、市民意識について尋ねる調査(2007年11月~2008年2月に実施)の結果を発表しました。全米を対象としたこの種の大規模な質的調査は初めてだとのことです。

この調査では、ティーンの97%がコンピューターゲームを利用していること、多様なジャンルのゲームが利用されていること、ゲームの利用時間と市民意識の強さの間にはそれほど強い相関は見られなかったこと、どのような種類のゲームをどのような環境で利用しているかは強く市民意識に相関していること、などが結果として報告されています。ちなみに、多く遊ばれているゲームのトップ5も、(1) ギターヒーロー(リズムゲーム)、(2) ヘイロー3(一人称視点シューティングゲーム)、(3) マッデンNFL(スポーツゲーム)、(4) ソリティア(パズルゲーム)、(5) ダンスダンスレボリューション(リズムゲーム)と、多様なジャンルに分かれていました。

Pew Internet: Teens, Video Games and Civics
http://www.pewinternet.org/PPF/r/263/report_display.asp