RDA策定に関する今後のスケジュール

2008年8月8日に、国際図書館連盟(IFLA)ケベック大会のサテライト・ミーティングとして、ケベックでRDAに関する会議が開催されました。この会議で発表されたという、今後のRDAに関するスケジュールが、目録関係の複数のブログで紹介されています。
(サテライトミーティング自体の資料は公開されていません。)

これによると、

・2008年10月13日:ドラフト版全体をオンライン公開し、最終レビュー(コメントの受付)を開始
・2009年1月19日:コメントの〆切
・2009年3月初め:シカゴで開発運営委員会(JSC)会議を開催し、寄せられたコメントを検討・RDAに反映
・2009年第3四半期:正式公開
・2009年第4四半期~2010年初め:米国議会図書館(LC)、カナダ国立図書館・文書館等の国立図書館が導入前評価を実施

という予定のようです。このとおり進むとすると、当初予定の2009年の導入は困難となる見込みです。

Cataloging Futures: RDA: Resource Description and Access – more delays
http://www.catalogingfutures.com/catalogingfutures/2008/08/rda-timeline—more-delays.html

参考:
RDA全体のレビュー開始、さらに2か月遅れることに
http://current.ndl.go.jp/node/8190